地球温暖化の真実を探して

地球の温度を人為的に変えられるのか?

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

CO2は地表から放出される赤外線を吸収して大気を暖める。」「CO2は地表と上空の間の赤外線を蓄積する。」「CO2は赤外線の吸収、再放出を繰り返して大気からの冷却を抑える。
気象庁、国立環境研究所などの専門家がCO2の温室効果についてこのように尤もらしく説明する。だから、ほとんどのネットが温室効果またはCO2の役割についてこのように説明する。自治体、教育機関、環境団体のネットではこの傾向が甚だしい。
No.16で述べた大気中の分子の運動エネルギーと温度の関係は曖昧なので、CO2の温室効果について、もう少し考えてみたいと思う。
次のような仮想実験をしてみる。
透明の箱にN2O2H2OCO2のガスを入れて太陽にあて一時間後に温度の変化を測定する。
イメージ 1
Fig.1-37
ケース1では、大気の組成に近い割合でそれぞれのガスを入れて全体の圧力を一気圧にする。ケース2ではケース1と同じだが、箱の底に砂を敷き詰める。ケース3ではケース2と同じだがN2O2のみにする。ケース4ではケース1と同じで箱の回りは太陽を遮断する。すなわち真っ暗にして15mmの波長の赤外線を当てる。この波長の赤外線はこのガスの中ではCO2のみが吸収する。ケース5ではケース4と同じだが箱の底に砂を敷き詰める。ケース6では温室効果ガスのH2OCO2のみを入れる。但しケース5と同じ分圧であるので真空状態に近い。そして太陽に当てる。それぞれの温度変化はどうなるだろうか。各ケースの条件は、下表にまとめてある。
イメージ 2
Fig.1-38
以上の結果の予想が、専門家のそれぞれで一致するようであれば、「CO2による人為的温暖化」の仮説に対して科学的な認識は同じということになる。これが、一般の人だけでなく専門家によって全く違うから地球の温暖化問題が科学から遠ざかるのである。
以下、私の予想と理由を述べる。あくまで私個人の見解であって間違っているかも知れない。解釈が正しくない場合は指摘して頂ければ良いと思います。
ケース1では温度変化はないものと予想する。なぜなら、入射した太陽光線はほぼ全てが透明の箱を素通りするからである。わずかに含まれるH2OCO2が赤外線を吸収する。そして、一部のH2OCO2の分子振動は励起される。励起した分子はN2O2に衝突するが、分子の振動のエネルギーが分子の併進エネルギーに変換されることはない
大気の温度は、窒素分子と酸素分子の運動エネルギーにより決まる。運動エネルギーは分子の併進エネルギー、振動エネルギー、回転エネルギーからなる。振動エネルギーと回転エネルギーは小さく、温度への影響は無視できる。従って、大気温度と運動エネルギーの関係は次のようになる。

kT= 3/2mv2                                   (eq. 1-1)

これは、学部の物理あるいは物理化学の教科書に必ず出てくる非常に基本的な式である(kはボルツマン定数)。以上から、窒素と酸素分子の運動エネルギーすなわち併進エネルギーが変わらなければ大気の温度は変わらないことになる
衝突により分子の振動のエネルギーが分子の併進エネルギーに変換されることはない」ということについては異論があるに違いない。調べた範囲で明確に述べているのは、今までのところこのサイトのみであった。多くの専門家が温室効果について説明するが、最も本質的な科学を曖昧にしているのである。私はこのサイトの説明に賛同したい。分子の振動エネルギーは量子化していて振動の固有エネルギーと共鳴できる電磁波のみを吸収する。エネルギーが転換するには、異なるエネルギー、例えば振動エネルギーと併進エネルギーが共鳴しなければならない。CO2の励起した振動エネルギーとN2またはO2の大気温度に関わる併進エネルギーの大きさは余りにも違い過ぎる。
これ以上は長くなるので、ケース2から6までは次回でひとつひとつ説明していきたいと思う。その間、このサイトを訪れた人も一緒に考えてください。
イメージ 3

全1ページ

[1]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事