反日勢力を斬る(2)

反日の中韓とそれに呼応する国内の反日メディアを斬る 安倍首相ガンバレ!

憲法改正

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 憲法記念日の今日、産経新聞の産経抄と阿比留瑠比記者の「極言御免 特別版」が秀逸だ。

 産経抄は後で取り上げるとして、慰安婦問題で精力的に活動している阿比留瑠比記者が、いよいよ憲法改正の時節が到来すると予測している。
安倍首相の決意は不退転だと語る総理周辺から安倍首相の本気度が窺われる。
集団的自衛権の見直しに型が付けば、いよいよ憲法改正のための国民投票法の改正を行い、再来年の平成28年夏の衆参両院のダブル選挙で一気に勝負を付ける。

 今のところ安倍首相の計画は順調に進んでいる。
消費税増税の影響も思ったより少ないようだ。

しかし、反対勢力の妨害活動は盛んだ。
毎日新聞は憲法改正は世論調査で憲法9条改正反対が51%と14ポイント前回より増え、賛成(36%)を上回り、昨年4月の調査結果と逆転した世論誘導に血道を上げている。

本社世論調査:9条改正反対51%…前年比14ポイント増(毎日新聞 5月2日)

青山繁晴氏が明らかにしたように、4月はアメリカが安倍首相おろしを図った。
それを救ったのは「外交は素人」とされていたケネデイ駐日大使だったと青山氏はみずからの不明を詫びている。
リベラル派のケネディ家はオバマ氏を大統領にすべく育て上げて来たという。
これは知らなかった。
オバマ氏を当選させた論功行賞だとばかり思っていた。(それも無い訳ではないが)
ケネディ大使は帰国してオバマ大統領と面談し、アメリカ政府が安倍首相を右翼ナショナリストだと誤解しているが実際は違うと説得したらしい。

 中国は中国で、元自民党の媚中売国政治屋(古賀誠、野田毅ら)に因果を含めて安倍首相の政治生命を断つ策略を授けたが、今のところ頓挫している。

砂防会館、反安倍の牙城に 長老組「保守本流」という名のリベラル復権狙い
(産経ニュース)


媚中派の一人、石破茂幹事長は来年の総裁選の準備をしているらしいが、安倍長期政権を望む。
なぜなら中国は媚中石破に近い野田聖子を首相にして操り人形にしようと画策し、今では小淵優子を首相候補に狙いを定めているという(青山繁晴氏)

しかし、日本を救うのは今のところ安倍首相しか居ない。
女性宰相というなら稲田朋美氏しか居ない。

産経新聞(2014/5/3)
【阿比留瑠比の極言御免/特別版】
憲法改正の時節が到来する

 国連憲章が認めた自然権である集団的自衛権について、その行使を容認しようという至極当たり前の憲法解釈見直しの議論が、ようやく連休明けから本格化する。安倍晋三首相にとっては無役の一若手議員時代から、日米同盟関係をより対等かつ強固にするために取り組んできた宿願であると同時に、日本を取り巻く国際情勢が強く要請している喫緊の政策課題でもある。

 「ときどき『公明党が抵抗するから結局先送りになるんじゃないか』などという人がいるが、分かっていない。いったん病気で辞めた首相が罵声や嘲笑を浴びてまで、どうしてもう一度首相の座を目指したか。それはやりたいことがあったからだ。首相は不退転だ」

 時代とともに変遷

 首相周辺はこう語る。もちろん「経済力は国力」(首相)である以上、まず経済を重視するのは当然だが、安全保障の整備、教育改革、拉致問題などで首相が掲げた旗を降ろすことは考えられない。

 まして集団的自衛権見直しに関しては今回、オバマ米大統領が「歓迎と支持」を表明し、2国間の約束である共同声明にも明記された。公明党がこれ以上、意地になって流れにあらがおうと無駄な抵抗だろう

 そもそも、憲法9条2項にはこう書いてある。

 「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」

 これを素直に読んで、自衛隊の存在を合憲だと思えるだろうか。あるいは自衛隊は「軍」でも「戦力」でもないなどと、誰が確信を持って言えるだろうか。
公明党の山口那津男代表は、集団的自衛権行使の容認について「これまで政府の言ってきたことと整合性があるのか」と批判するが、現在の政府(内閣法制局)の憲法解釈は当初から必然的なゆがみを抱え込んでおり、時代とともに変遷してきたのである。

 現に吉田茂首相(当時)は昭和21年6月の国会答弁で「新憲法9条2項において一切の軍備と交戦権を認めない結果、自衛権の発動としての戦争も、また交戦権も放棄した」と国会で答弁しているではないか。

 戦後体制から脱却

 政府は、当初は個別的自衛権すら否定していたのであり、今さら整合性を言い募ってもちゃんちゃらおかしい。出発点でのデタラメを後で学者や関係者がいかにへ理屈で取り繕い、飾り立てても、端から見れば「裸の王様」にすぎない。

 ともあれ、当座は憲法解釈の見直しでしのぐにしても、集団的自衛権見直しに片が付けば、次はいよいよ「本丸」の憲法改正が待っている。折しも連休明けの8日、憲法改正手続きを確定させる国民投票法改正案が衆院憲法審査会で可決される見込みだ。

 連合国軍総司令部(GHQ)製の現行憲法という古い「戦後体制」からの脱却を果たし、未来志向で「日本を取り戻す」ための機は熟しつつある。

首相は就任前の平成24年10月、衆院選(24年12月)と参院選(25年7月)で段階的に改憲勢力を増やし、28年夏に憲法改正の是非を問う衆参ダブル選挙に臨むアイデアを周囲に語っていた。

 政治は一寸先は闇であり、情勢は刻一刻と変化していく。当初の見通しや思惑通りにいくとは限らないが、憲法改正は首相の最大の目標であるはずだ。周到に、そして大胆に取り組むべき改憲の時節が到来する。(政治部編集委員)

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近隣敵国を利する朝日・毎日・東京(中日)の論調
 
  結論を先に言うと、朝日・毎日・東京(中日)の3氏は憲法改正反対、集団的自衛権反対であり、産経・読売は憲法改正と集団的自衛権に賛成である。

  この対決姿勢は近年富に明らかになって来た。
朝日・毎日・東京(中日)の3紙はPonkoに言わせれば「売国新聞」でありNHKも含めて反日メディアスクラムである。
これに対決する産経と読売(おおむね)は健全なナショナリズムに裏打されたクオリティ・ペーパーである。

 そのどちらが正しかったかは後世の歴史家が証明してくれるだろうが、国民は来年中にはその結果が分かるだろう。

 
朝日新聞は安倍首相憎しとばかりに、嘘をつく。
昨年、安倍首相は憲法改正に手を付けようとしたが、国民の反対で諦めた。しかし今度は集団的自衛権で憲法を変えようとしていると。

 集団的自衛権は他国(アメリカ)の戦争に参加する事だと早とちり(のフリをする)。
どうしても戦争したいなら憲法を改正してからにせよ。どうせ出来ない癖に・・・という論調だが、相変わらず激変する東アジアの情勢には目もくれない(「分かる」と言っているだけ)
「日本守るために警戒中のアメリカ艦隊が攻撃されたら個別的自衛権や警察権(!)で対応できるという意見が政府内外に根強い」
という驚くべき嘘もつく。

現行憲法で手足を縛られている自衛隊ですら対応できないのに、国内の治安を目的とする警察が敵軍を攻撃できる筈はないではないか。

「政府内外に」などというまことしやかな嘘をつく。
論説の根拠となる情報源を具体的に挙げたらどうだ。

 「いまの政権のやり方は、首相が唱える『憲法を国民の手に取り戻す』どころか、『憲法を国民から取り上げる』ことにほかならない」


というが、その通り。
安倍政権の目的は日本をダメにする現行憲法を国民の手から取り上げて、新しい憲法を国民の手に取り戻すことである。

毎日新聞
も日本の平和は現行憲法と日米安保の日本の柱で支えられてきたと嘘をつく。
日本の平和を支えてきたのは日米安保でしかない。
反日近隣諸国は、憲法前文で「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」という日本をせせら笑ってに日本攻撃の機を狙っている。
攻撃できないのは日米安保のお蔭である。
(だからと言ってアメリカの傘の下に居ろとは言わないが)
「9条の理念を、安保のリアリズムが補う。一見矛盾する二つの微妙な均衡の上に、日本の国際信用と安全がある。軽々しく崩してはならぬ、『国のかたち』である」

には噴き出してたしまった。
日本の「国のかたち」は球乗り曲芸で微妙なバランスを保っているピエロか。
 
「矛盾する均衡」とみずから認めてしまっているではないか。

 集団的自衛権は解釈改憲ではなくて憲法を変えてからにしろというのは、中国・北朝鮮を利する時間稼ぎでしかない。
 東京(中日)新聞毎日新聞がプチ朝日と揶揄されているなか、さらに金魚の糞であり、邪魔なだけである。

 「怪人二十面相」やドイツの哲学者カントを引き合いに出して、ユーモラスな筆致にみずからご満悦のようだが、江戸川乱歩もカント様もあの世で苦笑していることだろう。

安倍首相は変装が得意な怪人二十面相だと言いながら、最後は・・・

「憲法解釈をおろそかにし、戦争に道を開けば、天下の大泥棒から悪者扱いされます」

と結語してその矛盾に気付かないところなどはまさにお子様並み。

適菜収氏のいう情報弱者のC層には受けるかもしれないが、説得力ゼロである。

 「専守防衛で国民守る」とあるが、「先制攻撃で国民を守る」の見間違いかと思った。
日本に弾頭を向けた中国や北朝鮮、そして近い未来の韓国のミサイルが何千発も日本を見舞ったら、日本の数台のパトリオットでは防御できない。先制攻撃で国民を守るしかないのである。
そして、一番良いは近隣敵国が日本にミサイル攻撃させないような国家体制を作ることである。

 3紙に共通しているのは憲法9条死守であり、その論説に従えば、日本国は憲法9条を後生大事に抱きしめながら滅亡して行くことになるのである。(つづく)
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朝日新聞(2014/5/3)
安倍政権と憲法―平和主義の要を壊すな

 国会の多数決だけで、憲法を改めることはできない。

 憲法を改正するには、衆参両院の3分の2以上の賛成で発議し、国民投票で過半数の承認を得なければならない。憲法96条が定める手続きだ。

 安倍首相は昨春、この手続きを緩めようとして断念した。

 時の政権の意向だけで憲法が変えられては、権力にしばりをかける立憲主義が侵される。こう気づいた多くの国民が、反対の声を上げたからだ。

 安倍首相は、今年は違うやり方で、再び憲法に手をつけようとしている。

 条文はいじらない。かわりに9条の解釈を変更する閣議決定によって、「行使できない」としてきた集団的自衛権を使えるようにするという。これだと国会の議決さえ必要ない。

 その結果どうなるか。日本国憲法の平和主義は形としては残っても、その魂が奪われることになるのは明らかだ。

■本質は他国の防衛

 政権内ではこんな議論がされている。集団的自衛権の行使は日本周辺で「わが国の存立を全うする」ための必要最小限に限る。それは59年の砂川事件の最高裁判決も認めている――。いわゆる「限定容認論」だ。

 しばしば例示されるのは、日本近海での米艦防護だ。首相らは日本を守るため警戒中の米艦が襲われた時、自衛隊が救えなくていいのかと問う。それでは日米同盟は終わる、とも。

 しかし、これは日本の個別的自衛権や警察権で対応できるとの見解が政府内外に根強い。

 ことさら集団的自衛権という憲法の問題にしなくても、解決できるということだ。日本の個別的自衛権を認めたに過ぎない砂川判決を、ねじ曲げて援用する必要もない。

 仮に集団的自衛権の行使を認めれば、どんなに必要最小限だといっても、これまでの政策から百八十度の転換となる。

 集団的自衛権の本質は、他国の防衛という点にある。アリの一穴は必ず広がる。「日本が攻撃された時だけ武力を行使する」という以上に明確な歯止めを設けることは困難だ。

 自民党の憲法改正草案は、自衛隊を集団的自衛権も行使できる「国防軍」にするという。安倍政権がやろうとしていることは、憲法を変えずにこれを実現しようというに等しい。

 政府が方針を決め、与党協議だけで実質的な改憲をしてしまおうという乱暴さ。なぜ、こんなことがまかり通ろうとしているのか。

■行政府への抑止なく

 真っ先に目につくのは国会の無力だ。論争によって問題点を明らかにし、世論を喚起する。この役割が果たせていない。

 対立する政党の質問にまともに答えようとしない首相。それを許してしまう野党の弱さは、目を覆うばかりだ。

 自民党内にあった慎重論も、内閣改造や党人事がちらついたのか、またたく間にしぼんだ。

 立法府から行政府への監視や抑止がまるで利かない現状。そのうえ、憲法の歯止めがなくなればどうなるか。米国の軍事政策に追従し続けてきた日本だ。米国の要請に押され自衛隊の活動が「必要最小限」を超えるのは想像に難くない。

 03年のイラク戦争で、小泉首相はブッシュ大統領の開戦の決断を支持し、自衛隊を復興支援に派遣した。小泉氏の理屈は「米国支持が国益にかなう」の一点張り。情勢を客観的に判断する姿勢は見えなかった。

 安倍首相は国家安全保障会議を発足させた。だが、議事録は公開されず、特定秘密保護法によって自衛隊を動かす政策決定過程は闇に閉ざされそうだ。

 こんな体制のもと、第二のイラク戦争への参加を求められたら、政府は正しい判断を下せるのか。国会や国民がそれを止めることができるのか。

■憲法を取り上げるな

 「自衛隊員に出動命令を出すからには、一人でも多くの国民の理解を得たい」。政権の中からはこんな声が聞こえる。

 集団的自衛権の行使をどうしても認めたいというのならば、とるべき道はひとつしかない。そのための憲法改正案を示し、衆参両院の3分の2の賛成と国民投票での過半数の承認を得ることだ。

 北朝鮮の核開発や中国の軍備増強などで、東アジアの安全保障環境は厳しくなっている。いまの議論が、日本の安全を確実にしたいという思いからきていることはわかる。

 ならば一足飛びに憲法にふれるのでなく、個々の案件に必要な法整備は何かという点から議論を重ねるべきではないか。

 仮に政策的、軍事的合理性があったとしても、解釈変更で憲法をねじ曲げていいという理由にはならない。

 いまの政権のやり方は、首相が唱える「憲法を国民の手に取り戻す」どころか、「憲法を国民から取り上げる」ことにほかならない。


毎日新聞(同上)
社説:集団的自衛権 改憲せず行使はできぬ

 日本の平和と安全は、二つの柱で支えられてきた。平和国家の原則を示す日本国憲法と、軍事抑止の装置である日米安保条約だ。

 憲法9条によって、日本は戦争を忌避し、軍事に抑制的に向き合う平和主義の国、というイメージを国際社会に浸透させてきた。

 一方、日米安保条約は、巨大な基地と補給拠点を米国に提供することと引き換えに、外国からの侵略を防ぐ役割を果たしてきた。

 9条の理念を、安保のリアリズムが補う。一見矛盾する二つの微妙な均衡の上に、日本の国際信用と安全がある。軽々しく崩してはならぬ、「国のかたち」である。

 ◇限定容認の先は何か

 安倍政権は、その憲法9条が禁じている集団的自衛権の行使を、政府の解釈を変えることで可能にする、という。条件をつけた「限定容認」であれば、憲法9条の枠は超えないだろう、という理屈だ。

 集団的自衛権とは本来、他国の要請で他国を守るため、自衛隊が出ていくことである。限定容認の先に何があるのか、私たちは深く、慎重に考えてみるべきだろう。

 自民党は憲法改正草案をまとめている。集団的自衛権の行使で、湾岸戦争の時のような多国籍軍への参加や、他国領土での戦闘参加が可能になるという内容だ。限定容認に踏み出せば、次はよその国と同じ軍隊になることが見えてくる。

 行使する対象国には、米国のほかオーストラリアやフィリピンなどが挙がっている。これは、北大西洋条約機構(NATO)の事実上の西太平洋版にあたる、新たな集団安全機構の構築を意味しよう。

 中国を包囲する形での、NATO的システムとなれば、日本とアジアの将来に大きな影響を与える。集団的自衛権の限定行使が、こうした軍事ビジョンを実現するための一歩であるなら、それが果たして地域の秩序を安定させる道筋なのかどうか、徹底的な議論が必要だ。

 集団的自衛権は、抑止力を強化するとする考え方がある。

 しかし、歴史を振り返れば、それを名分にした参戦と戦火の拡大が多いことに目を向けたい。

 100年前の第一次世界大戦で、日本は日英同盟を根拠に中国のドイツ領を攻め、21カ条要求で中国侵略の端緒を作った。米国が介入し泥沼化したベトナム戦争で、米国の派兵要請に応じた韓国の戦死者は、5000人近くにものぼる。

 米同時多発テロ後、NATOが集団的自衛権を行使し、米国とともに戦ったアフガニスタン戦争では、英国の450人をはじめ、加盟各国が多くの犠牲者を出した。

 9条が禁止してきた、さまざまな形での自衛隊の投入が、集団的自衛権を行使すればできるようになる。それは、日本を支える二つの柱から憲法を外し、安全を日米安保のみに依存することに等しい。

東京(中日)新聞(同上)
憲法を考える 9条と怪人二十面相

 国が曲がり角にあります。カーブの先は…。他国のために戦争をする国でしょう。憲法九条が破壊されるのに、国民が無関心であってはなりません。

 <そのころ、東京中の町という町、家という家では、ふたり以上の人が顔をあわせさえすれば、まるでお天気のあいさつでもするように、怪人「二十面相」のうわさをしていました>

 不気味な書き出しです。江戸川乱歩の探偵小説が出版された一九三六年には、陸軍の青年将校らが反乱を起こした二・二六事件がありました。翌年には泥沼の日中戦争が始まる時代でした。

◆「解釈改憲」は変装だ

 新聞紙面をにぎわす怪人二十面相はとびきり変装が得意です。安倍晋三政権が宣言している「解釈改憲」もメディアを連日にぎわし、驚くべき変装術を見せてくれます。憲法九条は専門家が研究しても、集団的自衛権行使など認めているとは、とても考えられません。それを政権が強引に解釈を変えようとする変装です。

 解釈改憲も集団的自衛権も難しい言葉です。でも、「お国」を守ることが個別的自衛権なら、他国を防衛するのが集団的自衛権でしょう。憲法は九条一項で戦争放棄を宣言し、二項で戦力の不保持と交戦権の否認をしています。一項は一九二八年のパリ不戦条約が基とされ、先進国では常識です。

 平和憲法の核心は、九条二項にあるのです。日本は近代戦を遂行する戦力を持ってもいけません。ドイツの哲学者カント(一七二四〜一八〇四年)も「永遠平和のために」の中で、「常備軍は、時とともに全廃されなければならない」と訴えました。

 <なぜなら、常備軍はいつでも武装して出撃する準備を整えていることによって、ほかの諸国をたえず戦争の脅威にさらしているからである>

◆専守防衛で国民守る

 軍隊を持たねばいいというカントの考えは明瞭です。とくに日本国憲法はヒロシマとナガサキの悲劇を経てつくられました。大国同士が核ミサイルを撃ち合ったら、滅亡しかありません。ヒロシマの約四十日前にできた国連憲章と比べても、戦力を持たせない同条二項は先進的です。

 でも、国民を守るため、自衛の実力は必要だと過去の政権は考え、自衛隊がその役割を担いました。諸外国のように他国防衛もできる戦力ではなく、「専守防衛」の実力のみです。憲法の読み方のぎりぎりのラインなのです。

 中国や北朝鮮の脅威がさかんに唱えられていますが、もちろん個別的自衛権が使えます。でも他国防衛など、憲法から読み取るのは不可能です。無理筋なのです。

 集団的自衛権行使を封じることこそ、九条の命脈と言っても過言でありません。でも、政権はこの無理筋を閣議決定するつもりです。事例を限定する「限定容認論」という変装術も使います。

 五十五年も昔の最高裁判決を持ち出すのも変装です。個別的自衛権のことを言っている判例なのに、「集団的自衛権を認めている」と“誤読”するのです。

 政策は憲法の枠内でしか行えませんが、それを逆転させる変装術です。閣議決定されれば、九条二項は存在しないことと同じです。多くの有力な憲法学者に見解を聞く手続きが不可欠です。恐らくみんな「憲法は集団的自衛権を認めていない」と言うでしょう。

 米国は日本が手下になってくれるので、「歓迎」します。でも、自衛隊が海外へ出れば、死者も出るでしょう。わざわざ平和憲法がそんな事態が起きないように枠をはめているのに、一政権がそれを取り払ってしまうというのです。ここは踏みとどまるべきです。

 急“転回”を人ごとと思う空気こそ危機であるともいえます。危険を覚えるのが、限られた人々だけでは困ります。お天気のあいさつでもするように、みんなが「解釈改憲」を語るべきです。

 それどころか、護憲集会に自治体の後援拒否の動きが広がっています。大学でもそうです。学生が「憲法改正反対」を唱え、教室で集会を開こうとしたら…。明治大学は「思想色が強い」と判断し、集会は「認められない」。慶応大学も「学生有志による教室利用や集会は、理由にかかわらず認めない」と回答しています。

 若者の血が流れても「反戦集会」さえできないのでしょうか。

◆戦争を考える悪者は

 乱歩は別の作品で、怪人二十面相に戦争批判を語らせています。

 <まだ戦争をやろうとしているじゃないか(中略)そんなことを、考えているやつは、おれたちの万倍も、悪ものじゃないか>

 憲法解釈をおろそかにし、戦争に道を開けば、天下の大泥棒から悪者扱いされます。

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 今日、小泉内閣の「郵政改革」以来9年ぶりに自民党の総務懇談会が開かれた。
野田聖子総務会長がお仲間の石破茂幹事長を隣に置いて大きな顔をして仕切っているのが気に入らない。
奇しくも、9年前、野田聖子は郵政改革に反対して党を追われた。
会議が終わってから野田は「郵政民営化の轍を二度と踏んではならないという話が出た」と得々として語っていた。
20人の自民党議員が発言したが、賛成反対の数は分からない。

【賛成派】
衛藤前衆院副議長

【条件付き賛成派】
小坂元文科相
船田憲法改正推進部長

【反対派】
村上元行革相
脇参院幹事長


しかし、憲法を改正してからだという筋論はいかにも正しそうだが、現在の緊迫した国際情勢を考えれば間に合わない。

テレビメディアはどう報じたかまとめてみた。

TBS「Nスタ」(2014/3/17)

今月下旬には石破幹事長を中心にした総裁直轄の新組織が出来るが、一方では脇参議院幹事長(慎重派)が独自の勉強会を開く予定で自民党内は一枚岩ではないと解説員。

石破氏はみずから作った「国家安全保障基本法案」を成立させて行使容認を可能にしたいが、安倍首相は消極的で「総理と幹事長の間でさえ考え方が異なっている」

「安倍首相は総務懇談会を開くことに不快感を示していた」

レポーター
「与党幹部からは安倍首相の目指している今国会での閣議決定は難しいという声が出始めていて、『政高党低』と言われてきた関係性に一石を投じることが出来るか注目されています」


と反対派に期待しているかのような報道である。

TBS「NEW23」(同上)
"集団的自衛権"で異論

「安倍政権の議論の進め方に対して慎重な意見が相次ぎました」

「時間を掛けて議論すべきだという意見が相次いだほか、村上誠一郎議員が憲法解釈見直しでの行使容認に反対した」

野田聖子総務会長
「急がなければいけないが丁寧に議論しようと言う意見が多い」


矛盾している。

岸井成格(毎日新聞特別編集委員)
「ようやく慎重論、中には反対論もあるが、表に出てきたなという感じがする。総務会は党の意思決定の最高機関で原則全会一致だからなかなか議論しても難しい。安倍総理として直轄の新組織で議論を早く進めたいという気持ちが非常に強い。私はここに来て鍵は参議院の新しい組織ではないかなと思う。脇参院幹事長を中心に慎重派が急増している。
そこに慎重派の公明党が連携を深め始めている。解釈改憲には反対だと言う意見が出始めている。6月末の今回の国会での結論はなかなか難しい


反対派の岸井は嬉しそう。
総務会は総務懇談会の間違いで意思決定機関ではない。
徹底的に議論すべきだというが、反対のための議論ならば時間の無駄だ。
懇談会でガス抜きをして着々と閣議決定に持ち込むべきである。

NHK「ニュースウォッチ9」(同上)
集団的自衛権めぐり
自民が総務懇談会


総務会と総務懇談会の違いを解説していた。

総務会・・・党の決定機関であり、国会に提出する法案などを了承
総務懇談会・・・意思決定は行わず、一つのテーマを時間を掛けて議論

大越健介
「歴代の自民党政権にあっては、うるさ型が揃うこの総務会(総務懇談会の間違い)、野党とはまた別の意味での政権に対する強力なチェック機関でもありました。集団的自衛権の行使容認はすでに党の公約として示したものではありますが、数を頼んで手続きをおろそかにすれば、国民の理解を得られずに禍根を残しかねない。それは強弱はあっても出席した党総務の面々に共通する受け止めだったようです」


左翼が言う様に、NHKが安倍政権の傀儡であるなら、このようなネガティブな解説はしないだろう。
「数を頼んで」「国民の理解を得られず」がネガティブな表現である。

党の公約を選挙民に示して、それが受け入れられて自民党政権が出来たのなら「数を頼んで」という表現はおかしい。
籾井NHK会長に徹底的に改革してもらわねばならない。

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今日もTBS「サンモニ」の偏向報道が止まらない
安倍首相の「戦後レジームからの脱却」を批判し、小松法制局長官を批判し、仕事をしないで治療に専念せよとまで発言した。これは反日リベラル派がお得意の人権侵害発言ではないのか。

TBS「サンデーモーニング」(2014/3/16)
"集団的自衛権"めぐる攻防
"武器輸出三原則"見直しへ


イメージ 1

関口宏(司会)
「日本国憲法を大切にしたいと言う方も沢山いらっしゃる。だけど戦後レジームからの脱却ってのはなんだろうなあ。砂山を少しずつ少しずつ崩してるようなそういうニュアンスを私は受けるんでございますが、みなさんいかがでしょうか?」
イメージ 2

関口の言う砂山とは、国民主権、9条平和主義、基本的人権の3つの砂山を差しているようだが、安倍政権が目指しているのは「9条平和主義」の見直しである。

以下コメンテーター達の発言の要旨は・・・


イメージ 3


寺島実郎
「集団的自衛権を解釈改憲してまで流れを作ろうという方向に行っている。万一ウクライナ情勢をめぐって米国とロシアが軍事的な衝突が起こったら集団的自衛権の意味が変わってくる。アメリカの戦争に限りなく巻き込まれていくことになる。ロシアは三沢の米軍基地に当然だとばかりに攻撃してくる。NATOは典型的な集団的自衛権だが、それでもそれぞれの国が配慮し、考えている。日本人も考えなくちゃいかん。双肌脱いではいけない」

米露戦争とは大袈裟な。

イメージ 4

浅井慎平(写真家)
「全て重い問題だ。議論を尽くさなければならない時に軽々しくすぐに変えていこうとするのは非常に心配だ。議論を重ねないで結論先にありきと感じられる。もう少し慎重に国全体で考える必要がある」

ほとんどコメンテーターとしての体をなしていない。

関口宏
「議論を重ねるということは賛成派と反対派が向かい合うことだが。なんかどうも今回、反対派の姿がなかなか見えてこない

反対派の姿が見えてこないのではなくて、反対の声は大きいのに反対する理由に説得力が無いだけである。
第一、この番組のタイトルは「攻防」となっているではないか(笑)


イメージ 5

幸田真音(作家)
なぜこんなに急ぐのかが分からない。国防とか軍事とか軍隊とか軍人とかは政府の者でもなければ政治家のものでもなくて、国民みんなのものだと思う。なんかあった時に行くのは国民だ。仮に戦場になった時に。我々個人全部の問題なので、国民の不安を取り除くのが政治家の義務だ。我々の知らない間になし崩しに、分からない内に、議論も見えない内にどんどん行っている。非常に怖い。国民の不安を取り除くのが政治家の仕事だ

「知らない間に」というがこうやって公共の電波を通じて反対の声を上げているではないか。
戦争したくないのは誰でも同じことであり、戦争を避けるために軍事バランスの均衡が大切なのに、少しも分かっていないか、あるいは知っていながら中国が侵略しやすい状況づくりをしている確信犯であると言えよう。

イメージ 6

大崎麻子(関西学院大学客員教授)
小松長官の言動に焦りみたいなものを感じるから、こちらも不安になる。今の国際安全保障の問題を考えると、集団的自衛権と武器輸出の問題は本当に重要なので、思考停止に陥らずに国際協調主義の枠組みを踏まえて、本質的なところで、どういう現状で、どういうオプションがあるのか議論を尽くして行かなければいけない」

集団的自衛権については第一次安倍政権で様々なオプションを考えたことも知らないのか。
焦りだの不安だのという自分自身が思考停止しているのではないか(笑)

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岸井成格(毎日新聞特別編集委員)
「日本版NSCも武器輸出三原則も集団的自衛権も特定秘密保護法も一体のものだ。『戦後レジームからの脱却』は戦後の平和憲法を中心とした国の在り方を変えようということだ。今の時代に合わなくなったという発想が基本にある。だけどそうだからといって、議論が尽くされていない中で、憲法改正ではなく解釈を変える、閣議決定で変えるというやり方は間違っている。憲法改正をやるべきだ。小松長官の発言は問題あり過ぎだ。長官とし適格かどうか、辞任論も出ていて自民党内からもいろいろ批判の声が出ている。辞任すべきだ。敢えて言えば抜擢人事だ。集団的自衛権を容認するための、その布石のための人事だ。だから小松長官にはものすごく強い使命感がある。
そこで病気になって入院して国会を病欠したもんだから、それに対する焦りも出ている。与党内で非常に強く言われてるのは、そういう病気であったのなら治療中であるなら、治療に専念して欲しい。その方が先だという声があるが、私も尤もだと思う。このままずるずると長官の地位にとどまるというのは問題があり過ぎる


憲法を改正せよというのは、この国難時に政府の対応を遅らせて日本を崩壊させようという魂胆である。

個人が治療に専念するか仕事に徹するかは一重に本人自身の問題であり、他人がとやかく言うべき筋合いではない。
この点で岸井成格は評論家として人間として「失格」である。
今後は岸井失格と呼ぶことにしよう。

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憲法改正から核武装へ

  昨今のアメリカの動静を見ると、「日本を取り戻す」「戦後レジームからの脱却」を唱える安倍首相に対してアメリカは右傾化、歴史修正主義と中韓の批判に足並みを揃えるかのように批判的である。

 アメリカは東アジアにおいて日本に核兵器を作らせない、持たせない、使わせないのが方針である。
アメリカの核の傘を利用すれば良いではないかという姿勢だが、その核の傘は果たして信じて良いものかどうか甚だ怪しくなってきた。

アメリカは中国に多額の国債を握られている弱みもあり、米中蜜月時代が到来すれば日本などひとたまりもない。
太平洋をアメリカと2分割しようではないかとい中国軍人がアメリカ持ちかけた事も悪い冗談では済まされない。
果たしてアメリカは日本との同盟関係をいつまで守ろうとするのか。

  いたずらにアメリカを刺激する必要はないが、日本は最低限守るべき日本人としての矜持も含めた国益を守らなければならない。
靖国神社や慰安婦問題はその一例である。

 その戦略やタクティクスは色々あろうが、国益を守るという一点については与野党、国民を含めて一丸でなければならない。

そのためには、日本政府は反日勢力を牽制しつつ、「出る杭は打たれる」ということのないように、少しずつひそかに核武装への機運を高めていく必要がある。

 アメリカの「強固な同盟関係にあるから日本に核戦力は不要」というリップサービスを信じてはならないと強く思う。

そのためにはまず憲法改正からという共通認識を日本人は持たなければならない。

産経ニュース(2014/3/11)
「米軍の後退は日本の核開発リスクを高める」 国防予算削減で米高官

 米国防総省のウォーマス副次官は10日、国防予算削減の影響で米軍が東アジアから後退するとの印象が広がれば、日本の核開発リスクが高まるとの認識を表明した。米ワシントンでの講演で、司会者らの質問に答えた。
核拡散を招かないためにも、米国の抑止力維持が欠かせないとの考えを示し、十分な国防予算を確保する重要性をアピールした形。
ウォーマス氏は、国防総省が4日に公表した「4年ごとの国防戦略見直し(QDR)」の作成過程で「最低限の国防予算しかない場合、日本のように十分な科学的能力を持つ国々が核開発する恐れが高まるとの暗黙の理解があった」と指摘した。
同時に「日本との同盟関係は極めて強固だ。強い同盟がある限り、日本にそうした核戦力は不要だ」と述べ、「核の傘」の意義を強調した。(共同)
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