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映画監督の井筒和幸が某週刊雑誌にコラムを掲載しているのを見た。 かなり辛口の文章であるが、これがなかなか面白い。 古い名作「私は貝になりたい」のドラマ化を扱き下ろしたもので、 しまいには極東軍事裁判でのABC級戦犯についてにまで及んでいた。 彼の年齢で、ましてや映画を製作し世間に発表する立場の人間であるのだから ABC級戦犯の意味を知らないわけはないであろう。 彼曰く、 A級戦犯とは、大東亜戦争を遂行した戦争責任そのものを問われた指導者らを指す。 B級戦犯とは、戦地で命令した将校や部隊長らを指す。 C級戦犯とは、捕虜虐待や住民らに危害を加え実行した一番下っ端たちのことを指す。 なかなか愉快で天晴れなことを言うではないか。 どうせならABC級の意味は顔の悪いもの順に分類したとでも書けば良かったであろうに。 これでは少し茶化しすぎか。 東京裁判史観から脱け出せない日本人には、この程度の知識で十分であろうという意味で 井筒和幸がこのコラムを書いているのならば非常におもしろい。 そもそも東京裁判など戦勝国による集団リンチ裁判、勝者が敗者を裁くという野蛮な見せしめのリンチ、 茶番劇なのである。 未だにあの東京裁判を後生大事に抱え込み旧日本軍を追及する輩たちが多数存在する。 しかし、あの裁判を否定せず旧日本軍悪説を唱えるサヨク平和主義者たちには ABC級戦犯とされ処罰したあの野蛮な東京裁判の本当の意味を知ってもらいたいものだが。 噂によると井筒和幸という人物は批判相手に対する知識もないのに 批判する人物であるとも言われているらしい。 まさかとは思うが、この井筒和幸が本気でABC級戦犯の意味を上の如く解釈しているのであるなら、 彼には、評論家面して連載コラムで世評を綴る資格などないであろう。 |
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2008年02月29日
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