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PRIDEに出会ってから、もう何年になるんでしょうか?

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およそ10ヶ月ぶりの格闘技観戦でしたが、大いに楽しむことができました。



三崎vs秋山ですが、あんな風に、心の底から喜びを爆発させられるような試合を会場で見たのは、実を言うと初めてでした。もう15回は見に行ってるんですけどね。


というのも、自分が気持ちを込めて応援している選手が、ここぞという試合で、いい勝ち方(一本)をして会場を爆発させる、というシーンに、どういうわけか生で遭遇することが今まで一度もなかったんですよ。それが、最後の最後でこうなるとは・・・実に感慨深いものがあります。

もちろん、ミルコがシウバをKOしたシーンや、ショーグンがアローナをKOした時もかなり熱くはなったのですが、「爆発」ではなかったんです。やっぱり、応援している日本人が、大事な試合で一本勝ちする。これがベストだと思うわけですが、これがPRIDEではなかなかない(笑)。五味がアゼレードをKOした時は眼鏡忘れて何にも見えなかったし(笑)。

僕がPRIDEを見始めたときはもう桜庭はキャリアの下り坂にいたし、他の日本人のいい試合もたまたま会場で見ることができなかった。武士道にもう少し早く目をつけてれば良かったのかもしれませんが。

思えば、さいたま新都心からの帰り道は、埼京線の中で落胆していることもしばしばでした。
特にミドル級GPで桜庭がアローナに惨敗し、中村もシウバにボコられたあの日の帰り道は、俺って何のために格闘技見にいってんだろう・・・? そんな気分になって、山手線に乗り換えるのも億劫で、危うく乗り過ごしそうになったものです。


しかし、今回は違いました。これぞ「煽り」Vと言うべき佐藤Dの力作から始まり、会場のブーイングと歓声、そして一度ダウンさせられた選手がKOで奇蹟の大逆転・・・。これ以上のドラマがあるでしょうか?人より長く格闘技を見ている古参でもなんでもない私が、こういう試合に巡り会えたのはとても幸せなことだと思います。




ところが、なんか反則らしいですね(笑)。
まあ、再戦するなりなんなり、ご自由にやってくださいと言う感じです。記録としては無効試合にしてもいいと思います。現実とはそんなものですかね。寂しいですけどしょうがないです。まあ、一瞬だけでもいいものを見れたのだし、いいかなと思ってます。
言ってみれば「幻のノックアウト」って感じですかね。それも悪くないでしょう。


今後を考えると、やっぱり秋山は相当強いなという感じがします。これから勝ちまくるんじゃないでしょうか。ブギョンも強そうですね。ホンマンはデカ過ぎて反則だろ(笑)。強くて当たり前。でもヒョードルはさすがですね。危なげなかった。

そういえば、ヒョードルの試合中、僕が座っていたS席の後方、もしかしたらVIP席かもしれませんが、ロシアからお越しと見られる白人の方々が数名でロシアコールを起こしてました。会場全体に波及することはありませんでしたが、その直後ヒョードルは見事に一本勝ち。僕は後ろを振り向き、ロシアンの皆さんに向かって祝福の拍手を送りました。向こうも気付いてくれたみたいで、こちらに手を振ってくれました。たぶん。なんかこういうときはあったかい気持ちになりますね。




気になる点はと言えば、煽りVが素晴らしかったのに、試合順変更でぐだぐだになってしまったのは痛恨の極みですね。もっといえば、最後の試合はブギョンの勝ちでしょう。最後だからってあんな判定しなくてもいいのにと思いました。さらにさらにもっと言えば、最後のマイクでは巻き舌レニー・ハートさんにもしゃべらせてあげてほしかった。あと、会場はディープなPRIDE残党が集結するのかと思いきや、僕の感想では、一見さんっぽいリアクションが少し見られたような気がします。気のせいかもしれませんが、いくらか招待券が出てたのかもしれません。だとしたら、客層が極端に二極化してたのかも。まあ大晦日ってのもありますからね。




まったくまとまりのない文章で申し訳ありませんが、終りにしますと、とにかく、僕が10代後半から20代前半の、まさに青春真っ只中の日々を捧げた総合格闘技イベント「PRIDE」という運動体は、ここでひとまずその「生命」を終えました。

ブームの頃は、いくらプロレスやキックがみな例外なく全盛期の勢いを失っていったからといって、PRIDEやK−1はそうはなるまい、と根拠もなく思っておりました。というか、頭ではわかってはいたんでしょうが・・・。

「リングスの頃はさ・・・」とか「Uの遺伝子を継ぐファンの一人としてはね」などと昔話にふける人をリアルで、あるいはネット上で見るに付け、その人たちと自分を完全に別物として区別して捉えていました。でも・・・結局僕もそうなってしまうのですね。時代は繰り返す、ってところでしょうか。

いつかまた別の格闘技イベントをきっかけに格闘技にハマった子供が、嘗ての僕と同じように、PRIDEのDVDを見たりしながら「なるほど、格闘技の歴史はこうなってて、そんでもって今があるのか」などと感心したりするのかもしれません。



終りはある日突然やってきました。僕は「これは終りの始まりだ」と思いました。あれから1年半。その「終り」も終わりになってしまいました。通い慣れたさいたまスーパーアリーナを友人と見上げながら、「また此処に来るのはいつになるんだろう・・・あるいは、もうないのかも・・・」と、ちょっとさみしい気分に浸ってしまいました。




たぶん、今後このブログで新たに記事を書くことはもうないと思います。
思い返すと、こんなに続くと思って始めたわけではありませんでした。びっくりです。
榊原さんの講義録をUPした時のカウンターの回り具合は今思い出してもちょっと興奮します。スケールがちっちゃい話ですが。
読みにくくて、しょうもないブログですが、今まで読んで頂いてありがとうございました。


できることなら、いつかまたあの場所で、今度こそ本物の「奇蹟の勝利」を見届けたいものですね。

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去年の代々木大会以来1年振りに修斗を見に行ってきました。

普段から修斗を見てるヒトじゃないのですが、去年行ってみた時にかなりいい雰囲気だったのが気に入ったので今年も見に行きたいなーと思ってました。でも、予備知識もほとんどなしに修斗見に行くのは自分達くらいだろうな、と思う。

とにかく感想を。それから、選手の名前ちゃんと覚えてないので、どっかで試合や選手をごっちゃにして書いてるかもしれないです。


客入りは微妙な感じでした。席は2階席(?)でしたが、そこは3分の1くらいの入り。
1階も、上から見る限りでは満員ではない。そもそも丸ごと使ってないブロックとかあったし。

試合が始まると分かるのですが、周辺のお客さんの8、9割は所謂「身内」の人達でした。というか、団体の規模的に、それは普通のことなんだよね。身の回りに田村応援団みたいな団体客がいると、つられて田村を応援しちゃったりとか(笑)。
田村応援団の皆さん、おめでとうございました。キラービーの会員っぽい皆さん、残念でした。


印象に残ったのは、中蔵選手。対戦相手は廣田瑞人。廣田は去年代々木で初めて見て、あーパンチのうまい選手だなーと思った記憶があったけれども、中蔵はそれを上回った。
なんというか、「コンパクトで回転の速い」パンチのこんびねーしょん、がスバラシイ。(確か廣田もそれに近いタイプかもしれんけど・・・)

総合の打撃によくある傾向として |曳に終わりがち 大振り というのがあると思いますが、そのどちらにも当てはまっておらず、見てて気持ちえかった。


たとえば第1試合の水垣は右のカウンター一本狙い、が基本で、それ以外見せ場がなかった。
第4試合のアベ兄は、リオンから一度ダウンを奪うものの、仕留めようと大振りになったところ、見事に返り討ちにあって壮絶なKO負けを喫していた。

中蔵選手は水垣のように単発ではなく(しかも手数も多い)、且つ、ダウンを奪ってからも冷静で、アベ兄とは対照的な堅実な判定勝ち。ウマかったです。

しかも、頭を振る相手に対してアッパーを打ってみたりとか、パンチに多彩さもあった。
カズは見習え、中蔵サンを!


そんで、青木。もうね、青木良すぎ。素人が見てても楽しめる、技のおもちゃ箱。考えてみれば、格闘技見るようになってから、青木の寝技が一番退屈してないかもしれん。試合後、PRIDEライト級トーナメントのベルト獲得を宣言してましたが、マジで獲るかもしれんです。


少なくとも五味は青木には勝てないだろ、常識的に考えて・・・。


ただ、場内に菊地の身内が多かったため、青木の勝利でわーっと盛り上がる感じではありませんでした。修斗ではファンに人気があるかどうかより、友達が多いかどうかの方が重要みたいです。勉強になりました。


そういえば、みなとみらい駅の入り口で修斗からの帰り客にパンクラスの後楽園大会のビラを配る人がいました。修斗の客にパンクラスが宣伝攻勢かけるなんて、露骨にも程があるな。中小規模団体の顧客の奪い合い。

ただ、カードがいくらなんでもショボすぎるのではないか、と。僕は普段PRIDEを見に行っていて、中小規模団体は今日のようなビッグイベントだけたまに見に行く、というスタイルの格闘技ファンです。

つまり、修斗やパンクラスがPRIDEに選手を派遣して、そこからPRIDEの客を修斗やパンクラスの方に引っ張ってくる、という戦略の対象にモロに当てはまる層なわけですが、この大会はちょっと見に行く気しないですね。パンクラス、どうなるんでしょうか。そして若翔洋は。


とにかく今日は青木スゴい。超スゴい。っていうのがデカかった。警察官辞めたのは間違ってなかったはず。GPは五味よりも青木を応援します。なんだかんだいって、「柔よく剛を制す」っていうんですか、まあこれはあまりに単純化した見方かもしれませんが、そういうのが好きなんです、生来的に。
だから、ガンバれ青木。

http://www.nikkansports.com/battle/p-bt-tp0-20070117-143445.html
(引用開始)
そして最大の難問、悪意に基づく故意か、 無知による過失かの判断に迷った。

谷川EP「究極には人の心の中までは分からない。ただし、それなら仮に裁判になったとして法律家の
意見を求めました。弁護士複数人に聞いた結果、全員が『裁判では過失と認定されるでしょう』との
見解でした。つまり故意ではない過失だと。
それが我々のでき得る、最も合理的な結論の導き方でした」。

実際に秋山はテレビカメラの前で全身にスキンクリームを塗りながら、撮影クルーに「いいにおい、
するでしょ」と屈託なく話しかける場面もあったという。

(引用終り)


この一つ前の記事の「なぜ谷川EPは秋山の行為は故意でないと判断できるのか?」にも書いたのですが、確かに、裁判ならそうなるのでしょう。

でもこれは裁判の仕組みがそうなってるっていうだけで。


今回の件を裁判に見立ててみる。

実際にやるとしたら桜庭が民事訴訟でK−1を訴えたりするのかも知れんけど、リンク先で谷川サンが言ってるのは刑事裁判に見立てるという意味だと思われる。いや、裁判とかよくわかんないんだけど、まあ一般常識の範囲で(焦)。


被告人(秋山)vs検察官


検察の主張は「秋山は悪意をもって故意にクリームを塗った。ベルト剥奪の上、永久追放すべき」

これが基本線。「ベルト剥奪の上永久追放」ってのは、秋山が故意ならそういう処分を下すつもりでした、と谷川EPが言っていたのを採用した。もちろんハナからそんなつもりはなかったんだろうけど、まあそれはいいや。



こういう場合、構図としては、「検察の主張は事実か?」ということを突き詰める。
つまり、「秋山は試合を有利に進める意図で、故意にクリームを塗った」ということが検察によって証明されるか、弁護側によって「いや、確実にそうだとまでは言えないな」という結論に導かれるか、が争われる。

この場合ポイントになるのは、検察の主張が完璧に証明されない限りは検察の主張通りの刑は科されないということだ。

仮に故意なら100の刑、過失なら50の刑と定められている場合、故意であることが100%証明されない限り、真相がわからないままであっても、50の刑が課される。

冤罪によって過当な刑が科されるのを防ぐためだ。



検察官は言う。「体に異物を塗ってはならない旨はルールに明確に記載されている上、そうした行為が試合展開に大きな影響を及ぼすことは総合格闘技の選手であれば常識。知らないということは有り得ない。」


弁護人「被告は極度の乾燥肌で、日頃からスキンクリームを愛用していた。試合前に塗っていたのも単なる習慣であって、それによって試合展開を有利にしようという意図はなかった。」


んでもって証人尋問。えーと今回の例で言うと、ネット上で菊田早苗が証人として躍り出た。


証人 糞禿帖「塗ったら汗とは比べ物にならないくらい滑るんです。塗っちゃいけないのは常識です」


弁護人「でもカメラの前で堂々と塗っている。これは悪意のないことを物語っている」


検察官「堂々と塗っているのは故意ではないことの証明になるのか?そもそも、堂々と塗ってたのなら、なぜセコンドが気付かなかったのか?選手のみならず、セコンドの一人一人に至るまでそのルールを知らないと言うことはなおさら有り得ない。第一、秋山のセコンドには総合格闘家の門馬秀貴がいたはずだ」


証人◆別臟蓮「気付きませんでした。スイマセン。」


証人(山田トレーナー)「滑る。言い掛かりは止めてくれ。」


証人ぁhmj-osaka)「秋山さん自身は純粋に柔道を愛(ry





そんなこんなで、判決が下される。谷川サンが言うには、複数の法律家が一様に「過失として判断される」という結論だそうで。


でもこれは検察の言い分が証明されなかったというだけで、過失ということが証明された訳ではない。
裁判においては過失として処分されるけど、それは故意であることが証明できないから、いわば便宜的にそうなるだけの話。


つまり、故意ではないことが「証明できない」だけであって、過失であることもまた証明されていない。


「過失だというのが我々にできうる一番合理的な結論」と谷川サンは言うけれども、
「故意か過失かは、どちらにも断定できない」という結論の方がより合理的なのではないか?



そして、裁判においては過失ということを前提に刑が確定されるわけだけど、それを今回の例に当てはめていいのか?


ルールに明記されている反則を、それも競技者なら常識的に考えて誰でも気付きそうな点において反則を犯した。これは故意ではないにしても、極めて重大な過失である。ある定められたルールの中で戦うことを義務付けられている競技者がそれを逸脱するということは、言ってみりゃ身分犯のようなもんで。


今回の件を犯罪に例えるなら、政治家が賄賂を受け取って、特定の人に有利になるように手を回したが、それがばれて逮捕された政治家が「収賄罪という犯罪の存在を知りませんでした」と主張するようなもの。


こういう場合、故意かどうかなんて関係なく同じような量刑が課される訳ですわ。
そうしないと法律の意味がない。


谷川サンの「裁判では過失ということになるらしいんで、過失という結論が合理的だということになりました」っていう発言は、K−1の「調査」と裁判の「判決」の違いをごっちゃにしてごまかそうとしているだけ。



(再び抜粋)「『裁判では過失と認定されるでしょう』との見解でした。つまり故意ではない過失だと。」



この「『裁判では過失と認定されるでしょう』との見解でした」「故意ではない過失だと。」の二つの文は、「つまり」という接続詞では結ばれないものなんである。こんなところを堂々とスルーしてしまうあたり、K−1も相当キツい言い逃れをしている。



とにかく調査というのは何より真相究明が大事なのであって、真相究明が無理なら、「判断できない」として処理するべきである。


で、前回の記事に書いたように、こういう場合に故意であることが自白される、もしくは証明されるのは稀だと思われるので、故意かどうかに拘らず一定の処分を下すような規定をつくるべきだ。今回はそういう規定がなかったために無期限出場停止という曖昧な処分になった。場合によっては明日処分が解けても、ある意味「無期限出場停止」である。


今後もこれを放置すると、また同じことが起こりかねない。
とにかくおかしいぞと思うのは、「過失だと判断できてしまう」ことなのだ。


何度でも言うぞー。調査と裁判を一緒にするな!
法律家がこう言ってましたと言えば済むと思ってんのか!「法律家」って言いたいだけちゃうんかと。
故意かどうかに左右されない処分規定を作らないと、同じことがまた起きるぞ!

 峇チ臠なのでスキンクリームを塗った」→乾燥肌だからといって、なぜ試合前にクリームを塗る必要があるのか?

◆孱藤釘蚤Δ錬圍贈咾離メラの前で堂々と塗っている事から秋山サイドに悪意は無く、過失と判断している」→堂々としているというだけで、なぜ故意ではないと判断できるのか?

クリームが不正だと知らなかったなら、なぜクリームを塗っていることを隠していたのか?


おかしいのは(おかしい点なんていくらでもあるけど笑)、△世韻鮑拠に「故意ではない」という結論が導き出されているという点。

試合後、レフェリーや桜庭側セコンドが見守る中でチェックが行われたことは確か。
そして、秋山は汗のせいだと主張している。

K−1の記者会見においても、
http://gbring.com/sokuho/news/2007_01/0111_k-1_04.htm

(以下、リンク先引用)「リング上、試合直前の芹沢サブレフェリーのボディチェック、試合後リング上での梅木レフェリーのボディチェック、バックステージでの平、磯野、大成審判員と豊永氏のボディチェックで、ヌルヌルしていると感じた者もいましたが、それがワセリンやオイル等とは判断できませんでした。

 しかし秋山選手がいる赤コーナー控え室にいた関係者の数名から『秋山選手が体にクリームを塗っているのを見た』という証言もあり、当日バックステージを撮影していたTBS、オフィシャルカメラの映像を全て見て確認することになります。」(引用終り)

と言っているから、試合後の時点で秋山本人が、自分がクリームを塗っていたことを隠していたことは明白。

もちろん、「体が滑る」という抗議を受ければ、クリームと関係があることには気がつくはず。


ではなぜ、クリームを塗っていたことを隠していたのか?
それが不正であると知っていたから隠していたのではないのか?


ただ、これでもまだ、秋山が故意にやったという証拠にはならないんだよな。
試合が終わってからクリームが不正だったことに気付いた、だから隠した、ということにすればそれで問題ないよな。


結論:秋山が故意にやったかどうかは「判断できない」。

なぜここにこだわるかというと、谷川サンは
http://www.angle-j.com/archives/2007/01/11_1924.php#more
(抜粋)「僕はもし秋山選手がグローブに不正があったり、故意に体にオイルを塗っていたのなら、永久追放にしてタイトルも剥奪しようと思っていた。」

と言っているから。つまり、故意かどうかで処分は変わるんですよと言っている。


でも、そもそもこの問題で、仮に選手がわざとやっていた場合、それを正直に言うってことは有り得ないのでは。だから、故意かどうかは別にして、そういう不正を働いた時点で故意も過失も同レベルの処分を下すような規定を作るべきなんじゃないでしょうか。

この問題で、故意かどうかによって処分を変えるような仕組みのままなら、団体がいくらでも選手を擁護できることになってしまう。


まあ、普通の刑事裁判とかだと、故意にやったことが100%近く証明されない限り、故意にはならないと思うんですよ。だからそういうやり方でいくと、秋山は故意にやってるとは言い切れない、よって故意にやってないという方向で量刑等が決まる、という流れになる。

でもこの場合は性質が違ってる。ルールに書いてあるんだから、知らなかったじゃ済まされない。


ルールの周知を徹底した上で、もし不正があった場合、故意かどうかに関係なく一定の処分をする。そういう仕組みが望ましいと思います。

             *

というわけで、秋山&K−1の説明には強い疑問を感じずにはいられない。
だが、「知りませんでした」と言われてしまえばそれまでなので、これ以上の説明が出てくることはないのでしょう。

さらに、謝るだけに留まらない秋山側の態度が火に油を注ぐ格好に。
例えば、桜庭との再戦を希望する、など。

もし秋山が再戦して勝った場合、如何にも「疑惑を払拭した」という印象になる。
それだけは僕は絶対にイヤです。
勝っても不正を行った事実が消えることはないし、この件はこの試合の結果や両選手の優劣には全く関係がない。

再戦すれば、まあ秋山の方が優勢なんじゃないでしょうか。
今回だって、何事もなく普通に勝負してても勝ってたんじゃないかという気がします。
勝てる試合だったにも拘らず、秋山は自らその栄光を掴み損ねてしまい、それどころか自分のプロ格闘家としての価値まで下げてしまった。そういうことなんじゃないかと思います。

それから、NHB NEWS経由ですが
http://megalodon.jp/?url=http://hmjosaka.exblog.jp/i8/&date=20070116214933
で秋山のセコンドが
「秋山さんの人格や国籍までを否定するのはいかがなものかと思います。」
と。

これ見てね、もうね、こっちとしてはマジ切れですよ。
あまりに腹が立って今更ブログ書くことにした次第ですよ。

柔道時代は不正疑惑が起きて(というか、これは本人がテレビで自白したので“疑惑”というよりは“前科”に近い)、プロになってもまた失格。

これじゃ「卑怯者!」と人格を否定されるのは当たり前だ。
何をやっても、人はその人格を否定されずに済むのか?そんなはずはない。

って、ここまで書くと、「秋山が故意に不正を行ったことを前提に書いてる!」って怒られちゃうんですよね。バカばっかり、なんて。

確かに、故意だという証拠はどこにもないんだけど。あーあ。

          *

総合格闘技では、目潰し、金的、後頭部打撃、脊椎打撃など、一度だけなら警告程度で済む反則が多い。しかし、これらの反則によって受ける相手選手のダメージは大きい。リデルの「目潰し」疑惑もいつか槍玉に挙げられていた。
また、今回の桜庭のような抗議を意図的にして、試合の流れを変えたり、スタミナロスを補おうとする選手も現れるかもしれない。

選手の「タイム」に応じるべきかという問題も難しい。
例えばファーストコンタクトで相手選手が「滑り」を感じ抗議したが、その頃にはその選手は今回の桜庭のように被KO寸前だったら止めるわけには行かない。
レフェリーによる試合前のチェックが完璧であれば、選手の試合中の抗議を認めなくてもいいはずだが、今回のように汗と混ざることによって初めてヌルヌルするというケースはそれに対応できない。

総合格闘技が如何に選手、セコンドの善意に頼らなければならない競技なのか、が暴かれた。

こともあろうに、競技そのものの人気の低迷が忍び寄っているタイミングで、競技の弱点がさらけ出されることになった。どーすんのよこれ。

解決策、なくね!?

まあ強いて言えば、試合前、ラウンドインターバル、試合後などに体を紙などでふき取り、その成分を分析する。・・・金がかかりすぎるな。結局試合後まではわからないわけだし。

              *

五味隆典がUFC参戦。わわわ。

正直言って、五味もシウバも、向こうにはあんまり通用しないと思うんだけどなあ。

通用するのはヒョードル、ミルコかな。あ、ミルコはもう向こう側か。


もうね・・・。

大晦日

大晦日とその周辺のあたり、いろいろなことが起こった。わかったこと。







〆庭が秋山に負けたということ。


⊇山の体が凄くヌルヌルしているということ。


K−1とPRIDEの審判は素人よりクソ。辞めろ。(ミノワマン、吉田、桜庭)
(桜庭秋山戦を裁いた梅木さんは選手たちにとても評判のいいレフェリーだったはずだけど、その実績と信頼も、今回の一戦、たった一試合の失態ですべて崩れ去った。)

し覿鼻日本はアメリカの草刈り場になる。それが嫌なら対等に勝負するなってことか。




それと、桜庭秋山の試合、前田サンが止めたのは正しかったと思う。というか、遅すぎ。前田サンに止める権利があるのなら、前田サンすらも批判を覚悟しなければならない。権限を持つってことは、あの時点まで止めなかった前田サンも当然ダメでしょ。前田サンは会見でどんなお話をされるのか?
でもそれ以前に、レフェリーでもジャッジでもドクターでもない人が試合を止める権利を持つ競技というのは、もはやスポーツではないのではないか。


格闘技の本来の純粋な姿を見に、修斗2月大会を見に行きたい。




そして須藤が引退。

須藤がやったことって、なんか中田英寿のやったことのスケールダウン版じゃないだろうか?

日本とヨーロッパ各国で活躍→日本とアメリカで少し
W杯のブラジル戦で引退→ダイナマイト(笑)の噛ませ犬戦で引退
世界中を旅→四国八十八ヶ所
モデルの女性と南の島で→AV女優とどっかの山奥で

「すべては必然です」って言うけど、この引退は行き当たりばったりにしか見えん。いや、だからこそ必然なのか。

て、名選手の引退に失礼すぎる。今までお疲れ様でした。でも別に面白くないわ。

             *

格闘技バブルの発生時期には諸説あれど、終息のそれについてはもはや答が出されかけている。


いつかじっくり考えたいのが、フジショックでPRIDEが勢いを失うと同時にK−1までもがダメになっていった(ような気がする)のは、偶然なのかそれとも必然なのか。



UWFは如何にして終わったのか。
キックブームは如何にして終わったのか。
プロレスの良かったあの時代は如何にして終わったのか。
巨人の黄金時代は如何にして終わったのか。
日本の邦楽は如何にしてアレになったのか。
日本のゲームは如何にして最近つまらないのか。
今のジャンプはどうしてなのか。



まあ一応格闘技ブームについては、それを引っ張ってたのがたった2つの団体だったがために、その土台がそもそも始めから脆弱だった、ということになるんでしょうか。如何にしてブームが終焉するも何も、目新しいカードが尽きたらおしまいでんがな。格闘技界にはあまり大きなスケールの「循環」がないですからね。曙とかは循環ではない。

そのうち、野球でいう甲子園、サッカーでいう国立と並んで、学生アマチュアMMAファイターの憧れの地が後楽園になってたりしたらいいなあ。やっぱり循環をつくらないと。

というか、格闘技ブームを過去形で語るなよおい。




・・・そういえば、藤田の相手の人が八津ガードをしていた。しかもそれが、右パンチしかない藤田には結構効果的っぽかったのが面白かった(笑)。

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