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いつのまにやら、ブログ開設1周年を経過していました。
結局、記事は28本どまり・・・。
次の1年は、もう少しペースアップしたいけれど、あまり自信はありません。
今後も、のんびりお付き合いいただけると幸いです。
それにしても、世知辛い世の中です。
参院選が公示されてテレビでは、各党がわぁわぁ言って、報道なんたらという番組の
キャスターが、政治をプロレスと勘違いして話しているかに思われる今日この頃です。
かと言ってチャンネルを変えてお笑い番組を見ようという気にもなれません。
うちわのネタを延々垂れ流す番組、構成作家が考えたとおぼしき二番煎じのネタばかりの番組
セレブ番組et・・・うんざりです。
(と前振り)
僕は、そんなやるせない気分の時に「ラーメンズ」のDVDをそっとセットします。
するとラーメンズは、僕をふっと独特の異世界に連れ去ってくれます。
最近は、少し人気がではじめると、司会やトーク・ロケなどの「テレビ芸」ばかりになって
すっかりネタをしなくなる芸人が多いように思います。
もちろん、ラーメンズを「芸人」という枠に括ってしまうことはできませんが、
彼らは、テレビとは一定の距離を置いて、ストイックに舞台を追求しています。
ラーメンズは、小林賢太朗と片桐仁からなるユニットです。
彼らの舞台は、基本的に真っ黒でほとんど何も置かれていない舞台に
これまた、真っ黒のシンプルな衣装の二人が立って行われます。
設定について何も説明されることがなく、二人の会話やパントマイム、表情から
次第に見ている者に状況がわかっていくという仕組みです。
彼らの「ネタ(と呼ぶのが適当かはわからないけれど)」は、もちろんお腹がよじれるほど
笑わせてくれるものもあるけれど、何となくポエティックな面があることが
ひとつの魅力ではないかと僕は思います。
すごく変なシチュエーションのおかしな会話なんだけれど、ポエティック。
そんなところに、しみじみと「おかしみ」が感じられます。
そして、1回の公演で約100分、6本ほどのネタをするのだけれど、
それが、見事に有機的一体をなして、見終わったときに、その公演のテーマを
思い出して「ふーっ」とため息をつきたくなる。そんな公演です。
それにしても、片桐仁は見るからに個性的な顔ですが、一見端正な小林賢太朗が、
様々にキャラクターを演じわけるのには驚かされます。
二人とも本当に芸達者。
BSで、最新の公演をやっていたのですが、さらに完成度が増しているようでした。
最近の彼らは、もはや芸術の域に達していると言えます。
最新の公演がDVDになるのが楽しみです。
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