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(東京都府中市、多磨町東公園の遊具) |
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●“「福島で頭2つの子が生まれている」 緑の党候補街頭演説が物議を醸す”(J-CASTモバイルニュース[13/7/16]、http://www.j-cast.com/m/2013/07/16179508.html)
“ (前略)厚労省の保健社会統計課によると、(中略。11年、福島県で)頭が2つある2頭体や無脳症は、報告例がなかった。全国では、2011年の死亡乳児に2頭体はいなかったが、無脳症は9人いた。(後略)” ●“放射線の確定的影響と確率的影響”(『ATOMICA』、http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=09-02-03-05) “(f)胚と胎児(embryo and fetus)/この確定的影響は胚の致死、奇形や成長・形態変化と精神遅滞である。2007年勧告付属書Aでは、ヒトのデータは少ないものの、実験動物での知見に基づき、胚の致死、奇形や成長・形態変化のしきい線量は100mGyとしている。また、ヒト脳の発達障害について、原爆調査に基づき、重度の精神遅滞のしきい線量は300mGyとしている。なお、1990年勧告付属書Aでは、しきい線量は前者で同じく100mGy、後者で120−200mGyが示されていた。” ――ここでの「2007年勧告」というのは、ICRPの2007年勧告を指していると思われます。1Gy≒1Svなので、つまり「胚の致死、奇形や成長・形態変化」といった影響は100mSv程度以下では見られない、と理解されて然るべき内容です。 胎児へのこうした影響に関しては、「いや、例え年20mSvでも、単純計算して5年で100mSvだから…」といった推論は、胎児が5年間(半減期を考慮した場合、恐らく日本では10年間以上)母胎の中に留まるとの前提条件を必要とするため、やはり廃するのが常識的判断と言えるでしょう。 ご参考: http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/65259/64108/68553837 http://daysjapanblog.seesaa.net/article/235557323.html http://www.geocities.jp/aichan822/myuutanntonokigu.htm |
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◆『福島県における親と子のストレス調査結果報告(第三回調査)』より
▽「お子さまに外遊びはさせますか?」(11年6〜7月の%→12年1月の%→13年1月の%) 「させる」8.9→10.7→22.4 「ときどきさせる」24.4→35.3→49.5 「させない」66.7→54.0→28.2 ▽「洗濯物は外で干していますか?」(同上) 「外で干す」22.4→24.6→32.2 「ときどき」18.0→25.1→29.0 「外で干さなくなった」59.6→50.2→38.8 ▽「お子さまの口にする飲み物(水など)を気にしますか?」(12年1月の%→13年1月の%) 「まったく気にしない」16.2→9.8 「やや気にする」34.5→38.7 「非常に気にする」49.3→51.5 ▽「食品を購入する際、産地を気にするようになりましたか?」(同上) 「まったく気にしない」5.4→3.7 「やや気にする」23.8→28.1 「非常に気にする」70.8→68.2 ▽上設問「食品を〜」の他県との比較(%) 福島 秋田 福井 兵庫 まったく 3.7 8.2 14.8 26.6 やや 28.1 41.3 41.6 54.0 非常に 68.2 50.5 43.6 19.4 ▽「放射線対策のために、ご家族で転居を検討していますか?」(%) 「検討していない」81.7 「前向きに検討中」5.9 「家族や夫婦で意見が異なる」7.5 「検討したいが言い出せない」4.9 ※データ元は福島大学HP、http://www.fukushima-u.ac.jp/press/H25/pdf/50_01.pdf ※対象者は幼稚園児・小学生・保護者。また福島県の調査地は福島市。 ※回収率は福島市62.2%(=1776/2855)、他県63.6%(=1500/2360) ――以上を要約するなら、「外部被曝への不安は緩和されつつあるが、内部被曝への不安は依然高い。現実的な避難需要は一部に留まる」といった処だと思います。 12年5月に福島市が実施した意識調査(詳細はコメ欄参照)も、こうした傾向を示していました。 危険と避難を訴える側も、それに違和する側も、どちらも目を逸らし素通りするこうした傾向を。 |
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“陰鬱な筋書きをことごとく証明するかのように、実際に、チェルノブイリ事故後にネズミの個体数が爆発的に増加した。一九八七年と八八年には、ハツカネズミと野ネズミの数は一ヘクタールにつき二、三十匹から、何と二千五百匹にまでふくれあがり、強制避難地域を覆い尽くしてしまうほどの数で安定したように見えた。刈り入れのすんでいない畑が強制避難後にほったらかされたために餌がどっさり残り、どうやらこの餌に引きつけられたらしい。ネズミ問題は深刻になり、ゾーンの役人の中には毒殺しようと言う者まで出てくる。ところが生物学者が口を出し、個体数はすぐに自然に安定すると予測した。そしてその通りになった。/まず、ネズミの個体数が爆発的に増加すると捕食動物が集まってきた。キツネやイタチ、とりわけ猛禽類だ。(中略)それでもネズミは数が多すぎて、野原にはじゅうぶんな餌がなかった。しかし行動範囲が狭く、餌を探して遠くまで出かけることができない。適応していない隣の森に逃げ出すこともできなかった。それで、一九八八年の秋には大半が餓死する。すると今度は、これ幸いと大量の死骸にむらがる腐食動物の数が一時的に急増する。ところが、ネズミの死骸が野原から一掃されると、自然界の掃除屋も姿を消した。人間の介入がなくなると、ゾーンの自然がその均衡を取りもどせることを示した最初の例だ。”(メアリー・マイシオ『チェルノブイリの森 事故後20年の自然誌』2007、NHK出版、p.166〜167)
“ハタネズミはしばしば地下のトンネルに巣を作り、戸外での生活の大半を土壌の表面にじかに触れて過ごすので、環境の中にある放射性核種に直接、たえまなく接触することになる。体が小さいため、外部線源から出るベータ線が体内の器官にぶつかる可能性ははるかに高い。/この損傷のせいで、チェルノブイリのネズミはゾーン外のネズミよりも寿命が短く、一腹の子の数が少ないのかもしれない。一〇キロゾーンのネズミはよその土地のネズミよりも皮膚にできる病原体のコロニーの数が多く、これは免疫システムが低下していることを物語っている。ところが、免疫システムの低下はネズミの生息数や、生態系の中での放射性核種の循環にネズミが与えているやたらと大きな影響には、作用しない。”(同、p.199) |
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“上杉:高市氏の発言は論外だけど、……私は3・11直後から原発事故による自殺や、移動に伴う体調悪化で亡くなった方など関連死の深刻さを指摘していましたが、当時は「そんな人はいない」「ウソをつくな」とコメンテーターやメディアから随分叩かれた。”
(2013年6月24日『東スポWEB』記事、“安倍首相の田中氏批判は人権蹂躙”。http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/155338/) ――まあ、上杉隆さんは平常運転といった処だと思うのですが、件の高市早苗自民党政調会長による「原発事故で死亡者いない」発言を受け、ネット一部には「関連死は避難範囲を広げ過ぎた民主党政権のせい」といった意見も散見されました。 でも、米エネルギー省は2011年4月7日に、約40km圏を避難の目安とする見解を出しています(http://logsoku.com/r/news/1302360809/)。 そちらも少し……当時の緊迫や恐怖や状況の不透明さを「風化」させ過ぎてはいないでしょうか。 “鈴木氏は記者会見で「東日本大震災では津波で亡くなった方が多く、水泳関係者として何かできなかったかと感じていた」とした上で、「全国民に泳ぎをマスターしてほしい。泳げることで人間としての文化度も上がるし、サバイバルの点からも有益」と述べた。” (ログ速[2013/06/24]記事、前日付朝日記事。http://logsoku.com/r/poverty/1372021955/) ――泳げれば助かるというような代物ではなかったはず。しかしどうやら、津波へのこうしたイメージは、一部でいまだ根強いのかもわかりません。 “本物の森による「森の防波堤」づくりを実施すれば、……とくに引き潮の際に、林立している樹木に抱きつけば、波は瞬時に引くので、一万人近い方が海に流されなくてすんだはずである。”(宮脇昭『瓦礫を活かす「森の防波堤」が命を守る』2011、学研新書、p.29) “木につかまっていれば引き潮で海に流されることもなく、多くのいのちが救われたはずである。”(同、p.204〜206) ――ところが更に宮脇さんのこの本がまた、放射能のことなどほぼ全く眼中に無かったり。 もう……( 'ω')こんな ( 'ω')気分 |





