地球温暖化の真実を探して

地球の温度を人為的に変えられるのか?

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炭素公害」という言葉を聞く。本来はCO2公害とでも呼びたかったはずなのだがなぜ炭素なのか合点いかない。化学的には炭素もCO2も安定でかつ無害の物質である。彼らはFig.1のような写真を掲載する。写真の中央部は冷却塔であり白い煙状のものはすべて水蒸気である。左の煙突から排出されているのは少量の煤を含んだ水蒸気だろう。CO2もかなり含まれているはずだが目には見えない。あたかもCO2がモクモクと排出されて大気を汚染しているかのようである。杞憂家達のプロパガンダである。
我々の体は、水を除くと30% が炭素である。元々は大気中のわずか400ppm CO2が植物の光合成により転換した有機化合物に起因する。植物と食物連鎖で転換した肉などを通して摂取したものである。だから、CO2は有害物質ではなく我々には必須の有益な物質であり、肉体はCO2からできているとも言える。
CO2は地球の歴史上ではFig.2 に示すようにかなり変動したものと推定されている。現在より36700万年前から28900万年前までが石炭紀と呼ばれ多くの化石燃料が生成された。これら太古のCO2からできた化石燃料を杞憂家達は目の敵にするが、杞憂家達を含めた全ての人類が日常生活で恩恵を受けている。
イメージ 2
(Fig. 2 RCO2 = 現在のCO2濃度比, Berner, Science, 1997)
石炭紀の後の時代に恐竜が栄えた。Fig.2から推定するとそのころCO21500ppmぐらいだった。CO2は植物にとり栄養分だから現在より高濃度のCO2は良い環境だったに違いない。CO2濃度が高いほど植物の生育が良いことは Fig.3 で示すように実験で確かめらるている。
繁殖した植物を食料として恐竜がこの世を謳歌した。現在の400ppmCO2は植物の繁殖、食物連鎖にとっては最適条件よりかなり少ないようである。石炭紀のころのCO2を固定した化石燃料を燃やして元のCO2に戻すと現在のCO2濃度を若干増やすことになる。だから可採埋蔵量のほとんど全ての化石燃料を燃やしても、CO2濃度は1,000 ppm を越えることはないだろうと思われる。
CO2濃度の上昇にも関わらず18年温暖化は停止している。CO2濃度が倍になった時の気象感度が1oCを越えることはありそうにない (リンク)CO2が地球を温暖化し異常気象を引き起こすという間違った幻想がまかり通っている(リンク)CO2は地球環境、生命の維持にとり本来は有益である
CO2の有益性に反して、「炭素公害」という間違った認識のもとで「炭素税」が実生活に降りかかって来た。炭素税のひとつ「地球温暖化対策のための税」が今年から3年かけて電気料金に上乗せされる。標準家庭(300 kWh/month の使用量)で、最終的(3年後)には約100円の負担額になる。また他の炭素税が有効になる。太陽光や風力など再生可能エネルギーの「固定価格買い取り制度」に基づく「再エネ発電賦課金等」である。こちらの方は標準家庭での負担額は約900円になる。
有益なことに税金をかけて規制するのはばかげた話である。本当の環境問題はスモッグ、廃棄物処理、水資源、公衆衛生、貧困問題などである。「炭素公害」という間違った認識のもとで問題の本質を見失うことのないようにしたい。
CO2濃度の小さな変化が生態系を変えるかも知れない。下の動画は植物の生育のわずかな変化が生態系を大きく変えた例である。ワイオミングのイエローストーンは多くの大型野生動物が見られ、また温泉がおりなす風景が非常に美しいところである。野生オオカミはかって北米大陸を凌駕していたが20世紀初頭には滅亡しかかっていた。オオカミを復活されるために、1995-1997年に41頭のオオカミがイエローストーンにもたらされた。今ではエルク(ヘラジカ)がオオカミの食料となり、草食動物の減少で植物体系が復活し、ひいては水体系を変えているという。
 

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