[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 次のページ ]

死の淵を見た男

死の淵を見た男 門田隆将
イメージ 1
3・11のときの福島原発での死闘を描いたノンフィクション作品。
彼等の気持ちに泣けた。

まず、福島原発の建屋としては免振重要棟という建屋と中操という建屋がある。
免振重要棟には、緊急対策室があり、そこは基本的に放射能から隔離される様になっている。
そして中操は別のところにあり、原子炉のパラメータを読める場所になっていて、当時交代でパラメータを監視していた。

そして、2回目の水素爆発が起きたとき、放射能レベルが急上昇して、班長が「今は交代に行けない」と伝えると、中操の現場では、涙ながらの詰まった声で「もう来なくていいですよ」と。。。
放射能を知っているから、この先どうなるか?想像がつく、だから出た「もう来なくていいですよ」だったと思う。
2度目の水素爆発で、異常なほどの恐怖だったと思う。
その言葉を聴いた班長は、吉田所長の命令を無視して、中操に交代に行く。
そのとき、部下の人はバツが悪そうに泣いてたらしく、それを見た班長は、その人の頭をヘルメットの上からゴツンと叩いた。(オレが、お前たちを見捨てる訳がないだろう)
吉田所長の「部下の人命を守らなければならない。」という気持ちも分かるし、班長の「部下を見捨てる訳にもいかない。」両方の気持ちが分かる。 泣けた。

他にも泣けた話が色々あった。

イメージ 2

震災後、福島原発の水が止まり、便所は大変な事になってたらしい、水が流せないし、みんな血尿が出て、便器が赤く染まってたらしい。

そして、いよいよ吉田所長が「死」を覚悟したとき、「各班、最小人数を残して退避」命令が下る。 年配者は残して、若い者は退避させた。 この事からも、本当にギリギリだったんだと思った。

文庫のあとがきでのエピソードだが、
吉田所長が癌で倒れて亡くなる前に、同じ現場の親友に「あの時、状況がさらに悪くなったら、最後は全員退避させて、おまえと二人だけで残ろうと決めていた。だって、空っぽにするわけにはいかないだろう。奥さんに謝っておいてくれ。ごめんな」とメールを送っている。
それに対して、「バカ野郎。俺がオマエ一人を残して、去っていくわけがないだろう。俺は、最後まで吉やんと一緒だよ」と返信している。
このやり取りのあと、吉田所長は亡くなっている。
自分にも、こんな事を思いあえる仲間がいたらなぁ。。。と思う。


この事故は、海面から十メートルの高さにある原発を津波を襲う訳がない。電源が喪失することはありえないだろうという慢心があったのが原因だったのかもしれない。 この事故を唯一回避出来たチャンスとしては、アメリカの9・11テロのとき、アメリカ原発は電源が喪失した場合を想定した対策を講じて、対策促進を世界に発信している。このとき、日本も対策に乗り出していたなら防げたかもしれない。
結局、日本ではテロは起きないだろう。対策にはコストがかかる。利益を優先した為に対策が疎かになってしまった。
安ければ喜ばれる世の中。その結果、対策を疎かにして防げたかもしれない事故が起きてしまった事が残念でならない。
だが、この人達が現場にいたからこそ、日本の「死」をギリギリで回避出来たんだと思う。

もし、最悪の事態「核格納容器の爆発」が一つの核格納容器で起きていたなら、人が近づけなくなるので、連鎖的に福島第一原発の他の核格納容器、全ての冷却が出来なくなるので、4つの核格納容器全てが爆発する事になる。そうなると、福島第二原発も人が近づけなくなるので、福島第二原発も制御が出来なくなり、福島第二原発も連鎖的に核格納容器の爆発が起きる。この場合、試算ではチェルノブイリの10倍の被害になってたらしい。
その場合、東北は全滅。関東もどうなってたか。。。まさに日本という国の存亡をかけた戦いだったと思う。


震災の問題は、まだまだ色々沢山の問題を残している。いつかは問題も解決されていくのかもしれない。
何十年もしたら、震災も風化されていくのかもしれない。
でもやっぱり、震災での地震・津波・原発事故、あのとき何が起きたのか?は後世に伝えて行く義務が、今を生きている自分達にはあるんだと思う。
イメージ 3

「空飛ぶタイヤ」

「下町ロケット」で話題の池井戸潤さんが書いた「空飛ぶタイヤ」
 
ちょっとしたことで、課内で話題となり、上司の進めで読んでみた。
久しぶりに興味深い内容だった。
 
内容は、「M菱社製トラックの欠陥」をリコール隠しした結果によりタイヤが脱輪して、外れたタイヤが通行人に直撃して亡くなったという、実際にあった事件を題材にしている。
自分も当時の事件を薄っすら覚えている。
当時、「タイヤが直撃してなんで亡くなるん」って印象があった。
それは、自動車用のタイヤで想像したから、、、、
ちゃんと考えてみれば、トラック用のタイヤ。1つ 100〜200kgぐらいになるだろう。
そんな物体が前触れも無く、突然背中を直撃したら、体に受ける衝撃は相当なものだろう。
 
最初は、運送会社の整備不良が疑われていた。
結局、リコール隠しがばれて、負債を補填する為に、ドイツの自動車メーカー(MB)から出資して貰って、ドイツから社長を連れてきてた。
被害者遺族にドイツ人社長が謝罪に行っていたニュースが印象的だった。
 
この本は、事故発生から、リコール隠し、運送会社の苦悩、被害者の苦しみ、そして立件までが描かれている。
 
この大企業の人達は、会社を守る為とはいえ、やってはいけない事をやってしまったよなぁ。。。と思った。
 
リコール隠しやる気持ちは分からなくもない。
正直に発表しても、叩かれて、経費が余計にかかる。
もし、人命に関わらない内容であれば、ヤミ改修してもいいんじゃないかと思う。
 
もしかすると、M菱も最初は「人命に関わらない」と判断したのかもしれない。
タイヤが外れても、ドライバーがシッカリ、シートベルトしていれば、大怪我はしないと判断したのかもしれない。
外れたタイヤの行く先までは想像しなかったのかもしれない。
だから最初は、運送会社の整備不良で誤魔化し続けたのかもしれない。
だから、死亡事故が発生したときには、取り返しがつかず(時すでに遅し)、「整備不良」で誤魔化すしかなかったのかもしれない。
 
でも、「会社を守らなければならない」とかあるかもしれないけど、人命を前にして曲げてはいけない「正義」があるよね。
 
 
 
最近で言えば、マンションの杭打ち。
建物の傾きに気付いたから、間に合ったけど、
もし、僅かな傾き、もしくは傾き無しで、少し大きめの地震で、一気に建物が倒壊してたら。。。
ニュースを見てたら、歯切れの悪いコメントがあったりと、、、
会社は守らなければならないだろうけど、人の命よりも優先されなければならない事だろうか?
イメージ 1
「責任はワシが取る」の言葉に惹かれて買ってしまった(笑

自分が入社したころ、回りや上司に確認を取って変更した事がのちに問題になって、「lion_555が勝手に1人で、全てやった」と言われ、全ての責任を押し付けられたことがある。
悔しかった。
そんなに責任を押し付けたいならと、責任を取る意味で、頭をスキンヘッドにした。
悔しさ忘れられない。
でも、悔しがっていても、何も始まらない。
少なくとも「責任は全て自分が取る」と言える大人になれなきゃいけないと思う。
だから、この本は自分への戒めでもある。

イメージ 1

先日、「ハチロクの系譜と86の革新」という本を見つけて、即買いしてしまった(笑
内容的には、古い方のAE86が中心で書かれている。
 
実は、最近アニメの「イニシャルD」にハマってしまった(笑
流行っていた時期はアニメじゃんって思ってあまり興味は無かった。
先日の海外出張のとき、空き時間にたまたま見た動画でハマってしまった。
走りが面白いというよりも人間関係が面白い。
でも原作者が言っている事は共感できる部分が多い。
 
自分は、女運がないなぁ。。。って思っている。沢山傷つけたし、沢山傷つけられた。
でも、車運については恵まれてるかなぁ。。。って思う。
「MR2」「アルテッツア」「86」
ヤマハエンジンを2基乗りついで、今はスバルエンジン。
ヤマハエンジンは、アクセル踏んだ感じがヤンチャな感じがあったけど、スバルエンジンは大人な感じがする。
 
「86」に乗って、改めて自分は車が好きなんだなぁ。。。って実感する。
「道」の状態を把握して思い描いたリズムで抜けるのが気持ちいい。
この感覚って、バンドとかで、きっちり演奏できたときの達成感に似ているんじゃないかと思う。
くそジジイになっても、いつまでも峠を走り続けていたいかな。
車を取り上げられたら、自分には何も残らないなぁ。。。
イメージ 1
イメージ 1
ヤクルトファンの著者が、12球団のファンクラブに10年間入会して、それぞれのファンクラブの比較を本にしてます。
感想としては、よくもまぁ12球団のファンクラブに10年間も入会したよなぁ(笑
でも、他の球団のサービスなんかが、この本で分かります。
色々な事が書かれてます。
例えば、ロッテファンクラブの特典グッズのロッテのスペルがLOTTEじゃなくLOTEだったとか(笑
中には、以外な物をグッズ特典にしてた球団とかありました。
本の中では、ライオンズのファンクラブが一番良いと書かれてます^^
興味ある方は是非どうぞ。

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事