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《事実》の錨を。

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“上杉:高市氏の発言は論外だけど、……私は3・11直後から原発事故による自殺や、移動に伴う体調悪化で亡くなった方など関連死の深刻さを指摘していましたが、当時は「そんな人はいない」「ウソをつくな」とコメンテーターやメディアから随分叩かれた。”
(2013年6月24日『東スポWEB』記事、“安倍首相の田中氏批判は人権蹂躙”。http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/155338/

 ――まあ、上杉隆さんは平常運転といった処だと思うのですが、件の高市早苗自民党政調会長による「原発事故で死亡者いない」発言を受け、ネット一部には「関連死は避難範囲を広げ過ぎた民主党政権のせい」といった意見も散見されました。
 でも、米エネルギー省は2011年4月7日に、約40km圏を避難の目安とする見解を出しています(http://logsoku.com/r/news/1302360809/)。
 そちらも少し……当時の緊迫や恐怖や状況の不透明さを「風化」させ過ぎてはいないでしょうか。


“鈴木氏は記者会見で「東日本大震災では津波で亡くなった方が多く、水泳関係者として何かできなかったかと感じていた」とした上で、「全国民に泳ぎをマスターしてほしい。泳げることで人間としての文化度も上がるし、サバイバルの点からも有益」と述べた。”
(ログ速[2013/06/24]記事、前日付朝日記事。http://logsoku.com/r/poverty/1372021955/

 ――泳げれば助かるというような代物ではなかったはず。しかしどうやら、津波へのこうしたイメージは、一部でいまだ根強いのかもわかりません。

“本物の森による「森の防波堤」づくりを実施すれば、……とくに引き潮の際に、林立している樹木に抱きつけば、波は瞬時に引くので、一万人近い方が海に流されなくてすんだはずである。”(宮脇昭『瓦礫を活かす「森の防波堤」が命を守る』2011、学研新書、p.29)
“木につかまっていれば引き潮で海に流されることもなく、多くのいのちが救われたはずである。”(同、p.204〜206)


 ――ところが更に宮脇さんのこの本がまた、放射能のことなどほぼ全く眼中に無かったり。
 もう……( 'ω')こんな ( 'ω')気分

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