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“生といふは、たとへば人のふねにのれるときのごとし。このふねは、われ帆をつかひ、われかぢをとれり、われさをさすといへども、ふねわれをのせて、ふねのほかにわれなし。われふねにのりて、このふねをもふねならしむ。この正当〈しょうとう〉恁麼〈いんも〉時を巧夫〈くふう〉参学すべし。この正当恁麼時は、舟の世界にあらざることなし。天も水も岸も、みな舟の時節となれり、さらに舟にあらざる時節とおなじからず。このゆゑに、生はわが生ぜしむるなり、われをば生のわれならしむるなり。舟にのれるには、身心〈しんじん〉依正〈えしょう〉、ともに舟の機関なり。尽〈じん〉大地・尽虚空、ともに舟の機関なり。生なるわれ、われなる生、それかくのごとし。”
(道元『正法眼蔵〈しょうぼうげんぞう〉』「全機〈ぜんき〉」より。増谷文雄全訳注『正法眼蔵(四)』2004、講談社学術文庫、p.269) |
宗教関連
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道元禅師・・・曹洞宗の開祖ですね、私の好きな「梅原猛」さんも、本を出されていますが、まだ読んでいません・・・。家が、曹洞宗なので、いつかは読みたいのですが〜。
2011/5/27(金) 午後 8:00 [ にゃお ]
ピリフォリア様
過去記事もご覧頂けただなんて…本当に、ありがとうございます(Τ人Τ)!
『正法眼蔵』は、実は私もそんなに読めておりません><
入門書や関連書(ひろさちや『すらすら読める正法眼蔵』/中野幸次『道元断章 『正法眼蔵』と現代』/南直哉、玄侑宗久『<問い>の問答』等)を読んで、それで印象に残った断片がぼんやりと明滅している感じです。未熟であります^^;
ただ、この下りはすごく詩的で、目に浮かぶようで、何んだか気持ちが悠々広々として、響いたので、それでブログに添えておこうと思いました♪
2011/5/28(土) 午前 1:24 [ ujiin ]