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女傑ダイワスカーレット(牝5)が浅屈腱炎でドバイを回避、
今後の予定も白紙だそうだ。
獲得G1、桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯、有馬記念。
12戦8勝、2着4回。連帯率100%。
競馬をあまり知らない人でも、上の数字である程度この馬の凄さは、
分かるだろう。
どんなに強い馬でも不可解な負け方をすることのある競馬の世界で、
しかもむらのあるはずの牝馬が、これだけの成績を残していることは、
この馬がケタ外れの能力を持っている証明であろう。
現役最強馬と言ってもそれほど反対意見はでないのではないだろうか。
あのディープインパクトにすら土をつけることも出来そうな“化け物”だと思う。
私はテイエムオペラオーファンである。流石に史上最強馬がテイエムだ
等と言うつもりはない。
ディープには時には勝つことが出来る程度の強さ(贔屓?)だと思う。
この馬が4歳時に8戦8勝無敗、天皇賞(春、秋)、宝塚記念、JC、有馬記念
を勝った次の年、やはり主役の座は譲らなかったが、それまでの力に陰り、
常にトップ争いをして来た末の疲れの影響が感じられた。
ダイワがいかに他馬から抜けた力を持っているにしろ、見えない疲れ
や故障が溜まっているのではないかと思われる。今までのような活躍は
望めないかもしれないし、おおごとになる危険性はレースに出続ける限り残る。
かつてのサイレンススズカ、ホクトベガのような結果だけは避けてもらいたい。
私は決してアンチダイワスカーレットではない。私は馬券は買わないが、
(だから友達からは競馬ファンだ等と言うなと言われたことがある)
強い馬が強いレースをして勝つのを観るのが大好きである。ダイワ程の馬なら
これからもファンに鳥肌が立つようなレースを魅せて楽しませてくれるだろう。
が、牝馬は一生で多くて十数頭しか子孫を残せない。
経済動物である競走馬を馬主がどう扱うかは自由、子孫を残せずに
消えていく馬が大半、子孫を残すのが競走馬の幸せか?とも言えるだろう。
しかし、“天馬”を授かった馬主はその恩恵を、その馬のパフォーマンスとは別に、
その馬の子孫でファンを楽しませ分配する義務も負うのではないだろうか。
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