8月15日 終戦記念日を迎えて
8月15日
「今日は、どんな日ですか?」と聞くと、
「明日から嫌な仕事が始まる日」
「郷里から自宅へUターンする日」
「甲子園へ母校を応援しに行く日」
「別に・・普通の日」などさまざまな答えが返ってくる。
個人の自由を謳歌している平和な日常生活が浮かび上がってくる。
一方「今日は、何の日ですか?」と問いかけると、
「終戦記念日」とか
「第2次世界大戦が終わった日」
と答える人も何人かは居ます。
今日は昭和20年8月15日以来 62回目の終戦記念日です。
政府主催の戦没者追悼式が日本武道館で行われます。
そして毎年問題になる靖国神社参拝問題も、今年は安倍首相と
全閣僚は、参拝を見送る方針らしい。
でも国民の関心はほとんどないに等しい。
それもその筈、終戦の年に生まれた人は62歳になっている。
ほんとうの戦争の悲惨さを体験している人は、75〜76歳以上位
の人達だろう。
だから日本の85%以上の人達は戦争体験者ではないのだから、
終戦記念日と言われても意識が薄いことは、解らないことはない。
戦後62年間いろいろな形で「戦争」を語り、平和を祈願し、
日本の復興のために努力されてきた先人達のお陰で、
今日の平和で文化的な生活を享受出来るようになったのです。
ところが今 日本の中心的な世代のほとんどは、
「戦争を知らない子供達」が成人して子供を育て、
またその子供たちが子供を育てている世代である。
即ち戦後の世代が「お爺ちゃん」「お婆ちゃん」になっているのです。
こんなことを書くと、戦争体験者から猛烈にお叱りを受けるかもしれないが、
「戦没者追悼式」と言っても、世間のお墓参り位の認識だろう。
いやもっと無関心かも知れない。
でも現実は、それだけ安定した平和な生活の中で、戦禍の悲惨さや
敵国の恐怖を感じない平穏と安心の中で、満足している証しであろう。
でもこの平和は、多くの戦争犠牲者と混乱した戦後の復興に汗を流した
先人達の努力のお陰であることを、終戦記念日を迎えた今日、
「戦没者追悼式」の意味を説明すると共に、戦争の歴史をしっかり見つめて
反省し、そして平和の価値を認識し、理解と感謝の気持ちを示さなければ
ならないと思います。
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