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《事実》の錨を。

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◇厚労省MB調査 各県結果(mSv/年。Cs計。11年9〜11月の値→12年2〜3月の値→12年9〜10月の値。「?」は調査なし。()内の値は12年9〜10月の値に相当するBq/日の推定値)

北海道:?→0.0009→0.0010(0.18)
岩手:?→0.0094→0.0040(0.71)
宮城:0.0178→?→0.0057(1.02)
福島-浜:?→0.0063→0.0018(0.32)
福島-中:0.0193→0.0066→0.0038(0.68)
福島-会:?→0.0039→0.0038(0.68)
栃木:?→0.0090→0.0032(0.57)
茨城:?→0.0044→0.0035(0.63)
埼玉:?→0.0039→0.0024(0.43)
東京:0.0026→?→0.0022(0.39)
神奈川:?→0.0033→0.0021(0.38)
新潟:?→0.0023→0.0017(0.30)
大阪:?→0.0016→0.0012(0.21)
高知:?→0.0012→0.0013(0.23)
長崎:?→?→0.0009(0.16)


※データ元は、厚労省HP『食品中の放射性物質への対応』(http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/shokuhin.html)の「食品からの放射性物質の摂取量の測定結果について」、「食品から受ける放射線量の調査結果(平成24年9〜10月調査分)」、「マーケットバスケット調査・陰膳調査 結果」。
※mSv/年からBq/日への換算には、Cs134:137=4:6、成人の場合の目安(1日1Bqづつで年0.0056mSv。http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/housha/details/CsInBody.html)を使用。


 ――最も大事なポイントは、「市場に出回る食材を調理した食事による内部被曝は、12年秋の段階で、全国で、1日1Bq程度以下まで下がった」だと思います。
 「でも、事故前の食材は0.1Bq/kg以下だった」とも時折り聞かれます。1日2kg食べるとして、約0.2Bq/日以下。「事故前と同水準の食材を」が完全に実現させられる地域を探すのは全国的に困難でありそうな側面も、大切なポイントかも知れません。
※単位はBq/day、Cs134と137の合計(不検出の場合は検出下限値を採用)。年齢区分は全て第1期調査開始時の年齢により区分。


◆平成24年度第1期(食事回収期間:2012年6月19日〜6月28日)

全体(n=78):中央値0.415(最小値0.011〜最大値2.6)、平均値0.59(標本標準偏差0.54)
▽1歳未満(n=25):各0.21(0.011〜0.78)、0.27(0.21)
▽1歳〜12歳(n=27):各0.43(0.13〜2.6)、0.54(0.50)
▽13歳以上(n=26):各0.815(0.18〜2.5)、0.94(0.61)

http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/nitijyousyoku0924.pdf


◆平成24年度第2期(食事回収期間:2012年9月16日〜11月16日)

全体(n=77):中央値0.38(最小値0.065〜最大値380)、平均値5.49(標本標準偏差43.24)
▽1歳未満(n=24):各0.21(0.065〜0.51)、0.23(0.098)
▽1歳〜12歳(n=27):各0.33(0.14〜2.1)、0.51(0.48)
▽13歳以上(n=26):各0.815(0.3〜380)、15.5(74.3)

http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/nitijyousyoku2013-0220.pdf


◆平成24年度第3期(食事回収期間:2012年12月2日〜2013年2月9日)

全体(n=78):中央値0.335(最小値0.076〜最大値22)、平均値0.99(標本標準偏差2.68)
▽1歳未満(n=25):各0.21(0.076〜0.99)、0.28(0.20)
▽1歳〜12歳(n=27):各0.32(0.11〜5.5)、0.72(1.16)
▽13歳以上(n=26):各0.71(0.31〜22)、1.96(4.37)

http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/nitijyousyoku2013-0607.pdf


(以上のデータに対する私の感想は、コメ欄にて)
◆きのこ

▽柏市(n=7)
ND=0とした場合(単位はBq/kg):中央値136、最小値21〜最大値528;平均228.3(標本SD215.2)
ND=測定下限とした場合(同上):中央値同上、最小値34〜最大値同上;平均230.1(標本SD213.1)

▽郡山市(n=90)
ND=0とした場合(同上):中央値195.2、最小値0〜最大値2172;平均306.3(標本SD356.3)
ND=検出限界とした場合(同上):中央値同上、最小値17.6〜最大値同上;平均308.2(標本SD354.8)

▽参考:長野県(n=85)
ND=0とした場合(同上):中央値7.4、最小値0〜最大値2100;平均67.1(標本SD243.5)
ND=検出下限とした場合(同上):中央値10.8、最小値4.9〜最大値同上;平均70.9(標本SD242.5)


※全てCs134と137の合計値。
※柏市のデータ元等は【1】に同じ。また1検体(キクラゲ。Bq/kg値はCs134が20、Cs137が40)を除き、全てシイタケ。
※郡山市のデータ元等は【1】に同じ。「シイタケ」と「シイタケ(原木)」を集計。
※長野県データは長野県HP『平成24年度県内産きのこの放射性物質測定結果』「野生きのこ」(http://www.pref.nagano.lg.jp/rinmu/ringyou/hosyano/kensa-kinoko.htm)より。採取日は2012年8月28日〜11月2日と、柏市・郡山市データより半年程度以前の状況(従って2013年4月頃には恐らくこの0.93倍程度?)であり、また種類は多岐に渡るため、その点ご注意を。


 ――自家消費用きのこに関しても、千葉県柏市と福島県郡山市とで差は見られません(ND=0の場合でt検定:p=0.57)。
 こうした辺りが、ちだいさんやガイガーヌさんといった方々の「柏市の汚染は福島県なみ」意識を支えているのかも知れません。やはり「放射能は福島県だけの問題」とするのは、福島県外からも、福島県内からも、ちょっと違うと改めて私は感じます。
 かたや長野県は、遥かに低い状態にあります。しかしそれも、あくまで相対的には、でもあります(尤もこの最大値(チャナメツムタケ。佐久市)は、かなりの特殊ケースとの印象ですが)。
◆たけのこ

▽柏市(n=31)
ND=0とした場合(単位はBq/kg):中央値46、最小値0〜最大値195.8;平均54(標本SD45.5)
ND=測定下限とした場合(同上):中央値同上、最小値21〜最大値同上;平均59.5(標本SD41.1)

▽郡山市(n=13)
ND=0とした場合(同上):中央値10.8、最小値0〜最大値199;平均30.7(標本SD55.2)
ND=検出限界とした場合(同上):中央値32.9、最小値22.8〜最大値同上;平均49.3(標本SD47.1)


※全てCs134と137の合計値。
※柏市データは柏市HP『持ち込みによる食品・井戸水等の放射性物質測定の結果』(http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/059000/kekkaannai06150621.html)の2013年3月21日〜4月20日分より未調理ぶんのみ。2機種による測定結果がある際にはCAPTUS-3000Aの値を採用。
※郡山市データは郡山市HP『自家消費用食品等の放射能測定結果について』「平成25年4月測定結果の一覧表」(http://www.city.koriyama.fukushima.jp/upload/1/4731_25_4syokuhinnitirann.pdf)より郡山市で採取、未調理ぶんのみ。


 ――実際には一日に1kgも食べるものではありませんし、調理すれば口に入るセシウム量は減ります。他のずっとセシウム量の少ない食品(のほうが一般的。例えばお米)との組み合わせが各食事となるので、結局はこれらデータからイメージされるより遥かに低い内部被曝状況にあるのが実態です(例えば、http://blogs.yahoo.co.jp/nmiaitjhuaabghna/16928653.html)。
 ただ、それはあくまで市場によるチェック機能を介してこそ、でもあります。

 自家消費用たけのこに関しては、千葉県柏市と福島県郡山市とで差は見られません(ND=0の場合でt検定:p=0.15)。
 誰もが絶対食べちゃだめ!というレベルでは個人的にはないと思います。しかし特に首都圏で暮らしている場合、こうした体感は押さえておいたほうがベターでしょう。

[【2】へ続く]
●特集ドラマ『ラジオ』(NHK総合、2013年6月2日午後4:15〜放送)
http://www.nhk.or.jp/program/onagawa-drama/


 ――前回の放送は見逃してしまった。今度はちゃんと、録画しながら見ようと思う。
 でも、本当にちゃんと見られるだろうか。最後まで泣き伏さず、正視していられるだろうか。
 正直自信はない。

 私が目にした「瓦礫反対」界隈からの反応は、「こちらの言い分が取材・反映されていない」といったものだった。でもモジモジ先生に直接「大阪市の日常ごみからの飛灰と、それに災害廃棄物を混ぜた際の飛灰とでCs濃度がほぼ同じという結果はどう捉えておいでですか?」的な質問を送っても、華麗にスルーだった(少し経って、いかにも揚げ足の取りやすい別の質問をしてみたらリプが来た。「そういうこと」だ)。「瓦礫焼却で健康被害が!」と騒いでる他の人にやんわり矛盾を指摘したらあっさり「放射能ではなく、化学物質由来だと思います」と返された。きっとそれも通らないと気づけば今度は「利権が!」だ。
 でも放射能が絡んでなかったら、こんな運動起きていたかすら怪しい。
 だから放射能への反論を気にせず済みそうな場合はそのぶんだけ、今でも平然と放射能を持ち出す。
 そんな「運動の目的化」を日々自らPRしてる人々に、わざわざ取材する意義って何?

 けれど福島県民からの反応の一部にも、ざらついた気分になったりもした。どこか「風評被害」の先輩風を吹かせるような声。福島県の「風評被害」のほうがこんなにこんなにと唱え続ける声。東北地方で再放送があっても「あ、また見忘れた」的にわざわざ関心の薄さを表明する声。
 「放射能は福島県だけの問題」にする圧力が内側から働けば、それは「フクシマ」の完成なのに。
 思えばこの番組とは別の文脈でも、「除染バブル」の虚構性は重々知っていながら「復興バブル」は羨むような声もあった。放射能を余り気にしなくて済む状態になっているのを言祝いで、「チェルノブイリのなんとか人みたいに思わないでくれ」と〆る声もあった。会津地方の土が山形県に拒否された時にも、炎上への制止の中にはどこか冷淡な湿度をまとう声もあった。
 何かずいぶん去年より――いや、今はもうやめておこう。

 私たちはきっと満心創痍なんだ。

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