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空前の繁栄は空前の貧困と、ダイポール・モード現象である。
ある状態を作ると、それと対偶の逆の事態が社会に生まれる。
これが対偶効果であり、ダイポール・モード効果だ。
神の国を作れば、殺人の美学が生まれた。
法治国家を作れば、権力犯罪が生まれ、
国家は犯罪の巣窟となった。
これを民営化と称して、小さい政府を作ったところ、
福祉厚生の欠けた、弱肉強食の国家が生まれた。
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これらが対偶効果、ダイポール・モード現象だ。
人は理屈で何かやるが、
社会はその理屈で動かない。
社会が動く理屈、その一つがダイポール・モード現象だ。
この無知の涙、
社会を良くしようとして、強盗殺人国家を作った。
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人の知能が、現実からあまりに遅れていた。
いいことやろうとすると、悪いことが起きる。
これが対偶効果だ。
いいことやるのでなく、いい事態を作る。
これがスーパー理性だ。
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かくして金と権力、所得・消費・欲望の追求から、
Gёdel合理性の世界を作る段階に来た。
金と権力、所得・消費・欲望の対偶は、
犯罪と狂気だった。
成功と幸福を追って作られた、犯罪と狂気の社会。
ここのサリンジャープログラムが実現した。
金と権力を生きる、卑しい人々の社会となった。
人間性を生きる人々は、
高貴な死、
即ち自殺と精神病を生きるのだ。
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ユーモアを持って、この世界から逃亡を図る人々。
人間の尊厳で真っ向勝負する人々。
殆どの人は金と権力を生きて、
世界は豊かさより豊かに荒廃した。
この豊かさが、災害でったことを知らない世界だ。
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豊かさこそは、悪魔が悪魔屋敷に釣るお菓子だった。
これを食って、悪魔屋敷に釣られ、悪魔生活をする人類だ。
何かおかしい、
自分たちは人間でなく、悪魔だった。
だがそれを知ることはない。
スーパー理性にしかそれを知ることが出来ない。
豊かさのダイポール・モード現象が悪魔だった!
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