Ferrari 趣味の部屋

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最近読んだ本

会社のライブラリーで気軽に本を借りることを覚え、昨年末から20数冊読破 (゚∀゚ )
その中からみなさんにお薦めを紹介します (~o~)
 
 
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銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎    ダイアモンド,ジャレド【著】
銃・病原菌・鉄〈下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎    ダイアモンド,ジャレド【著】
原書名:GUNS,GERMS,AND STEEL:The Fates of Human Societies   
 
 世界の様々な民族が、それぞれに異なる歴史の経路をたどったのはなぜか。
世界の富や権力は、なぜ現在あるような形で分配されたのか(なぜ南北アメリカの先住民、アフリカ大陸の人々、オーストラリア大陸のアボリジニが、ヨーロッパやアジアを征服しなかったのか)。
世界の地域間の格差を生み出した根源は何かについて、人類史、地政学、生物学、考古学等における多様な研究成果を元に解き明かしています。
1)ヨーロッパ人がアメリカ先住民の社会を征服したのは、直接的にはヨーロッパから持ち込んだ病原菌、馬や文字や政治機構、技術(船と武器)によるが、究極の要因としては食糧生産(狩猟採集→農耕や家畜)があげられる。農耕をすることにより、人口が増え狩猟採集民を圧倒するようになった。
2) 初期の農民は、どうやって野生の植物を栽培化したのか。有毒である野生のアーモンドを無毒に出来たのか。
3)陸生の大型草食動物は148種いるが、実際に家畜化されたのは、羊、豚、牛など14種に過ぎない。なぜシマウマは家畜にならなかったのか。
4)人類の科学技術の発展は、各大陸ごとの面積、人口、伝播の容易さ、技術の受容性の違い等により異なり、15世紀にはユーラシアの人々が圧倒的に優位となった。
 人類社会の歴史における疑問に対し、時間をかけ多角的に分析し本質まで掘り下げ、なぜに対する回答を考えに考えた上で丁寧に導き出していてとても面白かったです。
 
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グリーン革命〈上〉―温暖化、フラット化、人口過密化する世界    トーマス・フリードマン【著】
グリーン革命〈下〉―温暖化、フラット化、人口過密化する世界    トーマス・フリードマン【著】
 
原書名:Hot,Flat,and Crowded:Why We Need A Green Revolution And How It Can Renew America
 現地に行って見て、世界の識者と直に対話して得られた知が豊富に織り込まれており説得性を持つ。
地球温暖化、世界のフラット化、人口過密化は、1)エネルギー供給と需要、2)石油独裁主義、3)気候変動、4)エネルギー貧困、5)生物の多様性の喪失、という5つの重大問題を引き起こし、地球も人類もかつて経験したことがない領域に踏み込もうとしている。しかも、もはやそれらはティッピング・ポイントを超えてしまった。
今こそ、(アメリカ)政府主導の下、IT革命とET(エネルギー技術)革命を合体させ、クリーンパワー、エネルギー効率、自然保護を頭のいいシステムの下でイノベーションし、生み出すという唯一無二の優先事項に真剣に取り組んでいかなければならないと主張している。
石油依存の世界が中東の独裁者にOILマネーを供給していることが現在の中東不安をあおっている、との見方は特に興味深かったです。
一流の識者から一流の知の Give & Take を行い、そこから新しい知を組み立てている。知を高めるのに私達にできることは何か? 外に出て話を聞き、話をしてみては如何でしょう。
 
イメージ 5本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー        養老孟司 / 竹村公太郎【著】 
  
 解剖学者の養老孟司氏と、元建設省河川局長竹村公太郎氏の対談形式で気軽に読めるが、ところどころに成程と頷く見識が散りばめられています、「グリーン革命」と根本は同じことを言っているように感じます。
1)石油高騰、温暖化、食料、水不足、少子化などの問題を概念ではなくヒトの五感で捉えられるモノに則して考えれば、本質が見えてくる。
2)人類史はエネルギー争奪の歴史で、アメリカは石油の力で覇権を握ってきた。
3)メディアはスポンサーが最優先課題なので、一番大切な問題は見ない。
4)西洋人(中国インドも)は偉い人は働かない。日本では体を動かすことが尊ばれる。モノづくりの日本でいい(二流でいく)と割り切れるか。
5)中国や韓国は大きくすることが好きなのに対し、日本は縮めることが好き。縮みの指向は未来の文明の成功モデルの一つになり得る。
6)この激動の時代にこそ構想力と気概を持った役人が必要。
7)日本の農業には大変な可能性があるが、歪んだ農地政策により、有効活用されていない。
8)問題を直視することは辛いことだが、目を背けずにジッと見ていれば、必ず解決策はある。
日本のモノづくりをどうして行くかを考えていく上で本書の主張は参考になるように思います。
短編なので移動の時とかにお薦めです。
 
イメージ 6中国化する日本―日中「文明の衝突」一千年史    與那覇 潤【著】 
 
 書名からは、今後日本が中国寄りの国になるとの印象を受けますが、実際には、日本社会のあり方が、宋の時代に近代化した中国社会のあり方に似てくるということを、歴史学の最新の解釈を交えながら解説しています。文章は歯切れよく痛快、従来の歴史認識をばっさりと切り捨てていて、本書の指摘そのもの、また定調の言い回しに疑問を抱き、あるいは反発する人が多々いると思われますが、このような見方もあるということを知るだけでも、一読の価値があるように感じました。
1) 宋王朝は、貴族制度を全廃して皇帝独裁政治を始めた(経済や社会を徹底的に自由化する代わりに、政治の秩序は一極支配によって維持する仕組みを作った)。今も基本的構造は同じ。
2) 日本独自の「近世」である江戸時代(ムラやイエによる縛り)のやり方が終焉を迎えた結果、日本社会がついに宋朝以降の「中国の近世」と同じような状態に移行「中国化」しつつある。
3) 後白河法皇と平清盛は宋朝中国のしくみを日本に導入(グローバル化を仕掛けた)しようとしたが、利権屋集団の源氏が勝利し鎌倉幕府を開いた。
4) 1400年代前半の鄭和の大遠征のような海外拡張政策が継続されていれば、ヨーロッパの大航海時代などというものは出現せず、とうの昔に中国は世界経済の支配者になっていた。
5) 漢字とコーラン(コーランはアラビア語でしかない)こそ、人類史上最古にして最強のモジュール製品。
6) 今の中国に欠如しているといわれる、法の支配や基本的人権や議会制民主主義とは、もとはといえば、どれも中世貴族の既得権益。それが、国民一般に広がった。近世に入って中国には特権貴族はいなくなったので、このプロセスが無かった。
7) 経済発展によって形成された中産階級は、むしろ共産党の一党制による安定した支配を望む声が強い。
ズバッと鋭いところをつかれている話(たとえば、今の中国社会もアメリカ社会も、2極格差の問題があるが、どちらが良いと言い切ることは出来ない)が印象的でした。
 
イメージ 7世界を知る力      寺島実郎 【著】 
 
2時間余りの出張時に一気に読めた分量であるが、日本人として考えさせられる深い中身が後半に詰まっていた。
1) ロンドン、ドバイ、バンガロール、シンガポール、シドニーがユニオンジャックの矢として一直線につながり英国を中心とした新しいネットワークに見える。
2) 世界を変えた5人(モーゼ、キリスト、マルクス、フロイト、アインシュタイン)はユダヤ人であり、国際主義、高付加価値主義がユダヤ的思想の基軸にある。イスラエルにとって情報とは生きるための必需品、必須条件である。
3) 日米関係は米中関係であり、日米中のトライアングルで世界を認識すべき。
4) 大中華圏、ユダヤ人ネットワーク、イスラム世界といった国境を越える分散型ネットワークが、21世紀の世界を突き動かしていく。重層的に世界を知る力が日本に求められている。
5) 日本が誇りえるものは、歴史の中で積み上げてきた「ものづくりへのこだわり」と「技術への敬愛」である。
6) 日本には世界レベルの情報を扱うシンクタンクと通信社が無い。
7) インターネットによるばらばらな情報を見るだけでなく、本屋で実際に本を手にとり考えることで、新たな発見が見えてくる。書を捨てずに街に出よう。深い知恵は、フィールドワークと文献の相関のなかでしか生まれない。
「情報は教養を高めるための手段ではない、問題を解決するためにいろいろな角度から集めるものである」との氏の言葉は、自分に鋭く突き刺さった。
 
イメージ 8もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら         岩崎夏海【著】 
 
 主人公川島みなみは高校二年の夏、突然野球部のマネージャーとなり、「野球部を甲子園に連れて行く」という目標の下、弱小県立高校野球部をマネジメントしていく。その際の教科書となるのが、P・F ドラッカーの「マネジメント」。ドラッカーの金言をどう実際に使っていくか、参考になり、物語としても楽しめる小説。
主人公はマネジメントで行き詰まった時や次の段階に進む時、随時ドラッカーに立ち返る。例えば、
(1)マネージャーの資質。人を管理する能力、議長役や面接の能力を学ぶことはできる。管理体制、昇進制度、報奨制度を通じて人材開発に有効な方策を講ずることもできる。だがそれだけでは十分ではない。根本的な資質が必要。真摯さである。
(2)マネジメントは、生産的な仕事を通じて、働く人たちに成果をあげさせなければならない。
(3)成長には準備が必要である。いつ機会が訪れるかは予測できない。準備しておかなければならない。準備ができていなければ、機会は去り、他所へ行く。
(4)イノベーションとは、科学や技術そのものではなく、価値である。組織の中ではなく、組織の外にもたらす変化である。イノベーションの尺度は、外の世界への影響である。
(5)市場において目指すべき地位は、最大ではなく最適である。
など枚挙に遑が無い。天の邪鬼なので話題が過ぎてから読みましたがとても感動しました。
 
最後までお付き合い頂きありがとうございます、ライブラリーの紹介文を引用しました m(_ _)m
読書の楽しさが分かってきた今日このごろです ww
ってその歳になってか? 遅っ!!なんて言わないでください・・・ www
気になる本が出てきたら、また紹介します (^.^)
 
 
 
 
 
 

閉じる コメント(4)

読書の時間を持つ事はいい事ですよぉ^^。

過去のお気に入り本も紹介して下さい。

ナイス!

2013/2/26(火) 午後 10:43 一石斎

一石斎さん
そうですね最近目覚めちゃったかも?
昔は本なんて見向きもしなかったのですが・・・(~_~;)
ナイス! ありがとうございます (=^0^=)

2013/2/26(火) 午後 10:53 [ Ferrari ]

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さすがだねー。
サスペンスだけじゃなく、いろんなジャンルを読むんだな。
オレも昨日、久しぶりに買ってきました。
でもやっぱりサスペンス(湊かなえ)(#^.^#)。

2013/2/27(水) 午後 6:04 [ pua*uta** ]

ローキンta☆さん
前にも話したかもしれないけど、本を読み出したのは本当に最近ですww
きっかけはta☆さんかもしれませんよ、東野圭吾薦めてくれたでしょ(#^.^#)

2013/2/27(水) 午後 6:19 [ Ferrari ]


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