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先日、北見昌朗『公務員の給与はなぜ民間より4割高いのか』(2008、幻冬舎)を遅ればせながら拝読し、深く感銘を受けました……(Τ人Τ)
とにかく素晴らしい本でした。これなら目からウロコ!という感じで、さくさく読めてしまいますし、それに「公務員の人件費を検証する際、どういうデータを参照すべきか」という啓蒙性にも富んでいる点など、パオロ・マッツァリーノ『反社会学講座』(2004、イースト・プレス)を彷彿とさせる良書ぶりで、もう大感謝なクオリティを保持なさっていると思います(役所等への取材にも、かなりご尽力なさった手応えが伝わって来ますし)。 まだご覧になっておられないかたには是非、ご一読をおすすめ致します( ̄▽ ̄)ノ ――さて。 それをまるっと引用させて頂こうかとも考えたのですが、やはりそれでは能がなさすぎる気も致しますので、この本を見習い私自身で、より直近めなデータを調べご紹介させて頂くことにしました。 先ずは、賞与を含まない給与(いわゆる月給)の平均について見てみましょう。 ◆2007年度末 1人当たり標準報酬月額(携帯表示が読みづらい場合は、フォントサイズを「小」に設定してご覧下さい) 厚生年金 国共済 地共済 計 312258 413158 447103 男 356597 428405 457705 女 229030 352617 429040 ※単位は円。 ※データ元の「男性」をここでは「男」、「女性」を「女」とした。また上表には記さなかったが、データ元は「私学共済」の数値も掲載しており、それぞれ「計」368707、「男」448354、「女」297500。 ※データ元は、社会保障審議会年金数理部会『公的年金財政状況報告 ‐平成19年度‐』(2009)p.38、“図表2-2-7 1人当たり標準報酬月額 ‐平成19年度末‐”表。 ※なお、「地共済」データは他制度との比較のため、地共済から報告された「平均給料月額」が、そこに含まれない諸手当を勘案して1.25倍された値(同書p.37)。従ってその「平均給料月額」推定値はそれぞれ、「計」357682、「男」366164、「女」343232。 [【1-2】に続く] |
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こんばんは。
久しぶりに私にも理解できるような記事でしたのでコメします。表で「厚生年金」とあるのは民間サラリーマン、「地共済」とあるのは地方公務員のことでしょうか。
公務員の場合は基本給と手当てがフィフティーフィフティーとなっていますが、すべての手当は含まれているのでしょうか。以前国会で国家公務員の報酬額の公表には残業手当が含まれていないという指摘もありました。また実際には国家公務員の方が高給だとも指摘もありました。
2011/2/12(土) 午後 5:45 [ のらねこヒロ ]
後、このデータには共済年金の国庫負担額は含まれているのでしょうか。また公務員の場合は賞与や退職金や年金受給額が民間と比べて相当高いと思いますが、この辺も考慮しなければなりませんね。民間の非正規はいずれも0ですから…
結局は生涯賃金(天下り先からの賃金・退職金、年金受給等も含む)で考えなければ本当の官民格差は分からないと思います。それにある一定の労働エネルギー当たり、いくらの報酬を得ているかで換算すれば、おそらく官民格差は数倍になるでしょう。
特に女性の比較では官民格差は3倍はあるでしょうね。あくまでも正確なデータを基に斬り、論じるブログで思いっきり愚痴ってしまいました。長々と大変失礼しましたm(__)m
2011/2/12(土) 午後 5:46 [ のらねこヒロ ]
私もこんばんわです。いつも,ujiinさんには、納得のいく数字、
統計で、確証のあるデータを示していただいて、敬意を表します。
他の国々(ギリシャ等)にも有りますが、官僚が国を食いつぶして
ダメになる場合が日本にも当てはまると思います。本当に一番の癌は
この長年続いてきた官僚の支配の構図で、彼等は白蟻みたいに、
蔓延って、自分達だけの為に、国費をネコババし、グルで、最悪。
これこそ、第二次大戦を負けても続いている悪徳でしょうね。
米国の自分の国益の我儘だけの覇権主義もそれに加担していますが。
これは、前にも述べた桑原穣太郎の世界を現実化して欲しいです。
では、ujiinさんの努力に感謝しながら、またです。
2011/2/12(土) 午後 6:20 [ macchanfukui ]
のらねこヒロ様
こんばんわ( ̄▽ ̄)ノ
ヒロさん始め、ふだんから交流させて頂いております方々にとっては釈迦に説法な記事がこれから暫らく続きます。ごめんなさい^^;
これらデータは保険料徴収のために報告された、「厚生年金」は厚生年金被保険者の値ですので、ほぼ民間サラリーマン(正規の大半+非正規の一部)の給与の平均。また「地共済」は地方公務員の給与の平均、と捉えて頂ければオッケイーかと存じます。
(なお、厚生年金のカバーできていない正規・非正規の方々も大量におられるので、実際の民間給与平均はこれより低くなるはずかと)
(続きます)
2011/2/12(土) 午後 9:45 [ ujiin ]
(続きです)
また手当はご指摘の通り、ビミョウΤΤ幸い「総報酬」(賞与も含まれます!)という指標もありましたので、それも今後の記事でご紹介させて頂く予定です。
退職金についても、もちろんやらせて頂きます|∀Φ)フッフッフ…
国家公務員のほうが低給になっているのは、恐らく自衛隊員の方々による影響かと存じます。
あ!…天下り等における詳細はギブでした><再度ながら、申し訳ございません。まあ、「最低でもこんなに格差があると言える」、位の戯言とご理解下さい。
ただ、ヒロさんのそのお気持ち。真摯に伝わって参りました…(`・ω・´)ノ!
2011/2/12(土) 午後 9:49 [ ujiin ]
macchanfukui様
こんばんわ( ̄▽ ̄)ノ
macchanfukui様はじめ、常々交流させて頂いております方々には釈迦に説法な記事が続くことになろうかと存じます。何卒、ご容赦下さい。
本当に、その官僚の方々へのお怒り、ごもっともです。スト権なんて認められる前からサボタージュ決め込んでおられるようでは、必要ございませんε=(‐_‐;#
しかも、各省既得権死守をめぐる、まるで日本国を人質にとってのチキンレース。おまけに究極の内弁慶、セカイ系、匿名性マニヤ。
どんなに頭が良くっても知能犯罪者では…要りません。
2011/2/12(土) 午後 10:05 [ ujiin ]
[ujiin]さん、ちょっくらお邪魔します。
邪魔するんなら、帰ってんか〜!・・ま〜そう言わんと
生活保護は、国民に勤労の義務っちゅうのがあるから、
健康で働ける人は、何とか仕事を、与えてでも働いて貰わないと!!
国が成り立って行かなくなりますよ。
恵まれた公務員、人の痛みが分からない公務員
若い人に言いたい、この就職難時代
折角なった公務員、人がなんと言おうと、辞めたら損やで〜!!
でも、公務員になった以上は、人の為に働き〜や!!公僕やで!!
この不況の時代に首にならずに、安穏と過ごせるんやから!!
あっ!!ujiin先生 失礼しました。
2011/5/19(木) 午前 0:45 [ 仁 智仁 ]
仁 智仁様
こんばんわ( ̄▽ ̄)ノどうぞどうぞ、ご遠慮なく♪
「先生と 呼ばれるほどの バカでなし」とかいう川柳を聞いたことがありますが、そうですか、私もとうとう…^^;
公務員給与は若い内は同世代の民間正規と似たようなレベルで、おまけに実務に忙殺されるケースもまま聞かれます。問題は40代位になって以降も延々と給与が上がり、しかも退職準備モードに入って行くという、その辺りにあるかと存じます。
なお、生活保護は今でも高齢者世帯と傷病・障害者世帯で、7割程度は占めているかと…そんなに急変があったのでしょうか(?∀?;
2011/5/19(木) 午前 1:33 [ ujiin ]
ujiin様。 5/19謎 C1=カサブタ、瘡蓋。 C2=中耳炎ちゅー耳炎。ともに正解です。
2011/5/20(金) 午前 0:30
esp*7*8様
こんばんわ( ̄▽ ̄)ノ
(v^ー゚)ヤッタ!
次回も宜しくお願い致します♪
2011/5/20(金) 午前 0:38 [ ujiin ]
おはようございます
4割カットで民間人並でしょうね?
失礼しました
2012/5/17(木) 午前 7:34 [ KEN ]
ken様
こんばんわ( ̄▽ ̄)ノ貴重なコメを賜り、誠に有難うございました♪
そうですね、ざっと民間と比較しますと、いわゆる月給で国1.3倍・地方1.4倍、ボーナスと併せると国1.5倍・地方1.6倍(ボーナスのみだと国2.2倍・地方2.5倍)、ずっと居れば狙える退職金は国・地方とも「従業員1000人以上の大企業で20年以上勤めたエリート管理職」ぐらい、といった検証結果となりました(ちなみに国のほうがやや低いのは自衛隊の影響と考えられます。また最もありがちな反論を考慮し、非正規を除いた民間との比較でも月給とボーナスを併せ国1.3倍・地方1.4倍となったので、それで当拙記事タイトルはこのようにしておきました)。
ただ、実際には40歳位までは民間とさほど変わらない…とまあ言えるかな程度の水準ではあるようです。でもそれ以降も延々同ペースで上がり続けるため、民間との差がきっぱり広がって行き、その果ての給与が基準になるので退職金も凄くなってしまうという…ですから新卒採用枠を減らして人件費の削減を目指すだなんて、公務員においては民間より遥かに非効率となるわけで、ほとほと泣けて参ります
2012/5/18(金) 午前 2:15 [ ujiin ]