春秋
枯れ尾花Yahoo!ブログ終わるねやあ。
良い思い出がいっぱい有るなあ。
素敵な出会いも御座いました。
本当にありがとう。
拝啓.
人は変わるものに御座います。
かつては毎日更新していたブログも今ではすっかりやらなくなり、
結婚願望はなかったはずなのに今は彼女と婚約中に御座います。
人は変わるものに御座います。
11月に彼女のお父さんにご挨拶に参るので御座いますが、
俺の見た目がですね、
長髪ヒゲメガネで御座いまして、
これはよろしくないのではないかと。
思う次第に御座います。
そもそもなぜ俺が長髪ヒゲメガネになったかと申しますと、
切っ掛けはサラリーマンを辞めてフリーになったことで御座いますが、
一番の要因は彼女の好みと俺の好みが奇跡的に一致した所に御座いまして、
俺本人の能動的な長髪ヒゲメガネ欲求プラス、彼女の長髪ヒゲメガネ欲求に応えるという受動的な長髪ヒゲメガネ要素も合間って、
なんかもう、すっごい長髪ヒゲメガネ実現力が発揮されとる次第に御座います。
その結果、当然の帰結として俺の顔面は長髪ヒゲメガネになっとるので御座います。
ただ、
これで彼女のお父さんにお会いさせて頂くわけには参らないであろうと、
ご挨拶に参る時には髪を切るしヒゲも剃るよと彼女にお伝え致しました所、
彼女から以下のような返答を頂戴した次第に御座います。
「イヤだ」
まさかと思いました。
なんでなんとお尋ね致しました所、
彼女曰く、
俺に長髪ヒゲメガネはよく似合っているのだそうに御座いまして、
対して短髪髭なしメガネはキショい(気色悪い)と言いますか、似合っていないと言いますか、おっさんが出過ぎると言いますか。
誰がおっさんや。
ナイスミドルや。
話を元に戻しますと、
俺の短髪髭なしメガネはナイスミドルが出過ぎるのだそうに御座います。
だからイヤだと。
長髪ヒゲメガネのままでお父さんに挨拶に行ってと。
彼女が言うので御座います。
娘が長髪ヒゲメガネを連れて来たら大抵のお父さんはびっくりすると思うので御座います。
なんやその顔面はとか、そんななりで挨拶に来るねやとか、切って来いよとか剃って来いよとか、
そういうネガティブな印象を持たれてしまうのではないかと、
俺は怖い思いがするので御座いますが、
一方で、普段は長髪ヒゲメガネなのにご挨拶に参る時だけ爽やかな格好をするのは、
彼女のお父さんを騙す行為だとも思うので御座います。
その姿は不誠実な嘘の姿だと思うので御座います。
常識という言葉で考えるのを止めると選択肢は無くなりますけどねえ。
髪は切る!髭は剃る!それが当たり前!それが常識!
これ以外の選択肢無くなるじゃないですか。
俺は彼女の父親と会うのに普段の俺を見せない方が非常識だと思う。
作られた姿を見せられても彼女のお父さんは安心できないじゃないですか。
今はこんなんやけど普段はどんなんなんやろ、という不安を残すと、
お父さんは今後ずっと彼女を心配すると思うので御座います。
父親というものは、常に娘を思うものであると伺っております。
どんな姿を見せても、これからもずっと娘を思い、娘を心配するのが父親であるかとは存じますが、
少なくともね、
腹の裡を見せず「こいつどんな奴なんや」「大丈夫かこいつで」と思われるよりも、
普段の俺を見てもらって「こんな奴なんや」と思って頂いた方が、
お父さんはご安心召されるのではないかと思った次第に御座います。
幽霊の正体見たり枯れ尾花とも申しますように、
「分からない」というのは恐怖の対象で御座います。
恐らく、俺が分からないままであるとお父さんはすごく不安を残されるでしょうから、
普段の正体を見て頂くために、
彼女の言う通り、長髪ヒゲメガネのままでご挨拶させて頂こうと思った次第に御座います。
もし、
「それ言い出したらスーツもじゃねえの?」
「その理屈だと、普段着でご挨拶に行かないとお父さんに不安が残るんじゃねえの?」
とお思いの方がいらっしゃいましたら、
本当にその通りだなと、
返す言葉が無くて御座います。
でもねえ、
違うんっスよ。
なんて言うのかなあ、
こう、
着替えるという日常的かつ短時間でできる行為と、
時間をかけないと出来上がらない姿というのは、
意味合いがだいぶ変わると思うので御座います。
長髪ヒゲメガネはですよ、
もうその方向にベクトルが向いていて、向きっぱなしで、何日もかけて進んでその姿になるワケでしょ?
瞬時にパッと着替えられる服装とは、意志の強さが全然違うので御座います。
僕はこういう人間ですよ、という正体を見て頂くのに、その意志の強さは外しちゃいけない要素だと思うんです。
長々とワケの分からんことを申してしまいましたが、
要は「こういう奴だ」と彼女のお父さんに分かって頂きたいので御座います。
それは一時の悪い印象を与えたとしても、後の安心につながると確信しています。
なぜなら、一時の良い印象のために自分を取り繕い、後に妻を不幸にする男性が非常に多いと伺っているからに御座います。
それならば少しでも普段の俺を分かった気になって頂いた方が、将来的には良いんじゃないかと、そう思った次第に御座います。
もちろんそれは、俺がこれからもずっと変わらず彼女に優しくあり続けること、彼女を幸せにし続けることが大前提で御座います。
でないと後に「やっぱりあんな風貌の男に娘をやるんじゃなかった」とお父さんに思われるだけで御座いますからね。
最初はびっくりしたけど、娘の結婚相手が君で良かった。
そう思って頂けるように、ずっとずっと誠実なままでいようと思います。
13年前に開設したブログの最後がまさかの惚気で御座いましたが、
これからも皆様のご多幸とご健康をお祈り致しております。
ありがとう。
そしてさようなら。
どこかでまたお会いしましょう。 |



