無題

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全98ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 前のページ | 次のページ ]

445西日

      今日の一句

       「 格子戸や 朝より西日 してをりぬ 」
      (こうしどや あさよりにしび しておりぬ)

       「 だらだらの 坂の行きつく 暑さかな 」

   
    今日は大暑です。「 格子戸も 日除けにならぬ 西日かな 」 
    連日金沢も暑い日が続いております。
    梅雨も開けたと言いますが、今年は空梅雨もいいところです。
    向かいの朝顔棚の朝顔の葉も暑さの為裏返っております。
    「 朝顔の 葉も裏返る 大暑かな 」
    ねじれ返っていると言った方がいいかもしれません。
    元気が良いのは南瓜の蔓位です。
    畑を越えて道端まで伸ばしているのです。
    それと百日紅の花も暑くなれば成る程、色鮮やかになるようです。
    「 坂道は 命の糧や 百日紅 」
    毎日日課としている朝の散歩の坂道を登りきった所に百日紅の鮮やかな
    紅色が滲みるのです。
      

444山蟻

      今日の一句

       「 山蟻を 踏みつけてゐる 一歩かな 」
      (やまありを ふみつけている いっぽかな)


   「 天に鴉 地に蟻驕る 世なりけり 」今は鴉と蟻の天下かも
   知れません。
   目を凝らせば地に蟻が蠢いて、天は完全に鴉に制空権を握られて
   いるのです。
   山道を歩いていて、踏みつける意志も無いのについつい気が付けば
   山蟻を踏みつけている事があります。気が付かないだけの事でしょっちゅう
   あるのかも知れません。
   「 山蟻の 踏みつけて行く 蟻地獄 」
   松風の下、蟻を捕獲しようと待ち構える蜉蝣のちんけな蟻地獄では
   山蟻にとっては何の障害にも成らないのです。
   そんな山蟻も無意識な人間の一歩に踏みにじられているのです。
   無常を感じます。

443睡蓮

     今日の一句

       「 睡蓮の 池を埋めて 今盛り 」
      (すいれんの いけをうずめて いまさかり)

       「 雨の後 南瓜畑の 匂い立つ 」
      (あめのあと かぼちゃばたけの においたつ)

       「 打ち水や 鎮める塵も 小半時 」
       (うちみずや しずめるちりも こはんとき)


  まったく予見なしに似た句が出来ることがあります。
  句意は全く違うのですが、ある部分が同じ事も起きるのです。
  前に少しでも読んでいて、無意識にそのフレーズを使うこともあるでしょう。
  17文字の中で作るので良くあることかも知れません。
  それに季節ごとの季語なるものがあるのです。
  季語は不変ですから、その中で独自のものを詠んでいく大変さです。
  「 ほたる烏賊 咥へ鴎の 嘴光る 」
  (ほたるいか くわへかもめの はしひかる)
  最近作った句です。
  中村草田男の「長子」と云う句集にこんな句が載っておりました。
   「 炎天の 城や雀の 嘴光る 」
  (えんてんの しろやすずめの はしひかる)
  雀と鴎の違いはありますが、17文字の中9文字が同じなのです。
  中村草田男と同じフレーズを使っているのです。
  偶然に見つけたのです。
  あの草田男と同じフレーズを思いつく事の嬉しさがまず立ったのですのですが
  先を越された疎ましさも立ったのです。
  










  

442出水

     今日の一句

      「 山膚の 色に濁れる 出水かな 」
     (やまはだの いろににごれる でみずかな)

      「 砂浜も 冷めて寂れぬ 土用波 」
     (すなはまも さめてさびれぬ どようなみ)

      「 日の暮に 艶めく花街 梅三分 」


   犀星の生家雨宝院の横を流れる犀川も今日は夕べの大雨に
   黄土色に濁っております。
   鮎釣りを楽しみにしている人にとっては恨みの雨かも知れません。
   梅雨も明ける頃になると豪雨に見舞われることがあります。
   これを出水と云うのです。
   あまり降りすぎると稲に損害を与える事があり注意が必要です。

      「 田の上を 小舟行くなり 梅雨出水 」   青木 月斗

   出水の後は暑い夏の到来です。
   
   「 石麻呂に 吾物申す 夏痩せに よしと云う物ぞ うなぎ取り召せ 」

                             大友 家持


   





   

441蚊

      今日の一句

        「 二度三度 蚊を打ち逃し 明けにけり 」
       (にどさんど かをうちのがし あけにけり)

        「 道端に 蚯蚓干涸らぶ 大暑かな 」
       (みちばたに みみずひからぶ たいしょかな)


   「 天気図の 指紋のごとく ありて雪 」がある俳句大賞に応募し
   入賞しました。
   「 春滔々 富士一塊に 完結する 」の句に続いての入賞となりました。
   嬉しく励みとなります。俳句初学の身としては望外の喜びです。
   絵を描く人がデッサンに力を入れるように、これからは見たものをあるがままに
   写生したいと思います。    

全98ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 前のページ | 次のページ ]


.
nkr*k*17
nkr*k*17
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

Yahoo!からのお知らせ

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事