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ぐっちーさん「地方の人はプライドなさすぎだ」

6/8(土) 6:10配信

東洋経済オンライン

 フランスにやってきました。

 これで10年連続、毎年最低1回はフランスを訪れています。仕事柄、アメリカの頻度には及びもつきませんが、頑張ってやってきている外国の1つであります。3年前からは、同じく東洋経済オンラインに連載中の木下斉君(愛称きの)も伴って、ある意味定点観測となっております。

 フランスといえばパリもいいんですが、やはり地方経済に特徴あり、なのです。きのといろいろ打ち合わせ、昨年までボルドー、シャンパーニュと回って、今年はブルゴーニュの順番となりました。

 この3都市はたまたま共通でワインという飲み物を軸に経済を展開しています。しかしながら、それぞれが独自の基準で規制を作り、基準に従わないようならば、参入を一切許しません。なおかつ特徴を法律で守ることによって、世界市場を相手に独自の文化を売り出し、直接世界市場から稼いでいる地域なのです。

■フランスのように、地元にもっとプライドを持て

 ワインの産地ではなくても、同じような展開はブルターニュやマルセイユなどでも同様に行われています。要するに、「ゆるキャラ」「B級グルメ」のように、日本全国「金太郎飴的な展開」などといったことは絶対にありません。

 さらに、日本全国どこに行っても、海鮮丼が出てきてまぐろがのっているわけですよね(そもそも、地元の魚じゃないじゃん!!  例えば、信州の方には申し訳ありませんが、なんで信州の山奥で海鮮丼なんだ!! )。このように、わけのわからないことは一切ありません。その意味では、どの地方も妥協を許さず「俺の地元のものはこれだ」、という線を一歩も譲る気はありません。

 アメリカでもそうなんですが、この「自分の住んでいる地域(コミュニティー)に対するプライド」というのが、そもそも日本には欠けている地域が少なくないのです。これは東京にいるときにはまったく気がつきませんでした。

 もっと言うと、「当事者意識」とでもいうんでしょうか。アメリカでもシアトルならシアトルという自負があり、つい最近まで空港からの鉄道敷設にしても、何度も反対運動で潰れてきました。理由は、といえば、あまりにも便利になると「有象無象」がやってきてシアトルらしさが失われ、肝心の自分たちの文化が衰退するから。だから反対するわけです。「交通が便利になれば自動的に人が来て儲かる」と思っている、考えの浅い人たちしかいない地域とは、わけが違うのです。

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最終更新:6/8(土) 6:10
東洋経済オンライン

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