地球温暖化の真実を探して

地球の温度を人為的に変えられるのか?

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人為的温暖化」の仮説を支えたのがホッケースティック曲線である。ホッケースティック曲線の歴史の流れをこの資料もとにまとめてみる
人為的温暖化の仮説を肯定する人々の主張の核心は、19世紀に始まった現代の温暖期が前例のない程、温度が上昇しているという推定である。もし同様の温暖化が人為的なCO2排出量が増加する前の古代から近代に起きていたなら、現代の温暖化が自然現象であり人為的に排出されたCO2とは無関係である可能性が大きい。
大気中のCO2が温室効果を持っていることは物理的に良く理解されている。(“CO2 the basic facts“)重要な事は自然界のシステムにおけるCO2の定量的な寄与である。
定量的に答えることは非常に困難である。だから前例のない温暖化が現在起きていてCO2による人為的な温暖化がただひとつの可能な因子だということを示すことはひとつの方法である。
1990年代までにAD800–1300年における中世の温暖期(Medieval Warm Period)(MWP)に関する多くの文献があった。その後小氷河期(Little Ice Age)と言われる寒冷期が続いた。温度の指標となるデータ(proxymeasures)と多くの文献に基づいて、中世の温暖期は現代の温暖期より気温が高かったものと考えられてきた。1990年代半ばまでは中世の温暖期は気候学者にとっては議論の余地のない事実だったのである。1990年のIPCCの報告でも明記されている。202ページのグラフ7cに見られる。そこには中世の温暖期の温度が現代の温暖期よりも高く記されている。
1995年の二次の報告書では、温暖化に対してCO2がより影響力の大きい因子として担ぎ出された。中世の温暖期はもはや二次的な意味しかなくなった。中世以降の温度軸が短くされ、小氷河期以降の長くてゆるやかな現代までの回復曲線となった。IPCCのメンバーだったJay OverpeckからDeming教授への我々は中世の温暖期を取り除かねばならない。というemailで明らかである。
1995年のIPCC二次の報告書と2001年の三次の報告書の間で大きな変更があった。気候変化の歴史の改変と中世の温暖期の除去は有名なホッケースティック曲線を通して行われた。
下の二つのグラフを比較するとその過程が明らかになる。左は1990年の報告書の202ページ7cである。中世の温暖期の温度ははっきりと現代よりも高く示されている。右側は2001年のIPCC報告書 である。中世の温暖期と小氷河期は消滅している。そして現代の急激な温度上昇となっている。
Fig.1-9
広く受け入れられてきた概念に対する最初の一撃は1995年だった。イギリスの気候学者Keith Briffa Natureにセンセーショナルな結果を発表した。Siberian Polar-Uralの年輪の解析に基づいて、中世の温暖期はなく1000年の後、突然温暖な気候が現れたものと報告した。
Briffaらは20世紀が百万年で最も温暖だと大胆にも提案した。この提案はCO2の影響に関する論争の中心になっている。これは5000-9000年前の完新世の気候最温暖期(Happy Holocene参照)をも無視するものである。
Briffaの研究はある程度の衝撃を与えたが、さらに大きな真の衝撃がついに1998年のNatureで公表された。MannBradleyHughes”Global-scale temperature patternsand climate forcing over the past six centuries”と題する論文である。(ここでダウンロードできる)
Michael Mann はこの論文の筆頭著者だった。彼がマサチューセッツ大学でポスドクをしていた時の研究である。1,000AD までさかのぼる温度を推定するために年輪の指標が使われた。Mannは気象学の歴史を根本的に変えた。中世の温暖期とその後の小氷河期は取り除かれた。1900年までほぼ直線で温度が下がり、その後20世紀になると急激な温度上昇とした。
2001年のIPCCの第三次報告書では詳細な検討もなく`ホッケースティック曲線が採用された。IPCCはこの無名の若い科学者の研究を持ち上げた。“20世紀は過去1000年のうちで最も暖かい時期である。1990年代は最も暖かい10年であり、1998年は最も暖かい年であった。
IPCC1995年の記述を変更し`ホッケースティックを新しい規範とした。お詫びも説明も一切なかった。科学的裏づけもなかったMannらのホッケースティックの論文が、BriffaSiberian 年輪の研究以外には何も新しい概念を確認する方法はなかったのにである。
IPCCのドラフトがリリースされて数ヶ月でアメリカの`NationalAssessment’ Overview `ホッケースティックを最初のグラフとして取り上げ、CO2による人為的温暖化のキャンペーンが大々的に始まったのである。
アルゴアの有名な不都合の真実という映画もホッケースティックを基に構成していた。
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