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470新蕎麦

      今日の一句

       「 石臼を 挽き新蕎麦を 饗したり 」
     (いしうすを ひきしんそばを きょうしたり)


   日本の古来からの道具は優れものです。
   金沢を南に走ると白山の麓に鶴来町があります。
   白山ひめ神社を中心に栄えて来た町です。
   「 白山を 盾とす宮の 破魔矢かな 」
   初詣の三が日は混雑でお参り出来ない位です。
   山里近き町だけあって古い道具の掘り出し物が良く出るのです。
   石臼の綺麗な物を見つけました。
   「 蕎麦はまだ 花でもてなす 山路かな  芭蕉 」
   今、新蕎麦の出たばかりです。
   新蕎麦を石臼で挽いて蕎麦を打とうと思いました。
   石臼は石をすり合わせて挽くのですが、あの重い石が旨く動くのか
   心配でしたが、さすが日本の誇る道具?です。
   蕎麦の実を入れて挽くと軽やかに動くのです。
   感激物です。
   何事も経験です。
   囲炉裏における自在鉤みたいに優れ物でした。
   ゆっくりと石臼を挽く、ゆったりとした時間が流れだすのです。
   新蕎麦の香りが石臼の挽く間から、アーモンドの様な香りが
   漂い出してきたのです。


   

469飛騨路

     今日の一句

      「 足湯して 釣瓶落としの 飛騨路かな 」
     (あしゆして つるべおとしの ひだじかな )


   秋も深まっていくと日暮れも早く、まだ陽は高いと思っていても
   あっと云う間に暗くなるのです。
   「 秋の航 一大紺 円盤の中  草田男 」
   「 一日の 旅おもしろや 萩の原  子規 」
   旅にも色々あって船の旅、汽車の旅、車のドライブと秋を楽しむに
   人それぞれです。
   慌ただしく日帰りや、山の湯にゆったり一日を過ごすのも又
   それぞれです。
   飛騨路は山道でくねくねと見通しも悪く、陽が暮れだすと特に早く
   感じるのです。
   釣瓶落とし、そお感じるのです。
   車のナビも路なりと言ったきりで沈黙しております。
   余計に心急く思いなのです。

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468帰り花

     今日の一句

       「 還暦を 越えて歯の生へ 帰り花 」
      (かんれきを こえてはのはえ かえりばな)


   六十を越えて歯が生えて来たと言うのです。
   上の奥歯の所がむずむずしてきて歯が生えてきたと言うのです。
   奥歯に被せてあった金歯がとれて大分経ってからむずむずしてきたと
   言うのです。
   歯茎の中に歯の根っこが残っていたのでしょう。
   それが伸びてきたのかも知れません。
   六十と云えば還暦とも云います。
   歳が一回りして歯も生まれ替わったのかもです。
   目出度い事かも知れません。
   羨ましい限りです。
   その話を聞いてからと云うもの毎日鏡を見ているのです。
   歯医者に行くのが怖くてそのままにしてある、前歯が生えてこないか
   歯茎の所を触ったり撫でたりしているのです。
   丹念に歯ブラシをかけて刺激を与えてもいるのです。
   小春日和に春と勘違いして花開くことを帰り花と云いますが、
   思いもよらない時に咲き出す、そお私もあやかりたいものです。
   
       「 花げしの ふはつくやうな 前歯かな 」
       「 すりこ木の やうな歯茎も 花の春 」   一茶

   

467銀杏

     今日の一句

      「 銀杏の 落ちて踏み場も なかりけり 」
     (ぎんなんの おちてふみばも なかりけり)


   「 香り継ぐ 金木犀の 垣根かな 」朝早く散歩をしていると、
   至る所から金木犀の香りがしてきます。
   金沢は金木犀を植えている家が多いのです。
   
      「 犬の糞 金木犀の 香の下に 」
    (いぬのふん きんもくせいの かのしたに)

   犬が鼻を上に向けて匂いを嗅いでいるのを見かけますが、たいがい金木犀の木の下   です。
   寺町に差し掛かると広見は足場も無い位に銀杏が落ちていました。
   いよいよ落葉の季節です。

      「 行き過ぎて 金木犀の 香と知りぬ 」   
   

466足湯

      今日の一句

        「 足湯して 雲なき峰や 天高し 」
       (あしゆして くもなきみねや てんたかし)


    富山は庄川へ毎年の恒例となった鮎を食べに行きました。
    「 小振りなる 鮎こそ旨し 川の音 」
    ここの鮎は小振りなのです。
    今の時期は落ち鮎で大きくなっているはずなのにです。
    庄川の川沿いに建つ店です。
     「 口かつと 串を打たれて 鮎焼かれ 」
    窓の外を見ると鮎釣りの人がちらほら見えるのです。
    形が全て小振りで整っているのです。
    もしかすると養殖なのでしょうか。
    天然の鮎を釣っているのを横に見て、まさか養殖はないでしょう。  
    
       「 みちのくの 鮭は醜し 吾もみちのく 」  山口青邨

    富山の山並みは綺麗です。
    特に天高く澄み切った今の時期はです。
    庄川温泉峡で深山の風を感じ足湯して山並みを見詰めている幸せを
    感じるのです。
    


      
    

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