地球温暖化の真実を探して

地球の温度を人為的に変えられるのか?

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

Source: The Times (8/15/2013)など
 
CO2問題、原発問題と表裏一体なのが化石エネルギーの埋蔵量、回収量である。そして今後の化石エネルギーの鍵を握るのが、石油を凌ぐ世界的な埋蔵量が確認されつつあるシェールガスである。時々は化石エネルギーの埋蔵量を概観しておくのも良い。下図に最新のアメリカの石油の統計を示す。
 
シェールガスの開発により埋蔵量が大幅に上昇しているのがわかる。最近発見されつつあるシェールガスを含めた石油が回収可能という。しかし、アメリカにおける化石燃料の価格はまだまだ高い。価格を中近東の石油と比較すると以下のようになる
 
1.  カナダのオイルサンドはバーレルあたり$81
2.  アメリカの内陸地の石油はバーレルあたり$70 (条件により$45-$95)
3.  メキシコ湾の石油はバーレルあたり$63
4.  中近東の石油はバーレルあたり$23
 
ガス田、油田の採掘は液体を注入して行われることが多くフラクチャリング(破砕、fracturing)と言われる。シェールガスの採掘に使われるフラッキングとはフラクチャリングの一種で水圧で水平に岩盤を破砕する方法である。大量の水の取得が鍵になる。このフラッキングの開発によりシェールガスの採掘が一気に進んだ。
 
イギリスには大量のシェールガスの埋蔵量が確認されつつある。そこでシェールガスの開発と環境悪化への懸念を抱く人々の間での抗争が現在続いている。Balcombe, West Sussex では1,200人の人々がフラッキングによるシェールガスの開発に抵抗していた。100人の人々が依然として残っていたが、とうとう警官の前に負けてしまったという
 
以下The Timesからのシェールガスの環境問題に対するコメントである。
 
1.  水質問題 - フラッキングで使われる水およびメタンによる水質汚染の件数はゼロである。たとえばDimock, Pennsylvaniaで訴えられた汚染問題はEPAにより真実でないことがわかった。地下水への汚染は物理的に不可能だという。
2.  シェールガスの採掘によるメタンの大気への放出 当初コーネル大学の生物学教授により石炭採掘よりも大量のメタンが放出されると訴えられたが、MITにより真実でないという。
3.  大量の水使用の問題 - The Guardian が報告している。テキサスではフラッキングのために州全体の1%の水を使っている。しかし、これはゴルフコースに使用する水よりも少ない量である。
4.  化学物質注入の問題 フラッキングに使用される流体は99.51%が水と砂である。残り0.49%13種類の化学物質だが、全てが台所、風呂などで使われるものと同じである - citric acid (レモンジュース)HCl (プール), glutaraldehyde (殺菌剤), guar (アイスクリーム), dimethylformamide (プラスチック), isopropanol (脱臭剤), borate (ソープ); ammonium persulphate (髪染め); sodium carbonate (洗剤), ethylene glycol (解凍剤), ammonium bisulphite (化粧品)など。
5.  地震への影響 - Durham Universityの調査により次のことが結論づけられた。フラッキングにより引き起こされた地震は非常に小さいもので地震計でのみ検知可能なものである。通常の地質活動、地下水の貯蔵変化から起きる振動の方がはるかに大きい。

全1ページ

[1]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事