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ショートポエムつれづれ(評)
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三日、青梅大祭が終わると、青梅駅周辺はしずかさを取り戻す。 祭り当日のあの人出と熱気がどこから来て、どこにいったのかいつも不思議です。(旧市内の人口はそれほどでないから、やはり周辺から集まってくるのか?) 青梅に帰って三年にもなると、祭りへの興味もだんだんうすれて、ことしは生まれ故郷「仲町」?の山車だけがへんに気になった。静御前の鼓や烏帽子をデザインした赤い幕が見えると、なつかしい人にあった気がして腰が浮く。 午後六時前後になると、住吉神社の氏子五町、住江町、本町、仲町、上町、森下町の山車が、市民会館前の大横丁に集合、最後の「競り合い」を行う。(駅前の「競り合い」はその一時間ほど前で、この競り合いがトリです) 五台の山車に、一旦坂を下りた滝の上町の山車がご苦労にもまた坂を上がって来て、都合六台の山車が三叉路でお囃子の技能を競う。 なにも考えず馬鹿囃子のなかにドップリつかる。言葉は必要ない。山車は一台、一台と東西に去る。残るのは境界にある仲町、本町の山車。名残惜しげに双方の拍子木が挨拶代わりにぶつかる。一年のお別れである。青梅人にとってこの一日のために一年があるようだ。 提灯や山車のわかれは西東 夏生 |
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まだ早いとはおもっていたが、訪ねてみると、半分ほど咲いていた。 青梅街道から一本北にはいったところ、史跡「新町の大井戸」の隣。 広くはないが、入場無料で、自由に出入りできるのがよい。 花の写真をとらないで、奥さんの記念写真ばかり撮っている恐妻?のご主人がいた。 牡丹蕊(しべ)深く分け出づる蜂の名残かな 芭蕉 友人宅からの別れの挨拶。蜂は芭蕉さんである。「野ざらし紀行」の ときの句で、「二(ふた)たび桐葉子(とうえふし)がもとに有て、今や東(あずま)に下らんとするに」という前書きがある。 牡丹園を出ると、噴水池に花筏。おりからの強風で、八重桜が散りつくしたのであろうか。これまた風流な景色であった。 |
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いく春をかさねがさねの花ごろも |

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