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後輩が珍しく定時にそそくさと帰って行った。漸く効率的に仕事ができるようになったかと感心をした翌日。
昼飯を食いながら聞くと、どうもミュージカルを見に行っていたらしい。
なにやらブロードウェイか何かでやっていたミュージカルが来日しているそうで、その初日に行ったらしい。
で、会場で後輩が叶姉妹とデーモン小暮を見たとネタふりをしてきた。ようはそれが言いたかったらしい。
ところが、コチラとしては何も返す材料がない。しょうがないので叶姉妹はスルーで
「デーモン閣下は10万40歳くらいまでは経年劣化がさほどでもなかったけど、それ以降、急激に劣化したよな。人間で言えば数日で老けこむようなものだけど何かあったのかな?」と切り返す。
案の定、会話が一旦切れたところで、
「どこどこで芸能人見ましたみたいな話って小ネタとしては使えるけど、それ以上会話が発展しないよな〜せめて写真でもあれば何かネタを引き出せるかもしれないのにガードは堅いし」と追い打ちand会話教育。
言っていて自分でも思っていたのが、どこどこ行った、誰誰見た、というネタはその時間を共有していない人が聞いてもそれだけでは「あっそう」で終わってしまうんだな。
あくまでも、どこどこ、誰々というのは素材で、その素材を使って自分の気付いたことや考えていることを上手に表現しないと会話は成り立たないんだなぁと気づいた。
会話がうまい下手というより、なにか表現したいことがある、伝えたいことがあるという状態を自分自身に作り上げることがコミュニケーション能力向上の処方箋だろう。
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