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竹中平蔵、高橋洋一両氏の対談「アベノミクスとは何か?」が面白い。 両氏はご存じのようにアベノミクス推進派。竹中平蔵氏は新自由主義者だとして保守派に叩かれているが、論旨は明快で説得力がある。
高橋洋一嘉悦大学教授は元財務官僚で、財務省の埋蔵金の存在を暴露して退職した。 本書は今年1月17日に都内某所で行われた「スペシャルトーク」を文書化した電子書籍コンテンツで、アマゾンのKindle版で読むことが出来る。
小冊子程度のボリュームと内容だが、軽く読めるのが良い。 「アベノミクス入門の入門」といったところか。
日銀批判では・・・
高橋洋一
「いまの日本銀行と言うのは、何も目標がなくて、誰からも目標が与えられない。変なことをしても目標がないからわからないという状態のまま、これまで20年くらい来ちゃった気がしますね」 日銀が如何に過去20年間無能だったか、日銀の独立性を強調するマスメディアが如何に偏向報道しているかが分かる。
日銀は政府の子会社のようなものだが、日本の新聞は「目標の独立性」と「手段の独立性」を分けて書いている所はほとんどないし、先進国の中央銀行では「目標の独立性」はない(高橋) 政府の機関の中で、目標が無い機関なんて日銀だけ(竹中)
安倍首相は日銀に失業率の目標もあわせて持たせようとしている。
ハイパーインフレの危険性を主張する人達は既得権益を守りたい人達ではないか(高橋)
「日銀がいくらお金を刷っても銀行はジャブジャブで資金需要がないから物価は上がらない」という説と「ハイパーインフレになる」という両極からの反対論が出てくる時はやろうとしていることが正しい時だ(竹中)
なんだか朝日新聞が反対している時はやろうとしている事が正しい時だというのに似ている。
竹中氏は日本のメディアには奇妙な「日銀同情論」みたいなものがあると指摘。
日銀の新総裁は黒田東彦氏に決まったが、日銀総裁の2条件は「英語ができること」「博士号をもっていること」だと高橋氏は言う。
黒田氏ならうってつけである。 民主党は過去に与党自民党の提示した日銀総裁候補に反対して数ヶ月間の異例の空白時期を生んだが、今回は世論の批判を怖れて賛成に回ったのは笑える。 2013年の経済予測について高橋氏は明言を避けたが、竹中氏は安倍首相の3本の矢が決まれば株価は当面12000円、1ドル90円台だがもう少し上に行く可能性があると言う。
この対談が行われた時点より、安倍首相がTPP交渉参加を正式表明した現在はさらに状況は好転していると思う。 竹中氏がシェールガスで「数年の間に、アメリカはサウジアラビアを超える産油国になる可能性がある」と語ったのはホンマかいなと思いつつ印象的だった。 日本も、メタンハイドレートの商業化を早く進めて資源大国になりたいものである。 「アベノミクス 竹中平蔵 x 高橋洋一 徹底対談」
(中経出版社 2013年3月 238円)
【目次】
日本人の経済リテラシー
「アベノミクス」とは何か? アベノミクス、本当に大丈夫? ここがヘンだよ、日本銀行! 2013年、日本経済はこうなる! ************************************************************ アベノミクスに期待する方はクリックを!
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2013年03月17日
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産経ニュース(2013/03/16)
日本維新の橋下氏「僕らの存在あったからこそ」TPP交渉参加 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は16日、自身が代表を務める地域政党「大阪維新の会」の全体会合に出席し、安倍晋三首相が15日、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉参加を表明したことについて、「僕らの存在があったからこそTPPの交渉に参加できた」と述べた。
日本維新は以前からTPPの交渉参加を主張していたことを踏まえ、橋下氏は「いざとなったら維新と組めばいいじゃないかということで安倍首相は自分の考えを出していける」と述べた。 橋下クン、ちょいと調子に乗り過ぎではないのか。
恩着せがましい。 それが仮に事実だとしても、「言わぬが花」というではないか。 こういうところが橋下クンの鼻持ちならない所でもある。 そういう橋本クンに目を細めて猫可愛がりする石原慎太郎氏も珍妙である。
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