|
茨城県鉾田市札の集落の後ろに見える小高い丘は、 札城址。 茨城県鉾田市は、 千葉県にも近い茨城県の南部に位置し、 東側は鹿島灘(太平洋)、西を霞ヶ浦水系の北浦に挟まれて、 南北に長い半島のような地域です。 北浦には、 冬になると白鳥がやってきて、 飛来地は、白鳥の里と呼ばれています。 また、 この一帯には、 古来、「白鳥(しろとり)郷」という地名があったと伝えられています。 現在は、地名としての「白鳥」はなくなりましたが、 その名残が、 札城址の一郭に残っていると聞き、訪れてみました。 札集落から、 札城址の南端にあたる坂を登ると、 「白鳥山普門寺」の無人の堂宇が、南向きに建っています。 ここは、周囲が高いすり鉢状の地形で、 東側だけは緩やかな窪地になっています。 堂宇の両脇には、 古くなった墓石が集められ、 堂宇の裏側へ向かうと、 一段と高い日当たりのいい場所には、昔からの墓地が広がっていました。 普門寺の山号である「白鳥山」を示すものは、 見渡したところ、 この手水鉢の脇に寛永十三年の日付と共に刻まれた、 「白鳥山普門寺」だけのようでした。。。 普門寺の正面には、 石段の上に、稲荷社が北を向いて鎮座しています。 小さな祠の中には、木彫りの狐像が祀られていました。 稲荷社から見た普門寺。 互いに向かい合っています。 普門寺の東側は窪地になっているのですが、道が見つからなかったので、 いったん集落へ戻ると、 民家の間の空き地のようなところに小道があり、 馬頭観音が祀られていました。 鬱蒼とした竹藪の中の道は、 左の城址側は土塁のように高くなっています。 先ほどの、普門寺が見えるくぼ地に出ました。 木立の隙間から墓地の石垣が見え、 光が透けている辺りが普門寺だと思います。 さらに進むと、視界がひらけ、 広い草原の中に、真新しい鳥居が建っていました。 この参道を少し登ると小さな社があり、諏訪神社が祀られていました。 帰ってから、 札城址のサイトを調べると、 八幡神社と書いてあるのですが、 鳥居の額は、諏訪神社でしたので、別の場所かしら。。。 さらに北へ進み、 空掘りのような道を下って、 集落に戻ると、 安福寺の脇にある堂宇には薬師如来が祀られていました。 この日は、 鹿島神宮を訪れる前に、 せっかく茨城まで出かけるのだからと、 ちょっと寄り道のつもりが、 結局、 ぐるぐる歩き回って、怪しい探検隊になってしまいました。。。 最後の画像は、 天和4(1684)年と記された像もある、 安福寺の境内に祀られていた六地蔵。 下の地図で、 郵便局の東の道が普門寺へ登る道。 もう1本東が、馬頭観音から広場への道。 安福寺の南側の道が降りてきた道です。 札城址は、 さらに北の松尾神社までの山の部分のようです。 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2009年04月11日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]







