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ブログ172 紺青の海

今日の一句

        「 紺青に 楔のごとく ヨットあり 」
        (こんじょうに くさびのごとく ヨットあり)

   ヨットと言えば、クルーザーが優雅に大海原を走っているイメージを持つでしょう。
   油壷に豪華クルーザーが舫っているイメージを思うでしょう。
   黒のブレザー、白のパンツ、目にはサングラス、口に葉巻を銜え、ワイン等を嗜んで
   クラブハウスに談笑する高雅なイメージ。
   空はあくまでも青く、海は紺青に輝いてアランドロンの「太陽がいっぱい」のように
   日の光に満ち満ちているイメージ。
   又は、小型ヨットを駆ってシケや大荒れの海原に悪戦苦闘し94日で太平洋横断を成功させ
   サンフランシスコに笑顔で着いた堀江謙一を思い浮かべるかもしれません。
   

         「 ヨットそれぞれに 弧をふかめつつ 沖へ 」      誓子?

  朝、岸壁に一列に並んで海に向かって「お願いします」と挨拶をし、練習が終わって海に
  「有難う御座いました」と挨拶する、アマチュアヨット部のヨットは二人乗りが主力です。
  470級とスナイプ級と呼ばれるデインギーです。
  華やかさなど微塵もなくて、風速10メートルを越えるとサイドステイがびんびん鳴って
  いっぱいに切り上がった帆、傾いた船体を押さえる為に体を外に、海に、投げ出さん
  ばかりにしてバランスをとるのです。腹筋がびくびくしております。
  格好良い、とんでもありません。苦しさのみ多かりきです。
  動力の無いヨットが風上に向かって走る、不思議ではありませんか。
  風上マークに向かって、帆と風との角度を調整しながら、斜めにジグザグに切り上がって行くのです
  何処に強く風が吹いているか、潮の流れはどちらに向けて流れているか、当面のライバル艇を
  如何に押さえるか、色々な戦略、戦術があるのです。
  艇長とクルーのチームワークが全てです。
  風がまったく凪いで、じりじりする暑さにも耐えるのです。
  遠き青春の帆、山口誓子のわがこころの帆とは言いえて妙です。
  白い帆が水平線を楔のごとく切り裂いて空と海とに分けて走っております。
  紺青の海です。
推敲 8/17

     「 切り裂いて 楔のごとき ヨットかな 」

  
   
   
   


    
  
          

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海と俳句の取り合わせは、なかなか難しいものがあります。特に、沖合でのインプレッションが。短い言葉で、心情を共感できなければ、詠む意味がないからです。そこら辺を、うまく出来ればと思っているのですが、いつになることやら・・・。

2006/8/11(金) 午後 8:48 タッちゃん(turbobf)

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確かに海に取り合わせの俳句は難しいと思います。陳腐におちいり易い のです。まあブログだから出来る事かも知れません。厚顔にです。

2006/8/12(土) 午前 8:31 [ nkr*k*17 ]

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