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小児科医ママが「ビタミンDサプリ」の活用を推奨するワケ

6/14(金) 7:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

※子育ての悩みは色々ありますが、「食事」に関して頭を抱えてしまうことは珍しくありません。子供の成長には何が重要で、どのように食べさせたらいいのか…考えれば考えるほど行き詰まりを感じてしまう方も多いでしょう。本連載では都内のクリニックで年間1万人もの子どもを診察する工藤紀子小児科医が、赤ちゃんの発達に欠かせない5つの栄養素と、その栄養素の与え方を説明していきます。

なぜ「ビタミンD不足」は起きるのか?

前回(関連記事:『 日光浴の不足?増加が危惧される「赤ちゃんのビタミンD不足」 』、ビタミンDは骨を強くするビタミンであり、太陽の光で産生されるので窓越しでなく直接の日光を安全な範囲で浴びるとよい、と話をしました。先日のあるテレビドラマでも「過度の紫外線対策が原因の一つで子どもがくる病に」、という話があったようです。ビタミンD不足の子どもが増えているという背景を反映しています。

復習ですが、「いまの季節、時間に、自分はどのくらい日光を浴びたらよく、日焼けをしないために何分以上は避けたらいいのか」ということについては、国環研(国立環境研究所)の 地球環境研究センターのWEBサイト (モバイル用簡易サイトは こちら )で確認可能です。

ではこのビタミンDが足りなくなる場合はどのような場合でしょうか。これには生まれたときから低い場合と、供給が足りない場合があります。

■生まれたときから低い場合

(1)妊娠中のお母さんのビタミンDが低い

ビタミンDは妊娠の終わりごろ、胎盤を通じて赤ちゃんに移行します。したがって、お母さんの体内のビタミンDがもともと低い場合は、赤ちゃんのビタミンDも低くなります。

(2)早く生まれた赤ちゃん

お母さんから十分なビタミンDをもらう前に生まれてきてしまうので、早く生まれた子は生まれつきビタミンDが低い状態にあります。

■供給が足りない場合

(3)母乳栄養の子、十分なミルクが飲めない子

母乳は赤ちゃんにとって大切な栄養が豊富ですが、実は母乳中のビタミンD濃度は100ml中0.06〜0.3μg程度と低く、なんと母乳のみで育つ赤ちゃんの75%がビタミンD不足であるという報告があります。

育児用ミルクにはビタミンDが100ml中0.8μg〜1.2μgになるまで添加されていますが、ある程度の量が飲めて初めて、1日の必要量に達するので、生後しばらくはビタミンDが足りていない状態にあります(具体的な量は後述します)。

(4)日光を浴びない生活が続くとき

なんらかの理由によって家のなかに居続けなければいけないとき、また緯度が高い地域で天候不良が続くとき、日光によるビタミンDの生成ができないので、足りなくなります。特に冬場は赤ちゃんを、窓越しではなく、直接日光に当てること自体が少ないため、ビタミンDが足りなくなりがちです。

(5)完全母乳の子で、離乳食が進まないとき

完全母乳の場合、母乳中のビタミンDが低いので、離乳食で補う必要があります。ただし離乳食でしらすやシャケのようにビタミンDが豊富に入っている食材を食べない、食べられない、なんとなくあげていない場合は、食事から補えずビタミンDが足りなくなります。卵黄にもビタミンDが含まれるためか、先日放送されたドラマでは、カルテにあった「卵アレルギー」という記述がヒントとなり、赤ちゃんのビタミンD不足が判明するというシーンがありました。

(1)〜(5)のことを考えると、実は多くの赤ちゃんがビタミンD不足の可能性があるのです。

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最終更新:6/14(金) 7:00
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