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目が覚めると 俺は 川の畔で 美しい少女に看病されていた。
「ここはどこだ?」
スジャータ 「?」
「今日は何日だ?」
スジャータ 「何日? わからない」
「あん? お前は誰だ?」
スジャータ 「スジャータよ あなたは修行僧ね 餓死寸前でそこに倒れてい
たの山羊の乳の粥よ 少しずつ食べて」
俺は目がまわりそうな空腹から恥も外聞もなくその粥をがついた。
(美味い! こんなうまいもんがあるとは知らなかった 地球で食べたステーキや
寿司など目ではなかった)
スジャータ 「断食の修行ね でもそんなことして 何になるのそんなキツイことして
死んだらどうするの? あなたの母親が悲しむんじゃない?」
(母親も父親も おばちゃんも 従兄も 姉も友達も みんな おれより 先に逝ったさ 誰も心配する人なんていやしない! 俺はがつきながらそう思っていた。)
「ごめん 娘さん お見苦しいところを見せて 本当にありがとう
助かったよ 」
スジャータ 「よかった! じゃあ 私の家に来て。 寝床を用意してあるは そこ でぐっすり 好きなだけ 休んでいって。 」
「ありがとう 娘さん じゃあ 休ませてもらうよ」
(この女 俺に気があるのか?)
「ところで、娘さん 誰か男の友達はいるのかい?」
「ええ 私には許嫁のマハトマがいるは」
(なんだ お手つきかい…. しばらくして、自分がそう思ったことを恥じた。
俺は馬鹿か 命の恩人になんてことを…..)
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