らんどくなんでもかんでも 8

皆様、8年間本当にありがとうございました。

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先週日曜、高円宮典子様と千家国麿さんの結婚式が、
出雲大社の拝殿で執り行われました。

お二人の御結婚につきましては、
以前少々記事にしたことがあります(^_^;)
http://blogs.yahoo.co.jp/no1685j_s_bach/12969724.html

折しも、やや季節外れの大型台風18号が日本列島に接近中で、
どのニュースも台風が接近するあいにくの空模様の中…
などというニュアンスで伝えていましたが、
自分はちょっと違う印象で、このニュースを見ておりました。

前にも申し上げましたが、
出雲大社の権宮司である千家国麿さんは、
素戔嗚尊(スサノオノミコト)から数えて85代に連なる由緒ある家系とのこと。
素戔嗚尊とは古事記にも登場する最も重要な神の一人ですが、
何の神かというと、荒ぶる海の神。
時には暴力的ですらある荒ぶる海の力といいますと、
やはり、ピンとくるのは暴風雨を伴う台風です。

変なことを言うようですが、
今回のやや季節外れの台風は、素戔嗚尊が自らの末裔の婚礼を、
わざわざのぞきに出向いて来たのではないかと
ふと思ったのでした。

今回の台風18号の進路を見ますと、
日本列島に接近するぎりぎりまで、伊勢湾台風並みの超弩級の勢力を保ち、
人々をヒヤヒヤさせながら、
そのまま日本列島直撃するのかと思いきや、
その直前で90度に大きく右カーブ。
四国から近畿、東海、関東とその沿岸沿いをなめるようにゆっくり進み、
その威容を人々に存分に見せつけながら、
悠々と太平洋に抜けてゆきました。

圧倒的な自己の存在感を人々に見せつけるその様は、
まさに古事記に記されている素戔嗚尊的性格そのものです。

おそらく日本の人々は、太古の昔から、南の海から突如として現れ、
問答無用に暴れまわって、
あっという間に去ってゆく台風を、
神として畏れ、崇め、敬いながら生きてきたのでしょう。

ところが昨今、台風の正体は、南方の温かい海水と空気が引き起こす
熱帯低気圧の発達したものであると科学的に解明され、
神々の為す仕業だと考える人はほとんどいなくなりました。
と同時に、それに対する畏れというものも希薄になり、
忌み畏れるというよりは、
むしろ、その正体を見極めてやろうという
好奇心旺盛な人々が昨今増えたように思います。

そのように畏れなく人間が生きてゆくことは、
必ずしも好ましいことばかりではないのではないかと思うところが、
実は自分にはあります。

自分は、好奇心旺盛な合理的思考を否定するものでなく、
むしろそれを積極的に推奨する人間ですし、
ここで迷信深い魑魅魍魎の世界に戻るべき
ということを言っているわけでもありません。


畏れとは、すなわち自己への戒めであり、
畏れなき人間は戒めなきゆえに、
思いがけない災厄を被ることがある。
それを思うのです。

畏れを抱く存在があるということは、
必ずしも人間にとって悪いことではない。
そう感じるところが自分にはあります。


今回の台風18号、
週明け月曜の午前中に首都圏を直撃し、
一時は道向かいのビルが見えなくなるほどの
激しい雨が降り続きましたが、
台風が去るや一転、今まで幾重にも閉じられていた帳(とばり)が次々と開くように、
みるみる厚い雲が引き払われ、
全ての雲が引き払われた瞬間、
きれいに洗い流されたすきとおった空気の彼方に
くっきりとそびえる黒い富士の姿が見えた時、
オフィスの人々から思わず、
おおっという感嘆の声が上がりました。

その時感じたのは紛れもない
目に見えぬものに対する畏敬の念であり、
それは科学的に全て解明されたからゼロになる、無かったことになるという
択一関係ものではなく、
依然として厳に存在し、併存するものではないかと思うのです。
 
 
 
 
 八頭蛇を退治する素戔嗚尊
 
 
 
 
 
 
 

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今晩は…

今回の婚儀を通じて
後半の「自然への畏敬の念を軽視していけない」と
感じ取り主旨理解賛同します。

けれど…
前回の文からの誤認識が在ります。
これは意外と誤解され易い点と思える…

原因は自国建国神話=古事記に親しみ肯定理解をしていない
教育方針の結果と思える
後述本参照

天照大神の子孫が天皇陛下と皇族→CIA世界公認常識
出雲大社宮司=千家家の始祖は天照大神の第2子神

これは婚約会見時に千家氏御自身が語っている

又、素戔嗚尊神の一断面だけに捕らわれている
日本独自の神々は悩みながらも困難に向かい成長して往く…

以下推薦書
★超訳 古事記 鎌田東二 著 ミシマ社

★神話がわかれば「日本人」がわかる
古事記は
日本を強くする
中西輝政 高森明勅 著
徳間書店

★日本人はなぜ
日本のことを知らないのか
竹田 恒泰 著PHP新書

2014/10/8(水) 午後 10:48 [ 某現代日本人 ]

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うーん、見事な解釈ですね〜同感いたします!

2014/10/9(木) 午前 0:12 [ よっちゃん ]

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おかげさまで18号は植木鉢一つひっくり返さずに去りましたが、
今度の19号は近畿に大きな被害を出した11号と同じコースか?
と言われています。週末ごとにやってくる招かれざる客ではありますが、今度は準備も万端にと思っています!

2014/10/9(木) 午前 8:23 花子

お二人のご結婚、おめでたいです
神は本当にいるんですね\(◎o◎)/!
千家さんと典子さんの御婚礼をお祝いに来たんですか
神の子孫の方とお姫さまの結婚 由緒正しき夫婦の誕生ですね

2014/10/9(木) 午前 10:52 [ ぼたん♪ ]

台風が去り。。黒い富士の姿を目の当たりにしたら。。
何となく神がかってて感動してしまうでしょうね。

富士山はお山自体がご神体でもあるし。。なんと言っても日本人の心の故郷!
見る人を魅了させずにはいられない とても美しいお山です(*^^*)

出雲大社での このお二人の結婚式。。
お二人が拝殿から出て来た時。。雨が見事に止んだそうです。。
これも 何となく神がかってるようで。。素敵なエピソードですヾ(@⌒ー⌒@)ノ

2014/10/11(土) 午前 5:49 [ ゆきまる ]

おはようございます。

あの結婚式から、そんな事を考えていたなんて、
正直、びっくりです。都から、出雲に引っ越しして
大丈夫なのかな?って、心配していました。
自然に対しての、畏敬の念というのは、
人類に特有なもの何でしょうかね❓
昨日の帰り、オレンジ色の雲のなかの富士山、
神々しかったです。

2014/10/11(土) 午前 6:36 [ はやぶさ君 ]

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神話の故郷、出雲地方的な感覚での記述をして頂き感謝です。
しかし、15歳での歳の差婚も、凄い ですよね。
今は、故郷では、神在月 神無月 とは言わない 日本国内での
唯一の地区 出雲地方が故郷の私には、嬉しいですね。

2014/10/12(日) 午前 9:47 [ kn172514 ]

リリィで〜すさん、
自然に畏れを抱くというのは、
人間を守ってきたことでもあると感じます。
確かにそのような畏れを打ち破って
人間はその活動範囲を広げてきましたが、
その意識をもつことは全くのナンセンスかというと、
そうではないのではないかというのが、
自分の思うところです。

2014/10/13(月) 午前 6:56 [ もたんもぞ ]

某現代日本人さん、
コメントありがとうございます。
自分のこのブログは何かの対象、
それは文学だったり、絵画だったり、音楽だったりしますが、
について自分が感じたことを一番重要なものとして記事を書いています。
ですから、その事実により感じたことが変更されるようなことがない限り、
結構フランクにやっています(^_^;)

しかしながら、詳細なご指摘どうもありがとうございます。
この記事を読んで、この問題に興味をもたれた方にも大変参考になると思います。

2014/10/13(月) 午前 7:20 [ もたんもぞ ]

よっちゃんさん、
どうもありがとうございます。
このブログは自分が感じたものがある限り、
書き続けるつもりです。
どうかまた読んでくださいね。

2014/10/13(月) 午前 7:34 [ もたんもぞ ]

花子さん、
今回の19号は先週の18号に比べると、
若干日本列島寄りの進路をとっていますので、
風雨ともお気をつけになってください。

2014/10/13(月) 午前 7:43 [ もたんもぞ ]

ぼたんさん、
今の皇室と出雲とは浅からぬ因縁といいますか、縁といいますか、
そういうものがありますが、
こうやって両家がひとつになったことは、
大変めでたいことではないかと思います。

そのめでたい舞台に素戔嗚尊の象徴が現れたというのは、
ちょっとしたサプライズだったのではないかと
自分は感じた次第です。

2014/10/13(月) 午前 7:57 [ もたんもぞ ]

ゆきまるさん、
今回の婚礼はそういうわけで、
非常に祝福されたものであったと思います(^^)

自然というものは軽んずべきものでも、過度に怯えるものべきものでもなく、
それではどう接するべきかというのは、
今回の記事のテーマでもありますね。

2014/10/13(月) 午前 8:17 [ もたんもぞ ]

はやぶささん、
台風一過の富士をバックにした夕焼けは
本当に滅多に見られない美しさでしたね。
実は今回のことは、たまたま読んでいた短編小説がありまして、
ちょっとそれにインスピレーションを受けて思いついたものです。
その小説の記事はまた近日中にでも(^^)

2014/10/13(月) 午前 8:27 [ もたんもぞ ]

出雲出身のkn172514さんならではの、
風土に対する肌感覚があると思います。
今回のことは出雲の人々にとっても慶事であったのではないでしょうか(^^)

2014/10/13(月) 午前 8:45 [ もたんもぞ ]

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>出雲大社の権宮司である千家国麿さんは、素戔嗚尊(スサノオノミコト)から数えて85代に連なる由緒ある家系とのこと。

もたんもぞさんはそのように捉えていましたか。

私は代々出雲大社の宮司職を務める出雲国造は、素戔嗚尊の血を引いてないし、素戔嗚尊の娘婿で、出雲大社に祀られている大国主命(オオクニヌシノミコト)の血も引いてないと思いましたが?

私はあくまで出雲国造の初代は、天照大神の次男である天穂日命(アメノホヒノミコト)で、以来代々天穂日命の男系男子の子孫によって世襲されて来たと認識していますが。
天穂日命は天照大神の長男・天忍穂耳命(アメノオシホミミノミコト)の弟です。

2014/10/15(水) 午後 0:35 ZODIAC12

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天忍穂耳命の男系男子の子孫が歴代天皇及び現在の皇室・皇族な訳ですから、天穂日命の男系男子の子孫である出雲国造は、皇室とは神話の時代以来の最も古い親戚であり、日本では皇室に次ぐ高い家格を誇る名門中の名門でもあります。

そんな神話に登場する神様の血統を受け継ぎ、神話の時代以来の親戚関係でもある御二方が、このように結ばれるという出来事は、世界中で唯一日本だけに見られる現象です。

喩えるならギリシャ神話の最高神ゼウスに息子たちがいたとして、ゼウスの長男の男系子孫が今でもギリシャ国王やってるようなものだし、ゼウスの次男の男系子孫が、パルテノン神殿の管理人を世襲して来たようなもので、その御互いの子孫同士が結婚するようなものですからね。

日本では世界で唯一、神話が21世紀現在でも生き続けている証拠です。
外国人にしてみれば、「アメーーージング!!!」と感嘆する他ない出来事です。

2014/10/15(水) 午後 0:35 ZODIAC12

ZODIAC12さん、
それほど一般的な知識程度ですが、
一応ひと通りは出雲の国譲りの話などは知っております。
血統という観点からは厳密に素戔嗚尊直系とはいえませんが、
「老いたる素戔嗚尊」でも書きましたが、
葦原醜男すなわち大国主命を祖とする出雲大社の祀りごとがいずれの形にせよ、
現代まで受け継がれていることは大変尊いことだと思い、
「素戔嗚尊に連なる」と表現しました。
ですから多分に心情的連なりを表現しているものです。
また古事記そのものに関する記事も書いてみたいですね。

2014/10/18(土) 午後 2:58 [ もたんもぞ ]

さてさて、ここへは二度目。拙記事を前後編併せて2本TB致します。

今からもう3年前の御話ですか。早いものですね。

それにしても気になるのは、高円宮家と言いますか、先日薨去されました三笠宮崇仁親王殿下の直系の方々が次々早逝されるという不幸に見舞われている事でしょうか・・・・。
一体何の因果かは知りませんが、三笠宮殿下にはもはや男系男子の子孫が途絶え、その系統(男系の血統)は断絶されてしまいました・・・・さぞや御無念な事でしょう。
現在遺された子孫の方々は女性皇族ばかりなので、新しく宮家を立てる事は叶いませんから。

後この御二方、国麿氏と典子女王殿下(今となっては女王殿下ではありませんが)との生活について、変なゴシップが流れたそうですが、信憑性あるのかよ?と思います。
その手の雑誌は皇室や皇族に対して不敬なのが常ですからね。

2017/3/23(木) 午前 11:04 ZODIAC12

> ZODIAC12さん
そんなゴシップあったんですね。
知りませんんでした。
マスコミの皇室アイドル化、芸能化のようなものは、
得てしてミーハーで、あまりいいことはありませんね。

2017/3/26(日) 午後 1:07 [ もたんもぞ ]

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