ここから本文です
もう、ちょっと。ニュース、てんこもりにしようぜ。

書庫全体表示

シャーラ船送りが告げる夏の終わり 隠岐・西ノ島で送り盆行事 /島根

みんなの経済新聞ネットワーク 8月21日(金)16時0分配信
 隠岐・西ノ島町で8月16日早朝、シャーラ船送りが行われた。(隠岐経済新聞)

 シャーラ船送りは、盆に迎えた先祖の霊を精霊船に乗せ、西方浄土につながる海へと送り出す送り盆の行事で、日本各地で行われている。西ノ島では全長10メートル超のシャーラ船がえい航されるため、その姿の荘厳(そうごん)さから、隠岐の夏の終わりを象徴する風景の一つとして数えられている。

子どもたちを乗せて穏やかな海面を進むシャーラ船

 特徴的な無数の小さな旗は「盆旗」と呼ばれ、各家庭で作られたもの。これを地元の子どもたちが各家庭を回って集め、帆に見立てて取り付ける。かつて船体は麦わらや稲わらで作られていたが、材料が入手困難なことからアシやカヤが代用されたり、木造船に変わったりするなど、時代に応じた形で今も受け継がれている。

 各家庭から集めたたくさんの供え物とともに、子どもたちがシャーラ船に乗り込むと、動力を持たないシャーラ船は漁船にえい航され出航。早朝の湾内を盆唄とご詠歌に送られ、出航する姿は過ぎゆく夏と、お盆が過ぎて島外へ戻る家族の姿と重なり、故郷のノスタルジーを感じさせる風景とも。
みんなの経済新聞ネットワーク
最終更新:8月21日(金)16時0分
みんなの経済新聞ネットワーク

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事