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滋賀県米原市伊吹600
伊吹山の南西麓
伊吹集落に向かうと
近江国と美濃国を分ける霊峰・伊吹山(1377m)がそびえ
谷間を下ってきた姉川は
このあたりで流れを緩め
堤の桜並木は ちょうど見ごろを迎えていました。
姉川沿いの道から
伊吹発電所の少し手前で 右(東)に折れて
伊吹集落に入ると
道に面して鳥居が建っています。
伊夫岐神社
社号標柱は 「式内 郷社 伊夫岐神社」
鳥居の社額は 「伊吹大神」
境内は
参道の入口近くの左側に 手水舎。
山間の傾斜地としてはゆったりとした広場があり、
社務所や倉庫、児童遊具がならんでいます。
参道を進むと、
正面に、
石段の上に灯篭が並び、社殿は南面しています。
拝殿は 瓦葺入母屋造り、
幣殿が続き、
本殿は 外側が覆われていますが 三間社流造。
祭神は
伊富岐大神 多多美比古命 素戔嗚尊
祭神については、
霜速比古命、多多美比古命、気吹男命、天之吹男命、素戔嗚尊など、
古来より諸説あり、
明治初年より、八岐大蛇神霊として祀り、
昭和18年、伊富岐大神と改められたそうです。
祭神の三柱は、当社由緒書きによるものですが、
多多美比古命と素戔嗚尊が祀られた年代は調べられませんでした。
伊夫岐神社は、
創建年代は 不詳。
記紀をはじめ、文徳実録、三代実録、帝王編年記などに記されている、
式内社 近江國坂田郡五座(並小)伊夫岐神社 に比定されています。
かつては古代の祭場であった伊吹山頂に祀られ、
のちに、現在地に遷座されたと伝えられるそうです。
また、
神仏習合の時代、
伊吹四大寺が別当寺となり、伊吹大菩薩と称していたそうです。
旧社格は 郷社(明治9年)。
明治11年の氏子分離以前は、15ヶ村の産土神として崇敬を集めていたそうです。
拝殿正面には梅の紋が見えます。。。神紋でしょうか。
幣殿の両側には、
一対の狛犬(昭和11年奉納)が鎮座しています。
伊吹山の「いぶき」は、「息吹」に由来するといわれ、
吹きおろす伊吹颪(いぶきおろし)は、
神の息吹で、
伊吹山は神の宿る山として
古代から信仰の対象であったという説が一般的です。
また、
「いぶき」は 動詞「吹く(ふく)」を強調した語であるとし、
伊吹颪の強い風、小規模な鉄鉱床の点在、燃料となる木材が豊富であること、
さらに、「金糞」「鍛冶屋」など金属関連の地名が伝えられるなど、
伊吹山は、
火力を上げるために強い風を送る古代製鉄に適した環境で、
伊夫岐神社は古代の製鉄技術集団の祖神とする説があるそうです。
さらに、
「いぶき」を古代の精銅・製鉄氏族伊福部(いふくべ)氏と関係づける説もあるそうです。
(白水社 「日本の神々」 より)
境内社は、
本殿の左側に、秋葉神社 (祭神:火産霊神)
本殿の右側に、権現神社 (祭神:大山祇神)
伊吹集落の東側の道をおりてくると、
集落のふもとの辺りで、
道の脇に、
石垣のうえに大きな石の鳥居が建っていました。
ここが、
昔ながらの参道の入口でしょうか。。。
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