善平の酔いどれ日和

酔いどれて情に溺れて京まんだら

「快怪女傑」に出逢う。

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イメージ 1 京都二条木屋町の料理旅館に
生まれた森光子さん。
 その日から彼女の「放浪記」が
始まったと思う善平である。
 
 遅咲きの大女優らしくない天真爛漫
さが人々に愛され続けた。
 テレビドラマ「時間ですよ」で演じた
「おかみさん」が、その後のイメージとなった。
 
 京女らしい美しい言葉使いと思いやりは誰もが癒されたことだろう。
 あの田中角栄や美空ひばりさえ、彼女の人柄に感動し涙したという。
 
 人生最後の舞台は、やっぱりあの
「でんぐり返し」で周りを楽しませて
安らかに眠られたことと思いたい。
 (合掌)
 
イメージ 1まあしかし、久しぶりに強烈で面白い女を見た。

今にも吠えそうな形相で会場を見渡し、相手を睨みつける。

こ、怖い。。。な、なんなんだ?この女は。。。

 戦いが始まると獲物を追うように襲いかかる。

倒れ込む相手に寝技で締め上げる。あっ、そうや。これは柔道なんや。

ふと我に返る善平。(笑)

 いま直にでも、女子プロレスの悪役レスラーで活躍できそうな般若顔。

仮面はいらない。(爆)ビビった相手が思わず反則。。。(怖かったんやな〜)

 かくして金メダル第一号。おっ泣いている。鬼の目にも涙?

メダル片手に笑っている。意外と可愛くって美人や。

 5歳で柔道を始めたころ近所の人は「オオカミ少女」と呼び、

マスコミは野獣と彼女を評したという。それに対して彼女は、

「物の怪姫と呼んで」っと言い放った。(一本勝ち?)

「宇宙が好き」「麦茶の妖精を見た」などの語録から、不思議ちゃんの

ニックネームがある松本薫選手であった。

「オリンピックでは、どんな選手に会いたい?」の問いに、

「石川遼クン」と答えた。(出てないって。。。爆笑)
 イメージ 1「善ちゃん。ウチや亜矢や。」
「えっ?亜矢ちゃんか。。。」
絶句する善平。
 
 出版社から連絡があって、善平の電話番号を教えて欲しいという女性がいるので、もし心当たりがあれば連絡してあげて欲しいとのこと。
 
 早速、彼女の連絡先に電話をいれる。そして冒頭のやり取り。
 
 「どうしてたんや、20年もの間。心配してたんやで〜。」
亜矢が20年前に謎めいた電話をしてきたのを最後に消息不明になった。
彼女とは従妹で、同い歳でもあって特に仲良くしていた。
 23歳の時に結婚して旦那さんの稼業を手伝い事業も順調で幸せな家庭
を築いていた。スーパーやリサイクルショップも手掛け順風と思われていた。
 ところが、その地で10年に1度と言われる洪水で全てを失った。
多額の借金を背負い夜逃げ同然に失踪したと聞いた。
 母親の葬儀にも、遠くから目につかないよう手を合わせていたらしい。
 
「善ちゃんの本読んだで〜。面白かった。読んでいるうちに無性に善ちゃんの
声が聴きたくなって出版社に問い合わしたんよ。」
 「そんなことせんでも、あんたの兄貴に連絡したら直ぐ解るやろに」
「実は、この本送ってくれたのは兄なんや。善ちゃんの応援しようって。
あちこちに声掛けて図書館に寄贈したりして宣伝してたんやで〜」
 「ほう、それは知らなんだ。兄さんにお礼の電話しとかなあかんな。」
「それ無理や。兄貴先月亡くなったんや。そやから善ちゃんの電話番号も。」
 「えっ?なんでや。そんなん聞いてないでえ。」
「兄は、すい臓癌やった。死期も解ってた。誰にも知らせるなって。。。
それより兄のためにも、次回作はウチの事書いて。波乱万丈でいっぱい
ネタあるで。(笑)」
(ありすぎや。。。やっぱり血筋やな〜)
 
 

イメージ 1

イメージ 2

 「おや!20年ぶりだね善平。」
「お久しぶりです先生。覚えてはりましたか?」
 「忘れるものか、この裏切り者を!私が帰国中に教室の乗っ取りを企んだのを。」
「乗っ取りやなんて人聞きの悪い。マネージャーとして先生の留守を懸命に守ったんやで。
あの時はホンマに大変やった。誤解やで先生。」

 太極拳の中国人女師・美怜の誤解を解くために会いに来た訳ではなかった。
彼女の怒りは理解できるが、帰国中の事態を彼女は知るよしも無かった。
 
 彼女の創設した5つの教室は既に師範たちの支配下にあった。
彼女は育てた師範も弟子たちも既に離反していたのを知らなかった。

 師範たちの不満を抑え組織を護るには新しいシステムで運営するしかないと
善平は思った。独断で決めたことに復帰した美怜は激怒した。

 結局、美怜のカリスマの下、元のサヤに治まったものの師範たちは善平を追放することを
彼女に進言した。全ての陰謀は善平の企みであると。。。

 「先生の蟷螂(演武)見せてもらえまへんか?」
快く美怜は善平の前で技を披露してくれた。
 20年ぶりに見る華麗で奥深い武術であった。
もう70歳に届く体とは思えぬほど、しなやかで若々しく色っぽく思えた。

 感動で思わず不覚の涙が溢れる善平であった。


 
 

イメージ 1

 「彼と出逢ってから、私の運命は完全に変わったのよ。」

「あ〜あの歴史的美少年と云われた彼やな〜。確か蒲生氏郷の小姓やった、
名古屋山三郎。」

 「そう、ヤマザ。彼と初めて出逢った時、運命的なものを感じた。
私が歌舞伎の元祖みたいに伝えられているけど、それを創ったのは実はヤマザなのよ。
彼が演出から降り付けまで全て一人でやったんや。」

「なるほど。。。興行の企画から舞台の演出までするプロデューサーみたいなもんやな。
単なる愛人や無かったんや。世間では阿国のヒモみたいに思われているけど。。。」

 「それまで人前に出るのが怖かった私に、踊って人に見せる楽しさを教えてくれた。
金沢での(ややこ踊り)や四条河原での(阿国歌舞伎)を私の為に創ってくれた。」

「男装で花街を通う伊達男を演じて評判になったけど、あれは山三郎がモデルやと
言われている。彼は、さぞモテたんやろな〜。あの淀君が彼に夢中になったのも有名や。
秀頼の本当の父親は山三郎やという噂が立ったぐらいやから。」

 「あまりの美しさに女たちは彼に夢中になり、お上から彼が舞台に立つことを禁じた
ほどやった。女歌舞伎といわれたけど、彼はたった一人の男で女形の元祖なんよ。
淀殿とのことはウソや。そやかて彼は私から、片時も離れたことがないもの。」

「あはっ。。。御馳走様!それにしても相変わらず綺麗やな〜おクニさん。
何百年もその美しさを保つのは人は羨むけど苦労も大変やったやろうに。」

 「ヤマザが亡くなって、今年でちょうど400年。そろそろ新しい恋もしてみたい。
ねえ〜善平さん。」

「え〜っ?。。。。。」



 「善さん!もう帰るで〜。酔っぱらって寝てしもうて。。。」

「えっ?あっ。。。出雲の阿国!」

 「なに寝ぼけたこというてんの?何がイズモノオクニやあ〜!
ウチは、イツモのクニコやで〜!」

 (やっぱり。。。とほほ)

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