仏像好き、切り絵好きの徒然

モノトーンの仏像切り絵に嵌る日々のブログです。

全体表示

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索
今日のカットは、京都神護寺さん金堂のご本尊、薬師三尊の中尊です。
如来像でありながら、鋭い眼差しで、大きくて太い鼻、への字状の引き締めた唇など、畏怖の念を起こさせるお顔です。
また、体全体もがっしりとした体躯で、手も幼児の手の如くムチムチです。
正面で拝するとその怖いぐらいの迫力に圧倒されます。
769年に起きた道鏡事件(称徳天皇の寵愛を受けた道鏡僧が、皇位継承寸前に失脚)で、彼の怨霊を鎮めるために造立されたとされます。
作品の制作においては、それまでの仏像とは「違う何か」を感じながらのデザイン作業でした。もっとも切っているときは無心になれます。

イメージ 1


開く トラックバック(0)

シラン(紫蘭)

子供の頃、友達同士で「この花の名前知ってる?」、「知らん」と言いあって遊んでたこともありますが、この時期、シランの花が綺麗な紫紅色の花を咲かせます。
一般的に蘭は、日光の当たり具合や手入れを怠ると、花を咲かせなかったり、最悪枯らしてしまうこともあるのですが、このシランに限っては、日陰であろうがガンガンと直射日光が当たろうが、どこ吹く風で元気に花を咲かせます。
7月頃には花の大きさに比して大きな鞘の種を付けます。鞘を開いて見ると、細かな種が半端なく沢山詰まっています。
種でも株からでも増えるようて、毎年ジワジワと庭の占領域を広げてつつあります。
元気に咲く姿を観ていると、庭すべてを占拠してやるゾーって雰囲気です。
せっかくなので、カットのモチーフにとデザインを始めると、1つの花弁(唇弁)に無茶苦茶凝った複雑なフリルが付いているのに気づき、思いっきりクローズアップしてのデザインです。
このフリルのある場所に虫が着地し、その後、雄蕊、雌蕊のある場所(ずい柱)へと導びかれて蜜をもらうと同時に受粉します。なかなか凝った形です。
細部をスケッチするために一輪だけ切らせてもらったので、内部も解剖して観察しました。久々の解剖(大袈裟な)です。中学のときの理科クラブの活動を思い出しました。

イメージ 1

イメージ 2


開く トラックバック(0)

現在、東京国立博物館では「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」展が開催されています。
今日のカットは、今回出展されている「大威徳明王像」です。
密教の五大明王の中の一人で西方の守護が担当、六面六臂六足の憤怒相で水牛にまたがっています。
戦勝祈願の本尊で、特に水牛は頭を少し下げて突進する姿勢です。
また、明王も武器を持った4本の手を大きく広げ、「やる気か!かかって来い!」と言わんばかりです。
このような恐ろしい明王が向かってきたら、間違いなくビビッて退散するでしょう。
先月東博で360度、くまなく観て堪能できました。

イメージ 1


開く トラックバック(0)

ワーグナー氏

今日はドイツの作曲家で知られるリヒャルト・ワーグナー氏の誕生日ということで、氏の似顔絵です。
氏は作曲家であり指揮者、思想家、理論家、文筆家の顔も持ちます。
氏の曲で一番よく聞く場所は、メンデルスゾーンの曲と共に結婚式の披露宴でしょう。
自分自身のときも含め、友人や親戚の披露宴で聞き、さらにバージンロードを娘のドレスを踏まぬ様、緊張しなからエスコートして歩いた想い出が曲と共に残っています。
なお、氏の「結婚行進曲(婚礼の合唱)」は、氏が作曲した歌劇「ローエングリン(Lohengrin)」の劇中歌の1つです。

イメージ 1


開く トラックバック(0)

親鸞上人

今日は浄土真宗の宗祖とされる親鸞上人の誕生日ということで、上人が修行旅の途中、遠くを望まれる姿のカットです。
上人には、自伝的なものを示した著書は無く、伝説的な話も含め、謎に包まれている面が多くあります。
私は若い頃に読んだ、吉川英治氏の歴史時代文庫の「親鸞」の生きざまが大きく記憶に残ります。
当然作家の思い入れや脚本が入っていますが、その生き方に魅力と敬意を持ちました。
特に当時、僧侶の妻帯などありえない時代に、関白家の娘との結婚は、非難や迫害を受けることを覚悟の、強い決断だった思います。師匠の法然上人もさぞかし驚いたことでしょう。
人間の本能を真っ向から否定する禁欲の修行僧よりも、人間味のある「親鸞上人」が自然であり、私は好きです。

イメージ 1


開く トラックバック(0)


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事