森なな子 Official Blog

2012 ミス・ユニバース・ジャパン ファイナリスト、森なな子のブログです。

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皆さんは「ジョー・ブラックをよろしく」という映画をご覧になった事はありますか?

私はこの作品を昨日初めて観ました。

率直な感想。
単純で、美しい映画だと思いました。

物語の主要人物は、大企業の社長、ウィリアム・パリッシュ。通称ビル。
演じるのは皆さんご存じのアンソニー・ホプキンス。私は彼の「羊たちの沈黙」シリーズのレクター博士のイメージがどうしても強かったので、彼の、娘を愛する一人の父親像に最初は新鮮さを感じていました。
ときおりコミカルな場面もあり、もっと彼の出演作品を観たいと思いました。

次にビルの愛娘スーザン。絵に描いたようなお嬢様で、内科の研修医。スーザン役にクレア・フォラーニ。私はこの女優さんを初めて知りました。
エキゾチックな目元が美しく、ラストのドレス姿が印象的。

そして、この映画のタイトルにもなっているジョー・ブラック。
彼の正体は死神。
ビルに死期が近い事を知らせます。人間界に興味を持ち、ある青年の肉体を借りて現界。
ビルに人間界の案内役を頼みます。
演じるのはブラッド・ピット。
彼の演じるジョーはとても美しい。
私が知っている中では、死を擬人化すると、美しいものが多い気がします‥。


ビルの娘に対する愛情、スーザンの父に対する愛情に、心打たれました。
愛しているからこそ、我が子の幸せを願い、厳しい事も言ったり、傷つけてしまう。
子供も傷つきながら、それをどこかで理解している。
クライマックスで親子でダンスするシーンでは、涙が止まりませんでした。


そしてスーザンの心境の変化にも注目。
完璧なエリートの恋人がいるのに、素っ気ないスーザン。父親のビルはそんな娘に「愛の情熱、稲妻を知らない人生なんか意味の無いものだ」と語っていました。
そんなスーザンも、ジョーと出会い、過ごすうちに彼に惹かれ、愛し合い、愛しているからこその苦しみを味わいます。

‥その苦しみを知るのと知らないのでは、人生180度変わると私は思います。
ビルが言う様に、意味の無い人生になると。

様々な愛が描かれているこの映画ですが、友愛もしっかり描かれています。
ビルの上の娘婿であるクインスは、この映画の中での1番のお気に入りキャラクターです‥!
彼の何気ない一言が原因で、ビルは会社で窮地に立たされてしまうのですが、
その事を心から後悔し、嘆いています。
その様子がたまらなく愛おしい。
自分の利益を顧みず、最後にはビルに全てを打ち明けるクインス。その勇気に拍手を送りたいです。

この映画を見終わった時に考えたのは、もし、自分の死期が見えていたなら、私は、それまでに誰に会い、何を伝えるかという事です。

沢山の人に会いたいし、感謝の気持ちや、愛している事を伝えたい。

まぁ、頭で考えるのは簡単ですが、伝えるのは難しいですよね。
かといって突然「愛しているよ」と語りだすのもいきなりどうしたと思われるので、
日頃から、私を支えてくれる人、側に居てくれる人達に感謝し、私なりに、傷つけない様に、大切に接していこうと思いました。


ジョー・ブラックをよろしく

もう一回観返そうと思います。


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