人間

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はだしのゲン。

はだしのゲンの作者である中沢啓二さんが漫画家を引退されるそうである。


ガキの頃、中沢啓二さんの漫画を愛読した俺としては非常に感慨深い。


70歳になられ、ご自身の持病であった白内障が回復することなく、引退を決意されたようだ。


このままはだしのゲン第二部が始まることも、もうないのだろうか。




俺が学校に行かなくなって間がないころ、京都の産業会館だったろうか、中沢啓二さんの講演会に


行ったことがあった。


2時間くらいの講演を最前列の真正面で聴いていた。


そのなかで、はだしのゲンに登場する人物は、実在人物をモチーフにしている事、主人公のゲンの


弟分である隆太は、今でも刑務所を出たり入ったりしている事などを明かされていた。


一番印象的だったのは、公演の最後の締めくくりで、



「もし、再び戦争をはじめようとたくらんでいる奴がいるのなら、私がこの手で殺しに行きます」



と、はっきり殺人宣言されていたことだ。


戦争を始めたやつらを、殺してやりたいほど憎んでる自分を少しも隠さないでおられた。




講演の後で、中沢啓二さんが監督されたアニメ映画が上映されたのだが、これが広島のパンパンを


題材にした内容で、性描写がものすごく、ガキの俺にはさっぱり意味がわからなかったのだが、そ


れでも、大人の時間を過ごしたような妙な満足感だけはあった。




中沢啓二さん、お疲れさまでした。おおきに。


そう言いたい心境です。

にんげんを人の間と書くのはなんでかと言うと、人間は人間関係によって作られているものだか


ら、「ひとのあいだ」と書くのだ、と明治学院大学教授の竹田某と言うおっさんがなんかに書いて


たが、金八先生級のこじつけである。


人間はかくかくしかじかである、とノタマウのは基本的には全部こじつけにすぎぬが、権威ある大


学の先生が、ある原型を示してそれをやんのは立派な公害である。


このおっさんの弁に従うなら、人間関係をまったく築けない奴や、厭世的な奴は最初から人間とし


て作られていないことになるが、人間を信仰してる人、せざるを得ない人にとってはそれがまさに


致命的であるということがわからんのだろか。こんなもんは人間信仰による人間疎外でしかない。




この哲学者でもあるという竹田某という男の書いた本はホンマ腹立つ。


本屋にあっても絶対に買わないが、図書館などでは腹立ち紛れにグイグイと読んでしまう。


図書館での貴重な時間をこんな奴の本の為に費やしたかと思うと、後で悲しくなる。


「愚か者の哲学」なんちゅう本を書いてたが、「愚か者のあなたへ」とでもタイトルを改めた方が


ええような、読み手を見下した内容の本であった。



ほな、なんで「人間」と書くんか?


間抜けやからにきまっとるやんけ。

キャラウェイ高等弁務官。


アメリカによる沖縄占領時代、軍事最優先で島民蔑視の悪政を敷いた、日本嫌いのアメリカ陸軍


中将。この人物にはそんなイメージしか想起できない。



ところが、沖縄から離れた南大東島ではキャラウェイは神様だという。


島の中心部には公園があり、そこにはキャラウェイの半身像が立っている。


なぜにキャラウェイ?


これにはなにやら深いわけがありそうである。




普段、南大東島を耳にする機会があるとすれば、台風の時くらいではなかろうか。


天気予報の地図上で、渦巻に飲み込まれてる絶海の孤島としての認知度ならあると思う。


だが、この島の歴史については、あまり知られておらず、俺も最近まで全く知らなかった。




南大東島は沖縄本島の東にある周囲20キロ、現在人口1400人足らずの島。


1820年(文政3年)、付近を航行していたロシア海軍によって偶然発見されたのだが、当初は


無人島であった。


日本の領土とされたのは、その65年後の明治18年。


そして、この島がサトウキビプランテーションとして、本格的に入植がはじまったのが明治33年


1月。明治政府より島の占有権を認められた、東京の玉置半右衛門という一実業家によって開拓民


23人が島にすみついたのが始まりだった。


明治政府が朝鮮、台湾へと覇権を拡大してゆく過程で、植民地経営の雛型としては北海道への入


植が重要な役割を負わされたのと同様に、見落とされがちではあるが、南大東島の製糖事業も重要


な足がかりに違いなかった。


後に、島の製糖事業は玉置の手を離れ、大日本精糖に引き継がれることになる。


ここからは、本格的な国内植民地の歴史である。


1934年に刊行された大日本精糖の社史によると、



<凡そ一会社が全島を領有するがごときは稀有の事例にして、政府もまた十分なる理解を持って毛


も干渉せざるのみならず、拓殖上幾多の便宜を与えその経営は自由手腕に一任せるを以て、能く一


貫し足る施設をなすを得、その一事は我が国において他に比する可きものなく、特異の事実にして


植民地経営上もっとも貴重な参考資料なる可し>


この島における統治システムは会社を頂点とした、朝鮮、台湾における総督府のそれである。


国が認める「経営の一任」は治外法権を意味した。


島には市町村制もなく、商店も病院も、警察、学校までも会社の直営であった。


貨幣の流出を防ぐために、法定通貨は禁止され、この島だけにあてがわれた金券で給料も支払われ


ていた。


そんな所へ、大正10年には四千人もの人々が住んでいたのである。


全住民は出身地と職業的階級によりはっきりと階層化され、沖縄出身者と沖縄以外の「日本


人」とは特に区別した。


この島での沖縄出身者は戸籍も住民登録も選挙権もなく、転出しようにも雇用主の許可がないと認


められず、無断で島を離れた者には容赦ない刑罰が用意されていた。


しかも、この時代の島民の90パーセントが八丈島と沖縄出身者であった。


また、八丈島出身者と沖縄出身者は出身地による待遇の違いから対立し、集団抗争に至った記録も


あるという。


このような状況が大日本帝国が崩壊する1945年までの約半世紀、続くことになる。




もともと耕作地でもないただの無人島を、肥沃なサトウキビ畑に変えるには小作農による苦節百年


(南大東村史)の歴史があった。


1951年、農民らが村長を代表に陳情団を那覇に送り、琉球政府に土地所有権を認めるように求


、めたのを皮切りに、以後十三年間にも渡り悲願ともいえる陳情が繰り返された。


しかし、1962年3月、琉球政府の裁判所が下した決定は会社側の主張を認め、戦前と同じく、


島における土地所有の一切の権利は日東興業(戦後の大日本精糖社名)にあるとした。


この判決により、農民の悲願は粉砕され、一蹴され、再度の地獄行きを宣告された。


だが、このとき、農民の窮地を救ってくれたのが、かのキャラウェイ高等弁務官なのだそうであ


る。嫌日家のこの人物が米軍占領政策にそぐわない旧日本的裁判所のこの決定を快く思わなかった


ことは容易に想像できる。


ただちに布告を発し、「琉球政府の登記所及び職員は、大東島の耕作者から土地の登記手続きがな


された時はただちに登記しなくてはならない」としたのである。


キャラウェイが大東島を視察に訪れた際になされた島民の陳情に応えたのであった。


それまでは東京まで足を運んで陳情しても門前払いだったのにである。


こんなことになれば、誰でもキャラウェイが神に見えてくるだろう。


キャラウェイのやってることはアメリカの伝統である単独行動主義、昭和天皇不起訴からイラク戦


争開戦までも一貫する、示威独善の域を一歩も出るものではないのだが。






キャラウェイの半身像は開拓百周年を記念して建てられた。


その除幕式では当時の村長がこう式辞を述べたそうである。



「村民はキャラウェイ高等弁務官を慈父のごとく崇拝し、御人徳をしたい、為政者の鏡として尊敬


してきた・・・・」





<陳情と言う役人用語は好かんのですが、当事者農民が実際に使っていた言葉でもあり、ほかに気の利いた言葉が思いつかないので渋々使用します。代わりになるええ言葉があれば誰かご教示ください>

自動操縦

人間の生涯を通じて、その大部分が自動操縦であるとしたら。


「意思」はパイロットなのか。ただの乗客なのか。

知。

人間は知ってることしか話せない。


知ってることが事実であろうがなかろうが関係ない。


推測、憶測、想像、空想。


これは全部知ってる事から湧いて出てくるものである。




誰もが知ってることしか話せない。


話してることは全部知ってることである。



ほとんど考えずに日常的に話している時も、熟考の末にたどり着いた結論について思慮深く話して


いる時も、同じく「知」の虜なのである。


「知」は進歩の足がかりであるような事をぬかす奴は、大概、知を売り物にしてるようなやつであ


る。



「知る」ことが人間の進歩と関係してると言うのなら、俺はあえて逆を言いたい。


「知」は人間が通り抜けた後の足跡にすぎんのちゃうかと。

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