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《事実》の錨を。

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◆『福島県における親と子のストレス調査結果報告(第三回調査)』より

▽「お子さまに外遊びはさせますか?」(11年6〜7月の%→12年1月の%→13年1月の%)
「させる」8.9→10.7→22.4
「ときどきさせる」24.4→35.3→49.5
「させない」66.7→54.0→28.2

▽「洗濯物は外で干していますか?」(同上)
「外で干す」22.4→24.6→32.2
「ときどき」18.0→25.1→29.0
「外で干さなくなった」59.6→50.2→38.8

▽「お子さまの口にする飲み物(水など)を気にしますか?」(12年1月の%→13年1月の%)
「まったく気にしない」16.2→9.8
「やや気にする」34.5→38.7
「非常に気にする」49.3→51.5

▽「食品を購入する際、産地を気にするようになりましたか?」(同上)
「まったく気にしない」5.4→3.7
「やや気にする」23.8→28.1
「非常に気にする」70.8→68.2

▽上設問「食品を〜」の他県との比較(%)
     福島 秋田 福井 兵庫
まったく 3.7 8.2 14.8 26.6
やや   28.1 41.3 41.6 54.0
非常に  68.2 50.5 43.6 19.4

▽「放射線対策のために、ご家族で転居を検討していますか?」(%)
「検討していない」81.7
「前向きに検討中」5.9
「家族や夫婦で意見が異なる」7.5
「検討したいが言い出せない」4.9


※データ元は福島大学HP、http://www.fukushima-u.ac.jp/press/H25/pdf/50_01.pdf
※対象者は幼稚園児・小学生・保護者。また福島県の調査地は福島市。
※回収率は福島市62.2%(=1776/2855)、他県63.6%(=1500/2360)


 ――以上を要約するなら、「外部被曝への不安は緩和されつつあるが、内部被曝への不安は依然高い。現実的な避難需要は一部に留まる」といった処だと思います。
 12年5月に福島市が実施した意識調査(詳細はコメ欄参照)も、こうした傾向を示していました。
 危険と避難を訴える側も、それに違和する側も、どちらも目を逸らし素通りするこうした傾向を。

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これは、当拙記事への補足情報です。

以下に、12年5月実施の福島市による調査(福島市HP『放射能に関する市民意識調査報告書』、URL:www.city.fukushima.fukushima.jp/soshiki/7/kouchou12090501.html。回収率は54.9%(=3022/5500))より、「30〜49歳の女性かつ妊婦または中学生以下の子のいる世帯」のみの結果から、対応しそうな一部を並べておきます(値は%、「内」は「市内居住者」、「外」は「市外避難者」)。

◆表45 線量の高い場所に近づかないようにする
内(n=248):「実行している」81.1、「以前に実行していた」13.3、「実行していない」5.7
外(n=101):各76.2、17.8、5.9

◆表46 洗濯物を外に干さない
内(n=246):各45.9、36.6、17.5
外(n=101):各33.7、45.5、20.8

[続きます]

2013/7/8(月) 午後 6:10 [ ujiin ]

[続きです]
◆表48 飲み水の購入
内(n=246):各48.0、22.8、29.3
外(n=100):各42.0、42.0、16.0

◆表47 食べ物の線量と産地に気をつけること
内(n=247):各83.4、10.1、6.5
外(n=101):各94.1、4.0、2.0

◆表50 できれば避難したい
内(n=246):「いまも思っている」48.4、「以前はそう思ったが、いまは思っていない」37.8、「思ったことはない」13.8
外(n=79):各88.6、10.1、1.3

◆表58 定住志向(現在の居住地域に住み続けたいか)
内(n=246):「住みたい」27.2、「できれば住みたい」45.9、「できれば移りたい」17.5、「移りたい」9.4
外(n=93):各23.7、34.4、28.0、14.0

[続きます]

2013/7/8(月) 午後 6:11 [ ujiin ]

[続きです]
なお折角ですので、メディアに関するデータも添えておくこととします。特に「外」へのネットの責任の重大さを突きつける、重い結果です。

◆表41 放射能に関する情報源(3つまで選択)
内(n=248):「ラジオ」6.9、「テレビ」77.0、「新聞」63.7、「雑誌」8.9、「行政機関の広報紙など」17.3、「行政機関のホームページ」8.1、「パソコンや携帯電話(インターネット、ブログ、ツイッターなど)」25.0、「家族、友人・知人などからの口コミ」39.5、「その他」4.0
外(n=101):各1.0、57.4、37.6、12.9、20.8、17.8、57.4、32.7、1.0

2013/7/8(月) 午後 6:13 [ ujiin ]

顔アイコン

ujiinさん、ありがとうございます。ツイッターのタイムラインを見ている悪癖でしょうか。・・・・サイレントマジョリティの不安、またネットはたった4分の1ということをすっかりと忘れていました。・・・不安派はまだこんなに多いんですね。
「意識の高い」方々の間では、内部被曝問題なしというのが定説なのに、それが広がっていないんでしょうか。

洗濯物を干さない人が3人に1人超
子供に外遊びさせない人が3人に1人弱
1月時点で転居したい人が5人に1人弱・・・

最後の58は、福島に戻りたい人は、14%ということでしょうか?それとも住みたい。できれば住みたい23.7、34.4%のほうでしょうか?

2013/7/11(木) 午後 1:26 [ iizakaumare ]

飯坂生まれ様

私もツイッターでは非「危険」派なご意見を比較的多く目にするようになって久しいため、その点は忘れがちであります福島県内でも地域差もあるだろうとは思うのですが、少なくともネットを介して感じられるよりは結構多い、といった注意は常に念頭にあったほうが良さそうですよね…
ただ、本当にもうさして不安ではないかたもマイノリティとは呼べない規模で居られるでしょうし、これは私のあくまで想像なのですが、ご自身の中でもご自身が不安派とも非不安派とも判然としない、というような状態のかたもかなり居られるのではないかと。

内部被曝関連情報につきましては、多分まだ「1Bq/day程度以上摂取している状況のほうが稀」レベルで殆んどのかたがご存知ないか、信用できておられない状況という気が致しております(そこで出番となるべき市民団体等が、陰膳調査に乗り出して下さると嬉しいのですが…)。

最後の58は「今居る所に住み続けたいか」という意味かと存じますので、避難者の立場からの「移りたい」との回答は移る先が福島市なのか、あるいは例えば西日本なのか、これだけでは判断できません。
[続きます]

2013/7/13(土) 午前 1:15 [ ujiin ]

[続きです]
ただ、これは件の母親層以外も含めた避難者全体のデータですが、表72「将来、福島市に戻りたいと思うか」(回答者261人):「ぜひ戻りたい」14.6%、「できれば戻りたい」39.5%、「できれば戻りたくない」18.8%、「戻りたくない」27.2%。つまり半分は戻りたい派でした。
またこちらも避難者全体のデータですが、表59「市内の低線量地域に住宅が整備された場合の入居希望」(回答者281人):「住みたい」20.6%、「住みたくない」43.8%、「どちらともいえない」35.6%。ございますよね、空間線量がそもそも結構低いエリア。ご自宅が「ロングテール」状態で避難を余儀なくされたケースもあるでしょうので、それだったらこうした具体策さえあれば…などと感じられましたが、とまれ5人に1人は市内低線量地域に整備された住宅があったら「住みたい」でした。

なお、この福島市の調査…外部・内部被曝についての回答では、事故前と比べた暮らし向きが「よくなった、かわらない」より、明らかに「わるくなった」の不安のほうが強いです。
こうした点も意識の片隅にあったほうが良いのかもわかりません。

2013/7/13(土) 午前 1:20 [ ujiin ]

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おばんです。本日、低年齢層のストレスについて会見ある予定の日でしたね!新たな結果がでましたでしょうかね。

24年9月の静岡県調査では、今後の生活拠点、未定は37.8%、静岡県に定住が31・3%、戻るが17・3%です。1年後どうなったか、恐らく今また調査中です。だいぶひくいですよね。で、質問項目が「未定」と比較できませんね。
しかも、静岡あたりでは、避難者と自主避難者を分けていません。

2013/7/17(水) 午後 11:07 [ iizakaumare ]

飯坂生まれ様

こんばんわ

こちらですね!→『福島県全域を対象にした乳幼児の保護者と幼児の心理的ストレス調査結果報告(第二回調査)』(URL:www.fukushima-u.ac.jp/press/H25/pdf/52_02.pdf)まとめによるとストレスは、3歳児:地域差がある、県北・相双で高い、1年前と比べ低下傾向/1歳6ヶ月児:地域差が現れた、県北で高い、1年前と比べ上昇した地域あり…ちょっと今度、PCからきちんと読んでみることに致します。ともあれ3歳児の低下傾向は嬉しい結果ですよね

25年2〜3月の東京都調査(回答の81%が福島県の避難世帯)では、定住したい44%、戻りたいが時期は決められない32%等となっていました(URL:www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20130701_02.htm)。避難先との距離もあるでしょうし…放射能の問題だけでもないようですし(URL:togetter.com/li/526778)。
あと、ここの処ネット上で、自主避難者が帰り辛くなるような県内からの声も増えた気が…私の錯覚だと良いのですが

2013/7/18(木) 午後 9:40 [ ujiin ]

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ありがとうございました 子供は如実ですからね。。。

「自主避難者が帰りづらくなる・・」前からそれはうすうすは感じていましたが、在住の友人たちが「それはないよ。戻ってきてほしい」と否定されていたので、だいじょぶだぁ、と、楽観してきたんです。
でも・・・今は厳しいですね。ネット内だけでしょうかね。我慢も限界なのかも・・・

そして、「別に大人なんだから、帰ろうが帰るまいがその人の自由。別に支援して帰ってもらうとか考える必要ないんじゃない?」って首都圏の友人に感想言われました。もう、福島の外では、自主避難者と避難者の区別以前に、どんどん忘れ去られている事象なんだなと,改めて感じ入りました。

2013/7/20(土) 午後 10:36 [ iizakaumare ]

飯坂生まれ様

いえいえ、こちらこそ…(〃∀〃)と申しますか、これだけではちょっと何とも言いにくいデータでありましたただ、県中の傾向の変化も参考にはなりそうですよね。ツイッターで普段目にするのは郡山周辺からのご発信が比較的多いものですから、やや合点の行く処がございました。

自主避難者へのムードは数ヶ月前まではネットでも基本、「戻ってきてほしい」が主流でしたよね…このようなお声 URL:twtr.jp/robo7c7c/status/357124138600628224 URL:twtr.jp/ando_ryoko/status/357320136098717697 もあったとはいえ、やはりそうしたご感触でしたか。。させられっぱなしですものね、我慢。

東京では「風化」の圧力も益々非道く、鈴木寛さんさえ選挙公報では被災地には触れておられぬ程でした。いまだ「風化」せぬ思いの受け皿はただただ反原発という形ばかりしかなく。忘れろ、忘れろと強要されているみたいで…被災地の方々は勿論、こうした空気の只中に居られる避難者の方々におかれましては、本当に狂気の極みと映じております事かと。

2013/7/24(水) 午前 2:25 [ ujiin ]


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