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<紹介>
私にはケイタイがない。友達が、いないから。でも本当は憧れてる。
いつも友達とつながっている、幸福なクラスメイトたちに。
「私は一人ぼっちなんだ」よ確信する冬の日、とりとめなく空想をめぐらせていた、その時。
美しい音が私の心に流れだした。
それは世界のどこかで、私と同じさみしさを抱える少年のSOSだった・・・。(「Calling you」)
誰にもある一瞬の切実な想いを鮮やかに切りとる”切なさの達人”乙一。
表題作のほか、2編を収録した珠玉の短編集。
切ない。
この本には感動して泣いてしまいました・・
俺は「Calling you」と「傷─kiz/kids─」が好きでした。
特に「Calling you」。「私」と「シンヤ」が二人の頭の中の携帯電話で連絡をとりあう・・・
つまり妄想な訳なのですが、連絡をとりあっているうちに二人は微妙な時差があることに気がつきます。
一時間程度の時差。
だけどそれが不幸の始まりだった。
たったそれだけのことで「シンヤ」は「私」のために死んでしまうのです
なぜ?と思った方はぜひ読んでみることをオススメします
”切なさの達人”乙一・・彼の書く作品には脱帽です
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