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靖国神社を巡るカトリックとプロテスタントの対立
今日(8月6日)、テレビ朝日のサンデー・プロジェクトを見て居たら、田原総一郎氏が、
非常に興味深い事を言って居ました。田原氏が、最近、アメリカを訪れた際、アーミテージ
氏を訪れ、色々話をしたと言ふのです。そして、その時、田原氏が、アーミテージ氏に、
「あなたは、本当は、首相の靖国神社参拝に反対なんじゃないですか?」と聞いたところ、
アーミテージ氏が、こう言ったと言ふのです。−−「私は、カトリックです。カトリックで
は、死者には罪は無いと言ふ考え方をします。」
アーミテージ氏のこの言葉が、氏の本心であるかどうかは分かりませんが、先ず、ブッシ
ュ政権で重要な地位に在ったアーミテージ氏が、カトリックである事を私は、今まで知りま
せんでした。ですから、氏のこの発言は、それだけでも興味深かったのですが、改めて感じ
た事は、靖国神社を巡るカトリックとプロテスタントの立場の違いです。御存知ない方もお
られると思ふので言っておくと、戦後、占領軍が、靖国神社を解体しようとした際、意見を
求められたヴァチカン関係者は、これに反対しました。その事が、占領軍が、結局、靖国神
社を解体しなかった原因の一つであったらしいのですが、それに対して、日本のプロテスタ
ントには、靖国神社に批判的、否定的な態度を取る人が多い事は、これと対照的です。見方
によっては、靖国神社を巡る日本国内の対立は、カトリックとプロテスタントの代理戦争の
様な面さえ有ります。この問題を、そう言ふ視点から見てみたら、何か、今まで気が付かな
かった事が、見えて来ると言ふ事は、無いでしょうか?
平成18年8月6日(日)
広島に原爆が投下された日に
西岡昌紀(にしおかまさのり)
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