|
「粛清」された国民作家
こんにちは。関東地方も秋めいてきました。
3月の東日本大災害以後、時間の経過に拍車がかかってきたように思います。
先日開いた東京のライブには岡山講演会の常連であるYさんが顔を出してくれ、
二次会も大いに盛り上がりました。ご参加ありがとうございました。
さて、NLCの最新配信号「水増しされた水増しされた日中友好劇・SMAP北京コンサートの内部事情」を読んだばかりの読者の方から「NLCは芸能ネタにも強いですね」とお褒めいただきました(笑)。NLCは当然のことですが、中国アジアがらみの話なら、山口百恵から渥美清、アグネスチャン、そして、今回のSMAPとそれが芸能界に関することであろうが、なかろうが、全て書きます。次はAKB?
アグネスチャンについて私が論評した動画とブログに掲載した「アグネスチャン・欺瞞の博愛」がネット上に頻繁にアップされています。いずれもかなり前のものなのですが、いまでも「現役」のようです。逆に言えば、新しい解説は見当たらないということであり、このあたりがネット言論の限界だろうと思います。
総じて言えば、ネットにはプロの手が入っていない。
それでは情報の信頼性は限りなく小さくなります。
まあ、それはそれとして、ネットに書き込まれた彼女に対する内容もさまざまで、あからさまな差別言語も少なくない反面、その「人道主義」のいいかげんさ(中国国内の差別や人権弾圧への沈黙)への怒りも目立ちます。
私が印象深かったのは「アグネスへの罵倒はどうでもいい。だが、あの司馬遼太郎が李登輝氏と対談したことで、日中友好団体の理事の地位を追放されたエピソードの方が興味深かった」との書き込みでした。
中国を怒らせれば、日本で最も有名な「国民作家」司馬遼太郎氏ですら、「友好団体」から陰湿な形で排除され、粛清されるというこの日本の現実。
こうした団体からアグネスは「危険ではない」人権活動家と見られているのです。
それは果たして、彼女にとって誇りえることなのかどうか。
さらに付け加えておけば、こうした「日中友好団体」の代表機関「日中友好協会」の会長には加藤紘一氏が、「国際貿易促進協会」には河野洋平氏がそれぞれ就任していることです。両氏はいずれも「リベラル」を売り物にする朝日と毎日新聞から評価の高い政治家ですが、その一方で、加藤氏は「北朝鮮に拉致されて帰国した5人の日本人を返せ!」と叫び、河野氏は現役の衆議院議長として公務員として最高額の報酬を受けながら同時に協会から相当額の会長給与を手にしていた人物でもあることです。彼らは別に民主党員ではありません。れっきとした自民党幹事長であり、自民党総裁だった方々です。これを見ても単なる民主党バッシングが有効性を持たないことはあきらかです。
また、朝日や毎日の記者の方にも聞きたいのは、こういうのって、本当に(リベラル)なの?ということにつきます。
政治家だけではありません。今月の「月刊WILL」に歴代の中国大使たちと中国政府および東電など大企業との癒着についてレポートしました。読者の反響はいい。
私が同誌に書くようになったきっかけは編集長の花田さんから「血の出るようなレポートがほしい」ということで、菅直人前総理が頻繁に足を運んでいたホテルニューオータニの高級中華レストランで、ふかひれを奢ってもらったのがきっかけです(笑)。
ただ私の仕事の軸足はNLCとNLC主催の講演会です。
なにか事件があればまた岡山に行きます。いましばらくお待ちを。
追加
守岡さんからいただいた岡山のブドウは美味でございました。
|