今朝、起きがけにテレビのスイッチを入れると、NHKでイスラム国(ISIS)のニュースをやっていた。
その時、中東問題の専門家の話を聞いていたアナの質問に驚いた。
12345
NHK男子アナ
「ヨルダン軍パイロットとリシャウィ死刑囚の交換だけに終わって、後藤さんが置きざりにされる心配はないでしょうか?」
後藤さんの命を案ずる余りとは言え、なんという身勝手な考え方だろう。
ヨルダン軍のパイロットは国のため戦って不幸にも捕虜になった。
リシャウィ死刑囚は空爆で兄弟を殺された恨みとは言え自爆テロで多数のヨルダン人を殺傷した。
ヒロインであることを証明するために、解放されれば次は間違いなく自爆テロを成功させるだろう。
ヨルダンは以前から両者の捕虜交換をイスラム国に要求している。
そこへ言わば第三者の後藤さんが拘束されてイスラム国に利用された。
日本政府はヨルダンに取引きを求めているが、ヨルダンにとってはいい迷惑だ。
日本とヨルダンとの関係がおかしくなれば分断を狙うイスラム国の思う壺である。
自己責任を宣言して危険なイスラム国に接近した後藤さんは今やイスラム国に利用されている。
自己責任では済まされない国際的な問題を引き起こしていることを指摘する人は一人も居ない。
そんなことを言えば、「内なる偽善」(産経新聞 湯浅博記者)の総攻撃を受けて炎上してしまうからである。
しかし、ヨルダンのパイロットの命はどうでもいいから後藤さんを救えというのは日本人の心としてあり得ない。
テレビメディアは戦地の子供を心配していたと後藤さんの行為を褒め称える映像や彼の無事を願うグルーブの映像を流して世論の同情を買おうとしているかのようである。
【後藤さんの開放 国内外から願う声】
ナレーション
「昨夜総理大臣官邸前には後藤さんの知人などおよそ100人が集まり、後藤さんの開放に向けてより一層の働きかけを強めるよう求めました」
「後藤さんが通っていた東京大田区のキリスト教の教会です。後藤さんはこの教会で洗礼を受けてキリスト教の信者になっていて、昨夜は牧師や神父など合せて20人ほどが後藤さんの無事を祈りました」
「後藤さんの解放を願う声は海外からも・・・」
12345
実母の石堂順子さんがマスコミの取材に応じて解放を訴える。
外国人記者クラブの会見の時もそうだったが、僅かに笑みを浮かべているのが理解できない。
よほど度胸の据わったお母さんなのだろう。
普通なら心痛のあまり寝込んでしまう。
12345
田中浩一郎
「後藤さんが置き去りになって、ヨルダン人パイロットとリシャウィ死刑囚の間だけの交換に至るということは多分ないと思います」
女子アナ
「ないですか」
と安心した様子。
パイロットはすでに死亡しているという憶測もあるが、パイロットを抜きにした捕虜交換などすればヨルダン人は収まらないだろう。
日本はヨルダンに大きな借りを作ることになる。
今となっては、自業自得とは言え、メディアに見捨てられて処刑された湯川遥菜さんへの同情の念が増すばかりである。
********************************** |