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南会津の景勝地「塔のへつり」は、 百万年をかけて風化侵食されたそうです。 紅葉は、ちょうど見頃でした。 久し振りに、 渋滞に はまってしまうし、 バスを連ねて、大挙して人が訪れているし、 すっかり観光気分を満喫してきました。。。 |
長野・福島・山形・富山・その他
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越後三山只見国定公園に指定されている奥只見の山岳地帯は、 天然記念物のイヌワシ繁殖地。 奥只見ダムの主は、イヌワシと思っていたら、 この日、上空を旋回していたのは、でっかいトンビ(?)だった。 山のトンビは、ひと味違って、風格があったわ。。。 只見川は、 福島県の尾瀬沼を水源として、阿賀野川に合流して、日本海に注いでいます。 流域の殆どが山岳地帯、年間を通して水量が豊富で、 水力発電の条件が揃っている為、 明治時代から、ダム開発計画があったそうです。 長いトンネルを抜けて。。。 奥只見ダムの駐車場には、 土産物店が並んでいて、 スピーカーからは、音楽やみやげ物案内が、賑やかに流れて、 観光地気分が溢れています。。。 国道352号線は、 小出から枝折峠を越えて銀山平へ、 さらに、銀山平からは、尾瀬沼方面へ抜けています。 そのため、 奥只見ダムへは、奥只見シルバーラインが唯一の道路。 奥只見シルバーラインは、 総延長22kmのうち18kmがトンネルの、ダム建設工事のために作られた道路。 1954年の着工から3年後の1957年11月に完成するまで、 延180万人の人員を投入、 工事に伴う殉職者は44名にも及ぶ難工事だったそうです。 現在は、新潟県道50号小出奥只見線として、 年間15万台以上が利用する観光道路となっています。 駐車場からダム堤までは、モノレールに乗りました♪ 遊歩道よりも高いところを通るので、 ダムが、よく見えます。 奥只見ダムの型式は重力式コンクリートダムで堤高は157.0m。 重力式コンクリートダムとしては日本一の高さなんだそうです。 奥只見発電所は、 1971年、完成当初の認可出力は、 下流の田子倉発電所に次いで、一般水力発電所としては全国第2位の出力だったそうですが、 1999年〜2003年6月の増設工事により、 日本最大の一般水力発電所となっています。 発電した電力は、送電線を通じて、東京電力と東北電力に送られています。 ダム堤のちょうど真ん中が、福島県と新潟県の県境! 只見川流域のダムは、 電源開発(新潟?)と東北電力(東北?)とで管轄が分かれていて、 奥只見ダム・大鳥ダム・田子倉ダム・滝ダムは電源開発が所管し、 さらに下流域の、 本名ダム等残り全てのダム・発電所に関しては東北電力が所管しているそうです。 ダムによって出来た人造湖・奥只見湖(銀山湖)は、 総貯水容量 (601,000,000m³ は現時点で日本一と国内最大級の人造湖。ただし、 2007年に揖斐川の徳山ダム (660,000,000m³ が完成すると、第一位の座を明け渡すことになるそうです。 TVニュースによると、 今週の初め、徳山ダム湖に通水を開始したそうです。 一杯になるまでに約一ヶ月かかるので、 それまでの間は、第一位ということですね。。。。。 ダムサイトの船着場からは、遊覧船が運航していました。 春の新緑や、秋の紅葉には、船便も増発されて、 大勢の観光客で賑わうようです。 奥只見湖は、正式には銀山湖、 奥只見ダムによって作られた人造湖です。 2005年に、ダム湖百選に選ばれています。 ダム水没地は、 明暦年間に越後高田藩が銀山を開発して以降、 江戸時代にはかなりの賑わいを見せた集落でしたが、 その後の鉱山閉鎖により凋落していきました。 ダム建設に伴い、38世帯が湖底に沈んだそうです。 この地に魅せられた作家はたくさんいるそうです。。。 三島由紀夫の『沈める滝』は、 奥只見ダムをモティーフに、 ダム設計技師の青年と人妻の出会いから破局までの愛の軌跡を綴っているとか。。。 太公望として有名だった開高健は、 『夏の闇』執筆の最終段階の2ヶ月間を、湖畔の銀山平に滞在し、 以降、度々訪れては、釣りと景色を満喫していたそうです。 『銀山湖畔の水は水の味がし、木は木であり、雨は雨であった』 ・・・開高健 駐車場で出会ったインディくん、
野生の臭いに刺激されたのか、 サンダル履きの飼い主を、山の上へ引っ張って行こうとしていた。。。 |
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枝折峠を越えて、国道352号線を行くと、 奥只見湖のほとり、銀山平に下りてくる。 石抱橋で、北の又川を渡る。 石抱き橋の上流は、禁猟区。 橋の下流側の袂で、釣りをしている。 こちら側は、OK! 水が透き通っている。 川幅が広がって、 自然に奥只見湖になっている。 秋晴れのこの日、眩しいほどの陽射し。 数人の釣り人が、早い流れの中に入っていた。 冷たくないのかしら。。。 貸しボートを出して、釣りを楽しむ人もいたが、 紅葉シーズンを前にして、 銀山平の広い駐車場は、閑散としていた。 銀山平 ⇔ 奥只見湖 の遊覧船も出ている。 10月からの紅葉の時期には、きっと人出で賑わうのだろうが、 今は、まだ、乗る人も少ないようだった。 ただ、ただ、静かで広い湖。。。。。 かつて、銀山平は、 江戸幕府御用銀の鉱山として栄えた。 この付近には、民家が軒を連ね遊郭もあったが、 宝永3(1706)年の落盤事故で、 只見川の川底に穴を開けてしまい、閉山となった。 奥只見ダムの建設により、 その大半は 湖底に沈んでしまい、 銀山平の名前だけが名残を留めているようだった。。。 国道352号線は、只見川を遡って、 新潟県から、福島県へ入り、 南会津と呼ばれる、桧枝岐、南郷へ続いている。 途中、新潟県側には、銀山の坑道跡も残っているようだが。。。 この日は、
銀山平から、シルバーラインのトンネルに入り、 奥只見ダムを目指すことにした。 |
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小出から銀山平へ行くには、 シルバーラインいうダム建設用に作られた、ほとんどがトンネルのルートと、 国道352号線の曲がりくねった枝折峠越えのルートがあり、 大湯の少し手前で分岐しています。 栃尾又温泉で早めの昼食をとり、 国道352号線をさらに進むと、 道はカーブの連続で、 しかも、 「転落事故多し」 「路肩決壊、通行注意」 「転落死亡事故、多発地域」 の、看板が続きます。 本当に、 あちこちで路肩が崩れていて、 対面通行が出来ない箇所があります。 しかし、 右手には、素晴らしい眺望がひらけて、 ところどころに設置された展望スペースで、 景色に見とれてしまいます。 しばらく行くと、 パトカーが2台停まって、 警察官が何人も出ています。 こんなところで、違法駐車の取り締まり? まさかね。。。 脇を通り抜けると、 明らかに警察関係者ではない、 ウィンドブレーカーの上下を着て、 緊張しきった面持ちでガードレールに腰掛けている男性と、 目が合いました。 もしかしたら、 行方不明者を探しているのかしら? その後も、 2〜3台のパトカーとすれ違い、 これは、ただ事ではない! 枝折峠の駐車場で、 隣りに停まっていたバスの運転手さんに訪ねると、 身元不明の遺体が発見されたので、 周辺に放置された車がないか、捜索していた。 と、話してくれた。。。 翌朝の新聞の記事でも、 キノコ採りに山へ入った人が、 死後、かなりの時間を経た男性の遺体を発見したとのこと。 お気の毒なことに、 まだ、身元が判っていないらしい。。。 ところで、 枝折峠は、越後駒ケ岳の登山口。 少しだけ山道に入って、 見晴らしのいいところからは、 どちらを見ても、山が続く。。。 今となっては、 これが、どっちなのか、はっきりしなくなってしまった。 たぶん、 1枚目 小出方面 3枚目 駐車場が見えるので、北方向 5枚目 奥只見湖方面 6枚目 越後駒ケ岳、八海山方面 かな? かなり、怪しい。。。 |
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只見駅前に車を置いていたので、 踏切を渡って、戻ろうとした。。。 踏切からは、ホームがよく見えるので、ま、記念に一枚(笑) ちょうど、そのとき、踏切の警報が鳴り始めた! 列車が来る? どっちから? と、思うまもなく、猛然とダッシュ!!! 駅舎に飛び込むと、 そこには立看板「入場券のない方は入らないでください!」 って。。。 きっと、私みたいなのが多いんだぁ(笑) けど、列車到着間際で、 切符売り場には、もう、誰もいない! 列車は、小出方面からやって来た。 一日3本かな? やったぁ! なんせ、入場券がないので、一応、改札口の辺りからでしたが。。。 只見からの帰り道は、 西会津から高速にのる心算で、 奥会津をぬけ、 県道400号線を通りましたが、 この道は、地図で見るよりずっと細くてタフな道でした。。。 相当なカルチャーショック!
でも、懲りないのよね(笑) |
は現時点で日本一と国内最大級の人造湖。





