|
グティが居るから点が入っていると思うよ。
イチローとフィギの残塁が無くなるといいね。
拝啓.
今年はマリナーズが熱くて御座います。
イチローの一年目、まだ大魔神佐々木がチームに居た頃、
シアトルマリナーズは年間162試合中116勝を上げる、
それはそれは強いチームで御座いました。
然しその年を境に、以降はプレーオフから遠ざかり、
チームの成績は年々後退、
気が付けば、信頼の負け率を得る弱小チームへと変貌してしまいました。
毎年シーズン終了間際はイチローの個人記録しか話題が無いような、
寂しいチームで御座いました。
それが強いチームへと生まれ変わる兆しを見せたのは、
去年で御座います。
2009年シーズン、シアトル・マリナーズは「新生」と呼ぶに相応しい、チームの顔となるべく人物が入団致します。
先ずはアスレチックスのベンチコーチであったドン・ワカマツが監督に就任。
インディアンスから守備はイチローを凌ぐとも言われる外野手フランクリン・グティエレスが、
アスレチックスから戦力外通告を受けていたムード・メーカー的存在のグッドガイ、マイク・スウィーニーが
其々加入。
そしてシアトルで絶大の人気を誇る名プレーヤー、ケン・グリフィー・ジュニアの復帰で御座います。
特にジュニアはイチローに対して積極的なコミュニケーションを図り、
頻りに「チームで孤立しがち」と言われていたイチローに笑顔が多く観られるようになりました。
因みにこのケン・グリフィー・ジュニア選手で御座いますけれども、
嘗てはイチローのパワーヒッター版とも言える、走・攻・守全てを備えたオールラウンダーで、
実績や人気・知名度を考慮致しますとイチローもたじたじの伝説的なプレーヤーで御座います。
現役で活躍するメジャーリーガーの多くが「憧れの選手は?」の問いにその名を口に致しますし、
日本で活躍していた頃のイチローの憧れの選手でも御座います。
そんな偉大な選手が、
実はイタズラが大好きで、子供のような無邪気な笑顔を見せる人であったなんて、
少なくとも俺は知りませんでした。
イチローも善い方に想像を裏切られたのではないかと予想されます。
ジュニアはイチローをくすぐります。
イチローはそれまでに球場では聞かせたことが無いような大声で笑い声を上げます。
そしてジュニアは報道陣のカメラの前を通る時に、
「ああするとイチローは喜ぶんだ」
と言って、ニヤリと笑います。
イチローは大勢の子供たちの前で言います。
シアトルの人達はみんな良い人。チームメイトも良い人たちばかりです。
監督もそうだし、コーチもそうだし、選手もそう、みんな良い人です。
でも、ジュニアは違います。
ジュニア選手はホントにイタズラばかりして、ひどい人です。
ジュニア選手はもっと優しくなってください。
ジュニアはしょんぼり。
「ごめんなさい」
これを見てみんなニコニコ。
特筆すべきは、イチローは元々このような冗談を言う人であったという事。
それを今までは言える環境ではなかったという事。
その空気が何年も続いていたので御座います。
これを変えるのは容易でなない、
寧ろ、もう無理ではないかとすら思われる事態ではないかと思われます。
組織に於いて一番難しいのは、
新しいことを始める事ではなく、
ずっと続けていたことを変える事。
で、御座います。
そのチームの空気を変えた
(イチローの言葉では『変わったという言葉では足りないぐらい』の)
ケン・グリフィー・ジュニアという選手の影響力が如何に大きいか、
それを物語るような気が致します。
何よりも先ず実績で、偉大な成績を残している事と、
更に、イチローはこう言います。
「 なかなか、ジュニアみたいな立場に居ると、
人の気持ちだとか、痛み、
そういうものを、感じようとすることは難しいと思うんですよね。
でもそれを兼ね備えているんですよね。
そこに僕は一番、感銘を受けました 」
2009年のシアトル・マリナーズはプレーオフ進出こそ逃すものの、
85勝77敗、
ワイルドカード争いでも4位に着ける、
久し振りの好成績で御座いました。
何より、
いいチームで御座いました。
イチローは言います。
いいチームを作るには、いい人間が必要。
能力が高い選手ではなくて、いい人間が集まった方が、
それを作る事が出来る。
個人にスポットを当てますと、
イチローが9年連続200本安打、ゴールドグラブとシルバースラッガーのW受賞。
エース、フェリックス・ヘルナンデスが球団史上初となる最多勝のタイトル獲得。
ゲティエレスが攻守で期待通り、或いは期待以上のパフォーマンスを示し、
アーズマというクローザーが確立致しました。
そして多くのメジャーリーガーの尊敬を集めるケン・グリフィー・ジュニアが、
間違い無くチームの精神的支柱となっていたと思われます。
更に、チーム防御率がリーグ1位という素晴らしい成績を残しております。
これはピッチャーの力量も勿論御座いますが、
その守備陣が豪華で御座います。
今年は上記で名前を挙げた選手が全て残り、
守備面では2009年で十分に豪華であったメンバーを更に補強し、
同地区のライバルチームであるエンゼルスのリードオフマン、フィギィンスを獲得、
グティエレスが3番定着の兆しを見せ、
出塁率の高いイチロー・フィギィンスが残塁せずに済むのではないかと、
もう期待大、なので御座います。
守備は間違い無くMLB全体で見てもトップクラス、
キャッチャーとレフト以外の6人はゴールドグラブレベルの名手揃いで御座います。
(じょ、城島が居れば…っ!)
守備を観るだけでも楽しいチーム。
攻撃面では
1番 イチロー
2番 フィギンス
3番 グティエレス
の3名が熱い!
この3人で点が取れますぜ。
早い話がですね、
ファンが近年で最も期待するチーム、
それが2010年のマリナーズなので御座います。
ケン・グリフィー・ジュニアがマリナーズと2010年の契約を結んだと聞いたイチローは言います。
「夢の続きが見られる」
それは勿論、憧れであり、ヒーローである、偉大な選手とまた1年間プレーが出来る、
その意味も強いかと思われますが、
ジュニア御自身が言うように、今はチームの転換期、理想のチームへの脱皮を始めたばかりで御座います。
強いチームへと成熟しつつ御座います。
夢の続きは、
ファンにとっても、
ジュニア選手にとっても、
また、イチロー選手にとっても、
ワールドシリーズ制覇へと繋がっているように思います。
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用



