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本丸の憲法9条改正を
参議院選挙の一夜が明け、今朝の各紙はその結果をどう報じているだろうか。 産経新聞社説は一面の一段ブチ抜きで「改憲3分の2 発議可能に」という大見出しが躍り、満面に笑みを浮かべた安倍首相の顔写真が中央にある。 「自民1人区21勝11敗 来月に内閣改造」 左手には黒字に白抜きの「現職閣僚の岩城・島尻氏落選、今井氏は初当選」という文字がなにやら喪章のように見える。 自民党は非改選とあせて単独過半数(122議席)となる57議席を獲得したかったが残念ながら僅か3議席足りなかった。 実現すれば27年ぶりだった。 一面の左のコラムには有元隆志誠司部長が⇒「いまこそ憲法論議を」」書いている。 そのなかで・・・ 「(安保法制)を『戦争法』と名付けて反対し、32ある1人区で統一候補を立てた民進党や共産党は多数を取れなかった。彼らのいう『国民の声を踏みにじる暴挙』との主張はもはや通るまい」 ・・・と民・共を強烈に批判した上で中国の接続水域や領海侵入、北朝鮮のムスダン発射など「100年に一度の大きな局面」(櫻井よしこ氏)にある日本の日米同盟を強化しようとする安倍政権の取り組みに支持が集まったのは当然だとしている。 NHKの番組で防衛費を「人を殺すための予算」と本音を吐いて左遷された共産党の政策委員長と、その場に居ながら一言も批判しなかった民進党の山尾志桜里政調会長を批判し、衆院選でも民共は統一候補を立てるのか「この問題を抜きにすることは許されない」と批判した。 そして最後に・・・ 「与党内からも憲法改正にあたり9条を避けようとする声も出ているが、いま日本をとりまく状況からみても、憲法審査会では9条を避けずに早急に議論すべきだ」 と結んでいる。 まあ、ありていに言えば自民党だって公明党との連立政権であり、公明党は改憲ではなくて加憲だと言っている。 こんな政党の援助がなければ選挙が出来ない自民党も情けない。 しかし安倍首相は憲法の前文から変えると明言している。 当然9条2項の「戦力を保持しない」も削除するだろう。 続いて、阿比留瑠比氏も「いよいよ憲法改正への橋はかかった」と今回の選挙結果を歓迎している。 少し長いが例によって全文コピペご容赦。 ⇒産経新聞(2016/4/11) 【阿比留瑠比の極言御免・特別編】 さあ、憲法改正への橋はかかった 総裁選出馬制限を撤廃し、山積した政治課題にじっくりと取り組め 「(憲法改正の国会発議に向けて)しっかりと橋はかかったんだろう。私の(自民党総裁)任期はあと2年だが、憲法改正は自民党としての目標だから落ち着いて取り組みたい」 安倍晋三首相は10日夜、TBS番組でこう述べた。「選挙で改憲の是非が問われていたものではない」とも指摘したが、11日未明には周囲にこうも語った。 「まあ、よかった。接戦区を落としたのは残念だったけど、改憲勢力で3分の2はとれた」 選挙戦を通じ、安倍首相は「3年前の前回参院選より聴衆の反応ははるかにいい」と手応えを感じ、一定の勝利を確信していたのだろう。接戦区での競り負けが目立ち課題は残したものの、「最初はもっと引き離されていた選挙区」(政府高官)であり、改憲勢力で3分の2の議席確保を実現できたのは大きい。 平成24年の衆院選、25年の参院選、26年の衆院選と安倍首相率いる自民党は大勝を重ねてきた。そして民進、共産など4野党のなりふり構わない共闘を突き破っての今回の結果である。首相はこう自負ものぞかせている。 「国政選挙で4連勝した首相は、戦後初めてじゃないかな」 今後は、より強固となった政権基盤をもとに何に取り組むかが問われる。アベノミクスの加速をはじめとする景気回復への諸施策はもちろん、拉致問題や北方領土問題の解決など重要課題は山積だ。何より、今回得た議席を直接的に生かせるのは憲法改正である。 「今回の参院選勝利による任期延長というより、自民党の党則を改正して総裁選の立候補制限(2期まで)をやめることならありえるだろう。それなら総裁選も開かれるから公正だ」 安倍首相の周辺からは、こんな観測も漏れている。中曽根康弘元首相は昭和61年7月に衆参同日選で圧勝した際には、党両院議員総会が任期1年延長を認めた。だが、そんな不規則な形ではなく、堂々と党則改正で3期目を目指すべきではないかとの見解だ。 これは、安倍首相の改憲戦略とも密接に関係する。首相の党総裁任期は平成30年9月までで、それまでに憲法審査会での論議を経て各党の意見をまとめ、国会発議に持ち込み、さらに国民投票を実施するというのはスケジュール的に困難だ。 だが、仮にもう3年の任期があれば、状況は一変する。問題は、30年12月までが任期の衆院をいつ解散し、総選挙に打ってでるかだ。安倍首相は、積み重ねた選挙実績と、手に握る「解散カード」で党内での求心力を維持しつつ、衆院での与党3分の2議席再確保をにらんでベストのタイミングを探ることになる。(論説委員兼政治部編集委員・阿比留瑠比) (引用終わり) 安倍首相が内閣改造で更に求心力を高め、自民党の内規を改正し、東京五輪まで政権を握ることを期待したい。 *****************************************
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2016参院選
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自民圧勝 憲法改正に第一歩
選挙特番で厳しい質問を党首に浴びせるのがウリとか言われている池上彰って何様かと思う。 意図的に相手を挑発しようとする態度は見ていて不愉快である。 テレビ東京の番宣のリードは・・・ 「選挙特番と言えば池上彰!鋭すぎる中継インタビュー・・・・」 鋭すぎて、勇み足するのが笑える。 池上 「谷垣さんは二期に渡って幹事長をされてますが・・・・ 谷垣 「いや前回は幹事長ではありません」 池上 「・・・」 池上 「民進党に名前を変えない方が良かったんじゃないですか?」 枝野幹事長 「いや、名前を変えたのではなくて、維新の方達が入って来たので新しくしたのです」 これは枝野氏の詭弁が笑える。 今回の選挙で残念なのは有田ヨシフと千葉のダイブ小西民進議員が当選したこと。 そして社民党の福島瑞穂が吉田党首を蹴落として比例で当選したこと。 志位和夫委員長 「今回は市民のみなさんと戦った。野党統一の成果も上がった。もし野党共闘していなかったら大敗していた」 物は言い様というか負け惜しみもここまで来ると見事である。 岡田民進党党首の「与党に3分の2を取らせない」は完全失敗したではないか。 地元の三重県の選挙で民進党候補が勝ったから任期の9月までやると早速宣言した。 地元で勝てば全国で負けても責任を取らないとは変な理屈だ。 *****************************************
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諸説紛々で定かではない
まず安倍憎しの日刊ゲンダイ。 保守派の多くが望んでいた衆参同時選挙を自民党が回避したとき、ゲンダイは自民党が行った独自調査で自民惨敗の予想が出て安倍首相がビビッたのだと書いていた。 ところが参院選の序盤戦で早くも改憲勢力が3分の2を越す勢いと各紙が同時に伝えた。 有権者は弱いものに味方するというアンダードッグ現象が心配とされたが、終盤に入っても自民党の精力は衰えない。 日刊ゲンダイも白旗を揚げたようだ。 ⇒日刊ゲンダイ「スマホ版」(2016/7/9) 最終予想 改憲4党「74議席」…官邸内は余裕ムード 「デジダル版」は「官邸内は余裕ムード」が「安倍独裁を防ぐアナタの1票」と攻撃的なタイトルに変わっている。 本文も「このままだと、安倍政権に“フリーハンド”を完全に与えることになる。有権者は本当にそれでいいのか」のパラグラフが追加されている。 【有権者は一晩熟考すべし】 運命の参院選が10日、いよいよ投票日を迎える。この国の帰趨を決する重大な選択にもかかわらず、有権者の関心は決して高いとは言えない。18日間に及んだ選挙戦は残念ながら、盛り上がりに欠けた。序盤から「改憲勢力が3分の2に迫る」という流れは終盤になっても変わらぬままだ。このままだと、安倍政権に“フリーハンド”を完全に与えることになる。有権者は本当にそれでいいのか。 野上忠興(政治評論家)の予想 【自民党】 一人区で23勝9敗 複数区も確実に1議席確保 千葉・東京は2議席獲得の可能性が高い 比例区も18議席に迫る。 【公明党】 7選挙区で完全勝利。 比例区も7議席確保か。 「惜しむらくは、比例区で野党統一名簿を作れなかったこと。実現していれば自民から、かなりの数の議席を奪えた。民進党以外は統一名簿を望んでいたのに、決断できなかった岡田代表の“オウンゴール”だ」 「おおさか維新の4議席を加えれば、改憲勢力の獲得予想は74議席――。改憲勢力の非改選は84議席で、さらに非改選の無所属議員のうち改憲賛成の4人を合わせると、改憲発議に必要な3分の2議席をギリギリ突破する数字だ」 (中略) 「与党に“白紙委任状”を与えるのなら、論外。2度も3度もダマされていいのか、よくよく考えなければいけない」(野上忠興氏) と野党にエールを送っている。 今までは週刊誌ベースだったのが、最近やたらとテレビの政治番組に出始めた鈴木哲夫氏の予測はどうか。 ⇒ダイヤモンドオンライン(2016/7/8) 自民党の勝利はきわどいか、攻防続く参院選の行方 「トータルで32ある1人区のうち野党は2ケタを取るかもしれません。自民にとっては最悪、14敗する可能性も出てきた」(鈴木哲夫) 「自民党自身が行っている世論調査などでは、これらのうち福島の岩城光英氏や沖縄の島尻安伊子氏は、現職の大臣でありながら、当落の危機という状況」 「自民が獲得する議席数は選挙区・比例区合わせて55〜57。57としても改憲に必要な78を取るには残り21が必要」 なおツイートには「鈴木何某は、政治や選挙の素人なのかな(失笑)」とあり民進党の惨敗を予想している。 ●ヤフービッグデータ(7月7日現在) 非改選含めた全242議席 自民党 50⇒61 +11 比例12⇒16 民進党 46⇒26 -20 比例18⇒12 共産党 3⇒11 おおさか 2⇒ 8 ZAKZAKは1人区で自民党が苦戦していると報じている。 ⇒ZAKZAK(2016/7/9) 【壮絶参院選2016】参院選1人区で自民苦戦 最新調査で「18勝14敗」小沢王国は激震 自民党が苦戦している1人区。 【青森】 ▼山崎 力(自現) △田名部匡代(民新) 【岩手】 ▼田中 真一(自現) △木戸口英司(無新) 【宮城】 ▼熊谷 大(自現) △桜井 充(民現) 【山形】 月野 薫(自新) ○船山康江(無元) 【福島】 ▼岩城光英(自現) △増子輝彦(民現) 【新潟】 ▼中原八一(自現) △森 裕子(無元) 【長野】 △杉尾秀哉(民新) ▼若林健太(自現) 【沖縄】 島尻安伊子(自現) ○伊波 洋一(無新) 果たして今まで憲法改正に向かって匍匐前進を続けてきた安倍首相は膝を立てる季(とき)が来たのだろうか。 *****************************************
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どちらが正しいか考えてみよう
明日はいよいよ参議院選挙の日を迎える。 今朝の朝日新聞と産経新聞の社説を読み比べると、教条主義者の朝日新聞とリアリズムに徹した産経新聞の違いがはっきり分かる。 朝日新聞の示す方向と産経新聞の示す方向のどちらが正しいか。 有権者はよく考えた上で明日の投票に望むべきである。 ⇒朝日新聞社説(1016/7/9) 参院選 あす投票 有権者の「知る義務」 「3分の2」が衆院に続き参院でも実現すれば、70年前に公布された現憲法のもとで初めてだ。憲法改正の国会発議が、いよいよ現実味を帯びてくる。 (・・・と憲法改正への危機感を示して) この選挙は歴史の岐路になる可能性がある。それなのに、与野党の論戦はかみ合っているとは言えない。 だからこそ、あすの投票日を前に、有権者の「知る義務」について考えてみる。 ・・・と「東日本大震災で、原発の安全神話にだまされていたことを知った憲法学者の樋口陽一の言葉を引用して、安倍首相は憲法改正について一言も触れない、我々は騙されていると批判する。 特定秘密保護法も安全保障関連法も選挙では一言も言わなかったのに強行採決をしたという。 野党の言い分そのままである。 「改めて思い起こそう。特定秘密保護法も、解釈改憲の末の安全保障関連法も、政権は直前の選挙であまり語らぬまま、多数を得た国会で押し切った。 この選挙は「二度あることは三度ある」のか、「三度目の正直」なのかが問われている。今度こそ、有権者ひとりひとりが「知る義務」を果たそう。」 (中略) 「たとえば、自民党の改憲草案が、いかに権力への縛りを緩めて、国民を縛る内容か。個人の権利より、どれだけ「公の秩序」を重視しているか。 首相は「(草案が)無傷でいくとはおそらく自民党の誰も考えていない」という。だとしても、草案には自民党がめざす国や社会の姿が描かれている。 それを支持するのか、しないのか。あすの一票の確かな判断材料になる。」 はっきりと自民党が野党時代に作成した憲法草案を否定している。 自民党の草案が個人の自由を縛るものとは被害妄想狂も甚だしい。 国民あっての国家、国家あっての国民という極めて常識的な考え方を否定して、国家権力が国民の権利を縛るかのような朝日新聞の印象操作を果たして国民は見破ることができるだろうか。 中国、北朝鮮、ロシアに囲まれた日本の緊迫する国際環境に全然目もくれない朝日新聞の社説は異様だと気づかないだろうか。 これに対して産経新聞社説は、今目の前にある危機に目を向けろとリアリズム路線である。 朝日新聞の言うように、観念的な国家と国民の対立関係の問題ではないのだと。 ⇒産経新聞社説(同上) 【主張】参院選あす投票 平和と繁栄守る選択を 眼前の危機を直視しているか 世界の中で日本はいかなる状況に置かれているか。それを考えながらあすの参院選に臨みたい。 もとより、消費税増税の再延期とその後の対応という経済、社会保障が争点の選挙である。 しかし、日本がいかにして自国の平和と安全、国民の生命と財産を守っていくか。不断に取り組まねばならないテーマについて、切迫度を増していることから目をそらしてはならない。 (中略) 選挙戦の論点に沿えば、安全保障関連法の制定など日米同盟の抑止力を強化していく近年の安全保障改革の流れを進めるか、それを止めるかの選択である。 参院選の公示直前、中国の軍艦が尖閣諸島(沖縄県)周辺の接続水域や口永良部島(鹿児島県)周辺の領海に侵入した。海上保安庁の巡視船では太刀打ちできない軍艦を中国が投入し、尖閣危機は一段と深刻になった。6月中旬には、これまでよりも尖閣方面へ南下してきた中国軍戦闘機が攻撃的飛行をしたため、航空自衛隊の戦闘機と空中戦の一歩手前までいく事態になった。 日本が手をこまねいていれば、尖閣は奪われ、次は先島諸島や沖縄本島が危うくなる。 (中略) 南シナ海、北朝鮮、ロシアの危うい現状を指摘した上で・・・ 「冷戦期をはさみ、自衛隊と日米同盟に基づく米軍の存在が抑止力となって、日本の平和を守ってきた。憲法9条が日本を守ってきたというのは幻想にすぎない。 9条を金科玉条とすることが抑止力の構築も妨げてきた。何もしなければ平和がもたらされるという「戦後平和主義」は侵略を誘う危うい考え方だ。その論者は昨今の出来事をどう説明するのか。」 (中略) アメリカも次第に内向きになって来たという現状を踏まえて・・・ 「民進、共産など野党4党は同法廃止を唱えるが、平和の追求とは全く逆の効果しかもたらすまい。廃止すれば日米同盟は確実に弱体化する。喜ぶのがどの国か分かりそうなものではないか。 自衛隊を違憲としてきた共産党と「共闘」できるという民進党などの安保感覚は大丈夫か。」 と共産党と共闘する民進党を批判している。 産経新聞社説はPonkoの下手な抜粋ではなく是非とも全文をお読み頂きたい。 *****************************************
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候補者名を書けば一石二鳥
息子が期日前投票を終えて帰ってきて比例は「青山繁晴」と書いたと言っていた。 青山氏は安倍首相の肝いり候補者で自民党リストの上位だから当選確実であり、自民党と書いた方が良いというのは間違い。 ちなみに青山氏はソースによっては3位だったり「ドンケツ」だったりする。 昔は「拘束名簿式比例代表制」で、各政党の得票数に応じて議席が分配され、あらかじめ党が提出した名簿順に当選していくという方式だった。 だからあの候補者は自分より上の方にランキングされているとか候補者同士のいがみ合いが起こった。 現在は・・・ 「候補者個人名を書けばその候補の所属政党の得票数を増やし、候補者本人の当選順位も上げられるという『一石二鳥』になる」 ということだ。 「現在の『非拘束名簿式比例代表制』では党の提出する名簿には当選順位という概念がありません。その代わり有権者が書いた『候補者個人名』の多さによって当選順位が決まって行くのです。」 ⇒【参院選】比例代表では「候補者個人名」を書く方が「政党名」より断然お得って知ってましたか? さて、自民党派としては新人の青山繁晴候補は関西の人気が抜群だからまず当選圏内だとして、危ないといわれる今井絵里子か保守本流の山田宏か。 大阪維新の会派としては片山虎之助は安泰として新人の女優石井苗子か。 日本のこころを大切にする党派としてはまず中山なりあき御大の確保か。 無駄な票にならないようによく考えて投票しよう。 *****************************************
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