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僕チンは小さい頃から理系文系科目なんかより、音楽や運動に興味があり、勉強が本当に嫌いな子でした。
早生まれだからなのか、幼稚園小学校は家で勉強なんかしなくても優秀だったんです。(ナルシスト)
しかし、私立中高一貫校に入学すると一変。
世の中には僕チンよりも頭のいいやつがたくさんいることが判明したんです。
そのうえ勉強嫌いの僕チンは、その場凌ぎの校内試験はまだいいものの、範囲が決まっていない校外試験はボロボロになるばかり。
そんな時出会ったのが、某塾の数学の恩師。
勉強嫌いな僕チンに次の宿題を課したんです。
『・次の数式が成り立つのはわかりますね?
・ 1/3 = 0.3333333・・・・
・では、両辺をそれぞれ3倍してみてください。
・ 1 = 0.9999999・・・・
・になります。・・・あれっ? この数式はおかしいですね。
・イコールが成り立っていないではないですか。
・何故かを説明しなさい。』
この問題に出会ったとき、僕チンの胸の中は興味であふれかえっていました。
今までやってきた数学の絶対性が、こんな簡単な質問で覆ったんです。
へそ曲がりな僕チンは、今までの数学は嘘であることを証明できる!してやる! と、現在にして見れば可愛い野望でしたが、やっきになります。
しかし結局証明できず。
先生にそのことを報告すると、「これは正しい数式です。大学受験の‘極限’の範囲の話です。わかりたかったらもっと勉強してみなさい。」
と言われました。
これが僕チンが理系に進む第一歩でした。
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