反日勢力を斬る(2)

反日の中韓とそれに呼応する国内の反日メディアを斬る 安倍首相ガンバレ!

2016東京都知事選

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ネトウヨだけで60万票は取れないと
 
 朝日新聞は田母神氏が都知事選で60万票も取ったことに驚きの色を隠せない。
選挙対策本部長を務めた「チャネル桜」の水島総元社長はネット保守がコアになったと解説し、過去記事でご紹介した古谷経衡氏も「新たな政治集団として顕在化した」と評価した。

 しかし、一方ではマスメディアが舛添・細川・宇都宮・田母神と4候補にハイライトを当てたためであり、「ネトウヨを中心に60万票取れるとは思えない」と「ネトウヨ」という侮蔑語を使って過小評価する者(中川淳一郎、秋山惣一郎、岡田昇)も居る。
反日メディアの田母神差別は目に余るものがあったというのに。

秋山惣一郎とは・・・
「朝日新聞の編集委員。オピニオン担当「日本が右傾化しているという前提で、様々な人にインタビューした記事の掲載を続けている」(ウィキぺデイア)


朝日新聞(2014/2/11)
田母神氏、60万票の意味 「ネット保守」の支持

 9日投開票の東京都知事選で、田母神俊雄氏(65)が60万票余りを獲得した。支援者らは、従来の保守層よりも過激な傾向があり、愛国的なネットユーザーたちである「ネット保守」が予想を超える善戦を生んだと沸き立つ。これまで実態が見えなかった新たな保守層が、田母神氏の「基礎票」になって現れた、との見方もある。
9日午後8時半過ぎ、東京・市谷の選挙事務所に姿を見せた田母神氏には、悔しさがにじんでいた。

 報道各社が舛添要一氏(65)の当選確実を伝えた直後に記者会見に臨んだ田母神氏は、はじめこそ「組織票がない中で一定の成果はあった。満足すべきかなと思う」と選挙戦を総括した。しかし、敗戦のショックからか、その言葉には次第に悔しさが募っていった。「やっぱり組織票は強いんだなあと実感した」。会見を10分余りで終えると、事務所を去った。

 だが、午後9時を過ぎて開票が始まると、事務所の雰囲気は一変した。当初は「30万票は堅い」(陣営幹部)と見ていた得票を大きく上回る伸びを見せたからだ。支持者らは沸き立ち、陣営幹部は「負けた気がしない。戦後日本の欺瞞(ぎまん)、偽善にうんざりしている人たちがこれだけいる。新しい政治勢力の誕生だ」と興奮を隠さなかった。

 選挙に初めて立候補した田母神氏の陣営はすべてが手探りだった。日本維新の会の石原慎太郎共同代表が応援にかけつけたものの、特定の政党や業界団体の支援は受けず、頼りはタカ派としての知名度とネットでの人気。告示前のラジオ番組のネット投票では、4万近い投票のうち約8割を獲得した。

 ただ、陣営はネット人気に頼っては当選は望めないと判断。景気対策、防災・福祉政策など、幅広く訴えた。街頭演説では、これらの内容に3分の2程度の時間を割いた。支援者に日の丸を振るのをやめさせ、丸の内のオフィス街では「私は本当にいい人なんです」と笑顔で練り歩いた。

(支援者のひとり、三橋貴明氏は選挙中ブログで、「街頭演説で『いいぞ!』とか『頑張れ!』の声援は控えるように」と要請していた。
まわりのノンポリの聴衆が引いてしまうからだとか。
田母神氏が「泡沫候補ですとか」「本当はいい人なんです」とか笑いを取ろうとしたのは(田母神のキャラクターとは別に)そういう狙いもあったかもしれない)


 それでも演説が盛り上がったのは、強気の保守色を前面に出したときだった。選挙戦最終日の8日、JR秋葉原駅前の演説には大雪の中でも約200人が集まった。田母神氏が「侵略戦争、南京事件、従軍慰安婦、全部ウソだ」と訴えると、大きな拍手が湧いた。さらに、田母神氏は「外国人参政権には反対だ」「靖国神社に参拝して誇りある歴史を取り戻す」と主張。別の日の演説では、スピーカーの調子が悪くなると「中国の妨害電波が入りました」と冗談を飛ばし、笑いを誘った。

 ■強さ共感、新勢力の兆し

 田母神氏の演説の聴衆は、中高年の男性が中心だが、若い有権者の姿もあった。男性会社員(26)は「歴史の真実はわからないが、田母神氏のように考えれば誇りが持てる」と語り、女性会社員(25)は「平和を守る気持ちを維持するため、靖国神社を参拝すべきだ」。田母神氏に一票を投じた男子大学生(21)は「ぶれやすい政治家が多い中、強さを感じた」と語った。

 陣営は共産、社民両党が推薦する宇都宮健児氏(67)に肩を並べる得票を目指した。宇都宮氏には大差をつけられたものの約12%の得票率で60万票余りを得た。

 今回の結果は、保守勢力の歴史に新たな一歩をしるしたのか。選挙対策本部長を務めた保守系CS放送元社長の水島総氏は「『ネトウヨ』(保守、愛国的なネットユーザー、ネット右翼)という言葉は嫌いだが、彼らが支援のコアになった」と分析。立候補賛同人で「ネット右翼の逆襲」などの著書がある評論家の古谷経衡(つねひら)氏も「これまでネット空間で匿名の存在だった『ネット保守』『ネトウヨ』の実態は判然としなかった。しかし、今回の選挙は投票率が低く、実勢に近いネット保守の基礎票が明らかになったのではないか。新たな政治クラスター(集団)として顕在化したと言える」と語る。

 昨年夏の参院選の比例票では、共産党が約515万票、社民党は約126万票を獲得した。自民党の業界団体出身候補の得票数は郵政約43万、農協約34万。これらに匹敵する新たな政治勢力が、田母神氏の選挙結果に表れた可能性もある。

 ただ、今回の数字がそのまま「ネット保守」の基礎票と断定するには早いと、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏は語る。「田母神氏がメディアから主要4候補として扱われたのも大きい」として、過激な傾向のネット保守だけでなくより幅広い保守層を取り込んだ結果だと指摘。「ネトウヨを中心に60万票取れるとは思えない」(秋山惣一郎、岡田昇

 ■20代の24%が投票 都知事選、本社出口調査

 朝日新聞社の出口調査によると、田母神氏は20代と30代の若年層に浸透していた。また、原発を「ゼロにはしない」という人や、政策で「環境・防災」を重視する人の支持も集めた。支援した石原慎太郎氏が共同代表を務める日本維新の会の支持層を集め、自民党支持層の一部も獲得した。
 年齢別では、20代では、田母神氏に投票したのは24%に上り、舛添氏の36%に次いで2位だった。30代でも田母神氏は17%で、細川護熙氏の15%を上回った。男女別では、田母神氏に投票した割合は、男性が女性の1・7倍に上った。
 原発については「ゼロにはしない」という人のうち、29%が田母神氏に投票し、舛添氏の53%に次いだ。投票の際に最も重視する政策として「環境・防災」を選んだ人は、35%が田母神氏に投票した。舛添氏の42%に迫った。
 支持政党別にみると、維新支持層のうち25%が田母神氏に投票。舛添氏の36%に次いだ。自民支持層も16%が田母神氏に投票した。
 都知事選の投票率は46・14%で、過去3番目の低さだった。(鶴岡正寛)


朝日はお仲間の海外メディアの論調を紹介。

「若年層の右翼化現象が際立った」(東亜日報)

若い人達が真実に目覚めたということである。

「ウルトラナショナリスト候補が強い支持を得た」(米ウォールストリートジャーナル)

ニュートラルの田母神氏をウルトラ・ナショナリスト(極右)と決めつけるあたり、逆に自分の立ち位置がウルトラ・レフトである事の証左である。

反日的な中韓や、アメリカの論評ばかりで親日派のアジア諸国の論評を知りたいものである。

朝日新聞(同上)
海外メディア、田母神氏に注目 都知事選

 各国のメディアが10日、東京都知事選の結果を報じた。約60万票を得た田母神俊雄氏への注目が大きかった。
 韓国の東亜日報は、朝日新聞の出口調査で田母神氏の得票率が20、30代で細川護熙氏を上回ったことを紹介。「今回の選挙では若者層の右傾化現象が際立った」と指摘した。ハンギョレは「市民の選択は脱原発よりは福祉、即時の脱原発よりは漸進的な脱原発だった」と解説した。
 米ウォールストリート・ジャーナル紙は10日、電子版のブログで田母神氏について「ウルトラナショナリスト候補が強い支持を得た」と報じた。ニューヨーク・タイムズは「東京が反原発候補を拒否」と題して報じた。
 中国メディアは10日、「安倍首相の側近が当選した」(国際情報紙の環球時報)などと、舛添要一知事の誕生が安倍政権には追い風になるとの観点で伝えた。
 仏メディアは、東京発のAFP通信を引用する形で「反原発よりも、社会や経済の問題、東京五輪の準備を重んじた選択だ」と伝えた。

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反原発派の敗北、小泉神話の終焉
 
 東京都知事選の結果が出た。
マスメディアの予想通り舛添要一氏が当選し、細川氏は3位に甘んじた。
反原発派で次点の宇都宮氏の得票と合わせても舛添氏に遠く及ばない。
反原発が道理に合わない事と小泉神話が崩壊した事を示している。

田母神氏は支援組織なしで善戦した。
20代の若者の支持が多かったことは、これからの日本再生に希望が持てる。
今回の選挙で田母神氏の存在とその主義主張が広く知られたことは今後に期待が持てる。

各社はこの結果をどう報じたか、社説を検証する。

朝日新聞「舛添新都知事―手堅さを選んだ都民」

毎日新聞「都知事に舛添氏 原発論戦今後に生かせ」

読売新聞「無責任な『原発ゼロ』信任されず」

産経新聞「都知事選『脱原発』ムードの敗北だ 五輪や福祉への対応を急げ

予想通り、朝日と毎日は反原発派の宇都宮、細川候補が大敗したにもかかわらず、原発論議が高まったと負け惜しみを言う一方、読売と産経は「原発ゼロ」「脱原発」の敗北と決めつけた。

朝日新聞は・・・

「都民は『原発一本』の単純化に乗らなかった。舛添氏も『脱依存』を掲げ、違いは結局ぼやけた。しかし、いずれ原発頼みから卒業しなければという考え方は、選挙戦を通じて都民に広く共有されただろう」

と脱原発の意識が都民に浸透したと強調するが牽強付会、我田引水である。

毎日新聞は・・・

「だが、都知事選では、与党の支援を受けた舛添要一氏も脱原発依存の立場だった。再稼働反対を訴えた細川護熙氏や宇都宮健児氏の得票も含めれば、再稼働への信任が得られたと安易に考えるのは誤りだ

原発再稼働の動きに歯止めを掛けようと必死。
東京都都知事選は原発再稼働の是非を問うものではなく、毎日新聞は語るに落ちている。

読売新聞は・・・

非現実的な『原発即時ゼロ』の主張に、多くの都民が拒否反応を示したと言えるだろう」

と一刀両断。

「国政に関わる原発・エネルギー問題を首長選で争うのは、無理があったのではないか」

とむしろ敗者に同情する余裕すら見られる。

今回の選挙を「小泉VS安倍の代理戦争」とした上で、民主党の今後の動きを・・・

「細川氏の大敗で、民主党の一部にあった脱原発を軸とする野党再編構想も失速しよう」

と予測している。

 いちばん厳しかったのは産経新聞・・・

「『脱原発』を掲げたムード選挙は敗れた」

と付き離し・・・

「安倍政権は政府の責任で、安全性が確認された原発の再稼働を積極的に進めていく必要がある

と今後の安倍政権に期待している。

また・・・
「田母神俊雄氏は『原発を恐れすぎている』と安全性を主張した」

と4紙のなかで唯一産経新聞だけが田母神氏の主張に触れていた。

田母神氏は残念ながら今回の選挙には敗れたが、捲土重来、また次の機会に政界に挑戦して頂きたいものである。 

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東京巣都知事選の結果はまだこれからですが、当ブログの投票結果をご報告いたします。
最後はPonkoが田母神氏に入れて720票(91.8%)となりました。
 
イメージ 1
 
東京都民も賢明なる判断をして頂くよう切に願っています。
 
【投票】
あなたは東京都知事に誰が一番ふさわしいと思いますか?
 
投票結果
   選択肢             グラフ               比率    人数
田母神俊雄
91.8%720人
舛添要一
4.8%38人
細川護煕
1.5%12人
宇都宮健児
0.9%7人
その他
0.9%7人
 
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 脱原発を主張し、特定秘密保護法に反対する田中龍作という御仁がブロゴスで舛添都知事候補を落選させる女性の会の運動を紹介している。
勿論、細川候補を当選させるためネガティブキャンペーンである。

【都知事選】「マスゾエには当選して欲しくない」 女たちの落選運動

性や老人など弱者に対する舛添氏の過去の差別発言、過去の離婚歴等々。

フムフム、確かに悪いヤツのようだ。
元妻の片山さつき自民党議員も悪く言っているようだし・・・
自民党が選挙に敗れた時、後足で砂を引っ掛けて離党し、除名された男だし・・・
外国人参政権にも賛成しているし・・・

しかし・・・

「(世の中の)流れがマッチョになり、右傾化し、あらゆる差別が立ち上がっていることに危機感を抱いている。男性達を戦争に駆り立てる意識の根底に女性差別がある。おそろしいと直感している」

古来、男は女性を守るために戦争したのではなかったのか?

「『自衛軍(現在は国防軍)という言葉も自分が導入した』と語っていた」

「憲法改正草案を作り、軍という言葉を導入した人物」


と反対の理由にリベラル左翼の匂いがしてくると、アレっ? と思う。

「マスゾエ氏が都知事になれば安倍政権はやりたい放題になることだけは間違いない」

安倍政権にやりたい放題にやってもらいたいPonkoにとっては田母神候補に次いで意外にいいかも?

それにしても丸川珠代自民党議員が
舛添氏の女性問題の釈明行脚で応援しているというのは頂けない。

片山さつき議員の舛添批判に対して・・・

「皆さん、私たちは亭主を選ぶのではなく都知事を選ぶんですよ」

と弁明したというから、都知事なら女性問題はどうでもいいというのか。

 舛添氏はさながら女性の敵であるかのような報道がある一方、「
女性に人気の舛添氏 一足早いバレンタインにご満悦」(東スポ)のような提灯記事もある。

後2日に迫った都知事選、自公と連合の組織票をバックに優勢と伝えられる舛添氏。
それに肉薄する田母神氏の得票数で東京都民の良識が試される。
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舛添(似非保守)、細川(リベラル)、宇都宮(左翼)、
田母神(真正保守)の戦い
 
 東京都知事選は、舛添、細川、宇都宮、田母神の順だとマスメディアは予測している。
細川候補は3位以下の可能性があるとも言われている。

田母神候補は他の候補者に比べて組織力も弱く、保守派の有識者によって支えられている。
しかしネットの世論調査ではダントツの一位である。

 当ブログの「東京都知事にふさわしい候補者は」という投票の
途中結果を見ると、今日現在 92%が田母神候補支持である。

 Ponkoの独断と偏見によれば、それぞれの支持層は舛添候補(似非保守)、細川候補(リベラル)、宇都宮候補(左翼)、田母神候補(真正保守)と分類することができる。
とても分かりやすい都知事選である。

今回の都知事選はネット保守の力を測定するまたとない機会だと
古谷経衝氏は書いている。

ポリタスという政治関係のサイトに書いた記事は極めて興味深いので少し長いがご紹介する。
古谷経衝氏は
ネット右翼の逆襲--「嫌韓」思想と新保守論反日メディアの正体 「戦時体制(ガラパゴス)」に残る病理 を著わした新進気鋭の政治評論家である。

要約すれば・・・

 保守には昔ながらの建設・農林・医療など職能団体の組織的な自民党支持層とインターネットの空間に生まれた新しいネット保守がある。
左翼陣営の支持を受けた宇都宮候補とネット保守の支持を受けた田母神候補の一騎打ちの結果でネット保守の力が判定できるというのである。

なぜならば、自民党は舛添候補を支援し、残念ながら安倍首相も応援演説をする始末である。(古谷氏はそうは言ってない)
旧来の自民党を支持する保守派は舛添候補に投票するだろう。
田母神候補に投票する者こそ新保守、あるいは真正保守である。
東京は一地方都市にすぎず、全国の新保守の勢力を示すバロメーターになるのか。
そこで古谷氏は独自の試算で、東京の「新保守」の得票数(田母神候補の得票数)を3.7倍したものが日本全国の「新保守の人口」だとしている。

当ブログでもたびたび取り上げたように、反日マスメディアの田母神パッシング(無視)は度を越えている。
それに耐えぬいて田母神候補は当選するか、あるいは何位になるのか新保守の力量が試されている。

ポリタス(2014/2/4)
田母神陣営の戦いから見る「ネット保守」のゆくえ

舛添要一、細川護煕、宇都宮健児、田母神俊雄候補らの激しい選挙戦が伝えられる都知事選挙もいよいよ中盤というところまで来て、私が俄然注目するのは、元航空幕僚長の田母神俊雄陣営の戦いぶりである

1月8日、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏は、J-WAVEの番組で都知事選挙に言及。「日本も相当に右傾化が進んでいるから、田母神さんも宇都宮さんと同じくらい、票が取れるのではないか」というニュアンスのことを言った。このコメントが今回の都知事選挙の性格を象徴している。

都知事選挙は「ネット保守」の趨勢を知るバロメーター

田母神氏を支持する保守層が、共産・社民が推薦する宇都宮氏と拮抗する勢力を持ちえているのであれば、その得票は同等かそれ以上になるはずだ。一方、保守層が未発展であれば、宇都宮候補に大きく敗北する、という結果が予想される。

田母神氏の得票数がそのまま、日本の「ネット保守(≒否定的な文脈での“ネット右翼””ネトウヨ”)」やゼロ年代以降、新潮流として登場して来た保守勢力の「趨勢」をそのまま反映させる国勢調査的な意味合いを含んでいる、という事実からも、田母神陣営の戦いとその票数に注目したい。 

ここでは、わかりやすく、ゼロ年代以降、インターネット空間に登場してきた前述の「ネット保守」や後述するCS放送局などを中心に誕生し、拡大してきた保守的勢力を一括して「新保守」と定義し、建設・農林・医療など職能団体の組織的な支援によって支えられてきた自民党の支持勢力を「旧保守」と定義することにする。

なぜ田母神氏の得票数がそのまま「新保守」の趨勢を意味するというのか。これまで、ゼロ年代以降に生まれた「ネット保守」などの「新保守」の人々の投票行動というのは、ほとんどすべてが自民党候補への投票であった。しかし、今回の田母神氏に対しては、なにより自民党から推薦を受けていない非自民の独自候補であり、いわゆる「ネット保守」層からの熱心な支持のみならず、保守派の文化人や知識人、及び非自民傘下の関連団体などから、幅広く強烈な支援を受けていることは、「田母神としお」公式ウェブサイトの賛同人一覧を見ても明らかな通りである(かくいう筆者も、その賛同人に含まれている)。

つまり、「新保守」の潮流の中で、史上初めて彼らが自民党などの既存政党に頼らない、独自の候補を擁立するに至った結果、登場してきたのが田母神俊雄氏なのである。だから田母神氏の得票数はそのまま「新保守」の趨勢とイコールであるのだ。

田母神票の3.5倍が全国の「新保守」人口

今回の田母神氏に対する「新保守」の熱の入れ方は、間違いなく過去最大級のものだ。遡ること約半年前、2013年7月の参院選挙で自民党から全国比例区で立候補した赤池誠章氏が約21万票(自民党8位)を獲得して当選した。この時も今回の田母神氏を支援したような「ネット保守」層や、保守系文化人、言論人の顔ぶれと赤池氏への支援者はほぼ重なっていた。しかし、赤池氏の場合はあくまで自民党候補であり、その支持者には自民党の票田である「旧保守」界隈からの票が少なくない数、混じっていた。結局このときの選挙では、「新保守」がどの程度、赤池氏の当選に貢献したのかというその度合いが、やや曖昧になっていた。だからこそ田母神氏の得票は、純然たる「新保守」の勢力をそのまま現すものとして、大変に興味深いものなのである

私が2012年末に行った独自の取材に基づく調査によると、「新保守」のうち、その約30%弱(具体的には27%)が東京都に集中している、という結果が出た。東京の人口は全人口の1割だが、「新保守」が東京を中心とする大都市部にとりわけ集中し、その中でも更に比較的富裕な中小の自営業者が中心である、という実態が明らかになりつつある。

ここから、東京における「新保守」の分布が全国のそれの縮尺になっているという前提のもと、東京都の得票数から全国の「新保守」人口を大まかに割り出すことができる。この場合、100÷27=3.7となり、東京の「新保守」の得票数に3.7倍をかけたものが日本全国の「新保守人口」であると考えられる。

この数字をわかりやすく「3.5倍」として計算するとして、仮に田母神氏の得票を50万票とすると、約175万人。100万票だとすると約350万人の「新保守」が日本に存在することになる。この推定が正しければ、「新保守」は共産・社民に匹敵する一大勢力であると言うことができる。巷間いわれる「ネトウヨが〜(このところ増えている)(一部に過ぎない)」などという、顔の見えなかった漠然としたイメージが、ハッキリとした数字となって現れてくるのである。

今回の田母神俊雄候補の後ろ盾の多くは、伝統的な自民党の保守票であるところの「旧保守」から分離したところにある、新しい「ネット保守」を中核とした潮流「=新保守」にあることはすでに述べたとおりだ。その中枢を担ってきたのは2004年設立の独立CS放送局「日本文化チャンネル桜」(代表・水島総氏*田母神選対本部長を務める一方で現在は辞任)と2010年設立の政治団体「頑張れ日本!全国行動委員会」(会長・田母神俊雄氏)に他ならない。自民党と基本的には同調しつつ、ゼロ年代から伸長してきた「ネット保守」の拡大を確実に背に受けて進んできた「新保守」の輪郭を浮かび上がらせる絶好の機会こそ、今回の都知事選挙だ。

都知事選の結果は「ネット保守」をめぐる言説の分水嶺になる

「新保守」からの田母神氏への支持は圧倒的である。公示前の1月18日現在、ラジオNIKKEIのネット調査では「都知事に相応しい人は?」の質問に「田母神俊雄」が約83%(約7000票)とダントツ1位となり「俄然本命か」とスポーツ紙などで騒がれた。これだけを見ると、「新保守」層からの支持・認知は(公示前の時点に於いて)圧倒的のように思われる。

しかし一方で、週刊ポスト(1月31日号)では、自民党幹部の予測として宇都宮氏60万票、田母神氏の得票を約40万で第4位と予測。週刊現代(2月8日号)では、都民2500人への調査結果として、同じく候補者中第4位で得票率9.7%と予想し、振るわない。また1月17日〜19日にかけて行ったニコ割アンケート(ドワンゴ)による都民11万人(自己申告)へのアンケートでも、具体的な数字は出ていないが、宇都宮健児候補にやや及ばない4位に落ち込んでいる。

一部のネット上や保守界隈での圧倒的な盛り上がりをよそに、各種調査では田母神氏の得票予測はやや伸び悩んでいる。この予測通り田母神氏が40万票で宇都宮氏の次点敗北となれば、「ゼロ年代以降のネット保守を筆頭とした新しい保守の潮流は思ったほど伸びていない」という現状が浮き彫りになる。この状況を投票日までに打破できるかどうかが、田母神陣営の腕の見せ所であろう。

冒頭に引用した鳥越俊太郎氏の「相当に右傾化が進んでいる」という部分の、右傾化というのは、多分にネット空間を含めた「新保守」の台頭のことを指している。在特会や日護会といったネット発祥の“右派系”市民政治団体や、前述のCS放送局とその周辺、さらに大小各々のネットや出版を主戦場とする保守系著名人は、その政治的主張が極端なものから至って穏健的なものに至るまで、「これまでの自民党的な支持層・支持組織という文脈からはまったく無縁である」という一点において、グラデーションを描くように一本の線上にある。これが現在の「新保守」を俯瞰した現状であり、その実勢が今回の都知事選挙で浮かび上がるのは、実に興味深い。

「新保守」を批判的な文脈で捕らえる人々は、常に「新保守」の台頭を「日本の右傾化」と呼称するが、私はこの考えは事実誤認だと思う。一方、「新保守」側からの「日本の世論が(保守的な文脈において)正常化している」という声もまた、保守派の願望であるように聞こえる。

実際のところ、宇都宮氏の得票を基準点として、「それ以上」「拮抗」「それ以下」のいずれか3つの得票パターンで、「新保守」の勢力が事実誤認の過大評価なのか、一方で「願望」に基づく水増しなのか、はたまた想像以上に一大勢力を構築しているのか——今回の都知事選でこの事実がハッキリとわかる。確実なことは、選挙後、今後の「ネット保守」を巡る言説は必ず変更を迫られることになる、ということだ。
古谷経衡 (ふるや・つねひら)
評論家/著述家。1982年札幌市生まれ。立命館大学文学部卒。インターネットと保守、マスコミ、アニメ評論など幅広い分野で執筆、講演活動などを行なっている。著書に『クールジャパンの嘘』(総和社)、『反日メディアの正体』(KKベストセラーズ)、『ネット右翼の逆襲』(総和社)、『ヘイトスピーチとネット右翼』(オークラ出版/共著)など。
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