地球温暖化の真実を探して

地球の温度を人為的に変えられるのか?

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ペンシルバニア州には東と西にフィラデルフィアとピッツバーグという二つの大きな町がある。あとは森と小さな町が点在するのみである。その中間に州都のハリスバーグ (Harrisburg)がある。ハイウェイで東から西へ向けてドライブするとハリスバーグを過ぎたあたりから正面に南北に連なる盛り上がった山が目の前に立ちはだかる。これがアパラチア山脈で、オハイオ州まで続く。
ハリスバーグの南東10マイル (16 km) のところのサスケハナ川 (Susquehanna R.) に中州がある。これがスリーマイル島(Three Mile Island) である。長さはスリーマイル (5km) で左下の写真で見るように大きな中州である。
Fig.1-6


中州の中に1979事故で有名になった右上に示すような原子力発電所がある。二つのユニットがあり、右側のユニットで事故が起きた。TMI-2(Three Mile Island Unit 2) として知られる。この事故は、オイルショック直後に、期待された原子力エネルギーに対しネガティブの印象を与えることになる。事故の概要は以下のようだった。(この部分は、私自身の備忘録ですので悪しからず)

事故は 1979328日早朝四時に起きた。計装用空気系に不純物が混入して脱塩塔出入口の弁が閉じ、主給水ポンプ①が停止した。その結果、ボイラーの温度が上昇し、原子炉とボイラーを循環している冷却水の温度が上がり、そして圧力が上昇した。さらに、圧力を抜くために緊急バルブ②が開いた。運転員はバルブ②が開いたのを認識したが、圧力が抜けた後閉じたものと考えた。バルブ②の開度を示す計器はなかった。実際には、熱により開いたまま固着してしまったのである。原子炉とボイラーを循環している冷却水③を補給するために、補給ポンプが起動した。冷却水の圧力が下がり沸騰していたため、冷却水系④のレベルは100%を示していた。運転員は補給ポンプを停止した。また運転員は、冷却水③の循環ポンプも振動による破壊を防ぐために停止した。バルブ②が開き、冷却水③の量が圧倒的に不足して原子炉の温度が上昇した状態が続いた。ボイラー、タービンを循環している水⑤を補給する緊急の補給ポンプがあった。しかし、この補給ポンプは二日前のテストの後、バルブが閉められたままになっていたのである。冷却水③の循環ポンプが再起動されて冷却されるまで15時間高温の状態が続いた。
(TMI-2:左から原子炉、ボイラー、タービン、冷却塔で構成される)
Fig.1-7
サスケハナ川に沿って北西へ北上し、途中から西のアパラチア山脈へ向けて行く。小じんまりしたいくつかの町中を過ぎる。昔は、そのうちのひとつの町にサンヨーの工場があった。なぜこのような山の中の小さな町に、というようなところである。大きな峠を越えてさ30分進むと大学の町へ導かれる。これが州のほぼ中央にあるペンシルバニア州立大学である。フィラデルフィアにも同じ名前の私立のペンシルバニア大学がある。フィラデルフィアの方は、昔、野口英世がアメリカへ来た時に研究を開始したところである。
ペンシルバニア州立大学の方には、地球温暖化問題を科学から遠ざけた第三の人物、マイケル・マン(Michael Mann)がいる。彼は現在50歳で、地球科学センター長を務める。
エール大学でPhDを取った後、マサチューセッツ大学でポスドクとして研究を行った。その時、1998Natureから出した論文が世を騒がすことになる。この後の2000に出たIPCCの第三次の報告書を含む一連のプロセスは、科学とは如何にあるべきか“というすべてのエッセンスが含まれているように思える。次回にまとめたい。
STAP細胞事件の方は、半年の間、非常に密にしかも、ネットを通して多くの人々の面前で種明かしが繰り広げられた。STAP細胞の事件は終了したが、「人為的温暖化仮説」のできごとは依然として進行形である。両者には共通する要素があると私は思っている

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