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新潟県十日町市松代
まつだい「農舞台」の南側の丘は、
上杉謙信の時代、
春日山城の支城であった松代(まつだい)城跡。
松代城跡公園には、
2000年、
第1回大地の芸術祭アートトリエンナーレの作品を中心に、
約24点が点在しています。
農舞台から丘の中腹に見えるのは、
中央の 赤とんぼの塔、
右下は 林立する黒い像、
左下、一対のちいさな三角形の小屋は遊具で楽器でもある作品。
それぞれ、
作品番号 D003 制作年 2000年 作家 田中信太郎
作品名 ○△□の塔と赤とんぼ
作品番号 D002 制作年 2000年 作家 クリスチャン・ラピ
作品名 砦61
作品番号 D185 制作年 2009年 作家 岩井亜希子 x 大場陽子
作品名 サウンド・パーク
作品番号 D184 制作年 2009年 作家 パスカル・マルティン・タイユー
作品名 リバース・シティ
色鉛筆のような丸太には
それぞれの国の名前が記されています。
丸太の先が鉛筆の芯のように尖っていて、
真下に立つと、ちょっとこわい。。。
作品番号 D005 制作年 2000年 作家 河口龍夫
作品名 関係 ―― 大地・北斗七星
腐食加工された鉄板には、
北斗七星の形に穴があり、そこに草が植えられています。
河口龍夫氏の作品は、
2000年 関係 ―― 大地・北斗七星
2003年 関係 ―― 黒板の教室
2003年 関係 ―― 農夫の仕事
作品番号 D006 制作年 2000年 作家 大岩オスカール
作品名 かかしプロジェクト
棚田の中に、赤い案山子(かかし)が点在しています。
それぞれの案山子は、
この棚田で働く地元の人がモデル。
作品番号 D009 制作年 2000年 作家 シモン・ビール
作品名 今を楽しめ
棚田の脇に建てられた四阿(あずまや)
並べられた6台の冷蔵庫の中には、
雪だるま。。。
上の画像の下段は、
2006年に撮ったもので、
当時は、ホンモノの雪で作った雪だるまでした。
真夏のトリエンナーレでは、
涼しそうで、頬ずりしたくなりましたが、
2009年からは、雪ではない雪だるまになっています。
作品番号 D010 制作年 2000年 作家 牛島達治
作品名 観測所
棚田の中に建てられた
ジャングルジムのような観測所。。。
パイプが上下に伸びていて、
お立ち台の両側にヘッドフォンがあり、
耳を近づけると、
一方は空の、もう一方は田圃の中の音が
はっきりと聞こえてきます。
田圃の中空に立つと、
足元の稲穂はワサワサとゆれて 稲の香りがしてきました。
作品番号 D070 制作年 2003年 作家 ペリフェリック
作品名 まつだいスモールタワー
松代城址公園の高台にある、
エキスパンドメタルでできた4階建てのタワー。
階段のステップが狭く、
足元が下までみえるので、意外とスリリング。。。
最後の画像は、
作品番号 D069 制作年 2003年 作家 ハーマン・マイヤー・ノイシュタット
作品名 WDスパイラル・パートⅢ マジック・シアター
それぞれ、素材の異なる3つの大きな筒が並び、
ひとつの筒は、ちょうど部屋のような広さで、
中を通り抜けられるようになっています。。。これは、彫刻だそうです。
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大地の芸術祭の里2013夏
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新潟県十日町市松代3743-1
大地の芸術祭アートトリエンナーレの
松代エリアの拠点は、
まつだい駅南側の
まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」。
その中にある、
カフェ・ルフレ
棚田を正面に眺めることのできる
店内は
天井も 床も 調度類も
明るい空色で統一されています。
作品番号 D055
制作年 2003年
作家 ジャン=リュック・ヴィルムート
作品名 カフェ・ルフレ
以前は、
おふくろの味を中心に、
メニューはあまり多くなかったのですが、
運用面が大きく変わっていました。
中央のカウンターに
料理がずらりと並び
品数も量も好みで選べる ビュッフェ・スタイル。
地元の食材を使ったメニューは
調理法も とても工夫されていて、
品数がかなり多く、
味付けも ほど良い感じ。
すこしずつ、
みんな食べてみたくなって。。。食べ過ぎ!(笑)
この日も、
2年後の準備に向けて、
外国からのアーティストが訪れていましたが、
この料理なら、大丈夫!
この画像 ↑ は、
2003年に撮影したものです。
カフェ・ルフレのルフレとは、反射という意味。
地元の人たちが自宅の窓から撮影した
四季折々の風景が、
天井の照明のカバーになっています。
そして、
テーブルの天板は鏡になっていて、
切りとられた松代の風景が
映り込みます。
先日、
訪れたとき、
カラーだった風景が、
デルフト焼のタイルのように、
藍色になっていました。
この作品は2003年につくられたので、
ちょうど、10年。。。たったのですね。
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新潟県十日町市松代3743-1
北越急行ほくほく線「まつだい駅」の南側
四方に伸びる階段で支えられ
2階部分がフロアの
ユニークな高床式の建物は、
「大地の芸術祭」の松代エリアの拠点。
作品番号 D053
制作年 2003年
設計 MVRDV
作品名 まつだい雪国農耕文化センター「農舞台」
オランダの建築家グループによる設計で、
第2回大地の芸術祭アートトリエンナーレの作品として、
2003年に建てられました。
館内には、
作品が展示され、
ギャラリー、ミュージアム・ショップ、レストラン、
さらに、
床下にあたる地上部分は、
雨があたらない、半屋外のスペースとして、
イベントやステージが行われます。
また、
まつだい駅の周辺や、歩いて回れる範囲には、
継続作品が約50点ほど、集中しています。
作品番号 D001
制作年 2000年
作家 イリヤ&エミリア・カバコフ
作品名 棚田
農舞台の展望スペースに立つと、
手前には、
春遅いこの地方の、
雪解けを待ってはじまる
棚田の米作りのプロセスを語るテキストが
ワイヤーで吊るされていて、
奥には、
昔ながらの農作業の光景が
棚田に点在しています。
2000年に作られ、
大地の芸術祭アートトリエンナーレを
代表するの作品です。
作品番号 D056
制作年 2003年
作家 牛島達治
作品名 くむ・めぐる・いとなむ
ミュージアム・ショップとして、
地元の特産品がお洒落にパッケージされていたり、
大地の芸術祭に参加した作家たちが
デザインしたグッズなどがたくさんあって、
見るのも楽しいショップです。
作品番号 D057
制作年 2003年
作家 ファブリス・イベール
作品名 火の周り、砂漠の中
通路の窪みにあって、
暗い壁にちいさな明かりが夜空の星のように灯っています。
壁の周りがベンチになっていて、なんだか落着くスペース。。。
作品番号 D058
制作年 2003年
作家 河口龍夫
作品名 関係 ― 黒板の教室
教室の、
壁も、戸棚も、机も、椅子も、地球儀も、
緑色の黒板でできている教室。
チョークが置いてあって、落書きもできます!
作品番号 D218
制作年 2012年
作家 河口龍夫
作品名 引き出しアート
「黒板の教室」の作家が、
ひとつひとつの引き出しに
ちいさな作品を仕込んでくれました。
引き出しを開けるたび、
何が出てくるんだろう?って。
ついつい、全部、見たくなります!
机は15台なので、引き出しの数は。。。
作品番号 D058
制作年 2003年
作家 河口龍夫
作品名 関係 ― 農夫の仕事
大地の芸術祭の里2003夏 の企画展
期間 2013年10月20日まで
作品名 せっぷくぴすとるず「野良着で逆襲!」展
農機具を使った作品「関係 ― 農夫の仕事」と
コラボさせて
野良着のコーディネートが並んでいます。
期間中、切腹ぴすとるずによるトークや演奏も行われるそうです。
農舞台の庭には、たくさんの作品があります。
一部ですが。。。
作品番号 D116
制作年 2004年
作家 牛嶋均
作品名 転がるジャングル
キャスター付きのジャングルジム、
このときも、ちいさな子供が2人で、好きなところへ運んでいきました。
作品番号 D115
制作年 2004年
作家 ゼロゼロエスエス
作品名 スキマをすすむ
文字どおり、
波型の隙間を腹ばいで進む遊具です。
見るからに狭い個所があるので、とても試す気にはなれません。
作品番号 D059
制作年 2003年
作家 藤本修三
作品名 空と地の間にて
脚が2本のデッキチェア。
喫煙スペースに置かれていましたが、
以前は、屋上で座ったことがあるような。。。
作品番号 D125
制作年 2006年
作家 オノレ・ドゥオー
作品名 地震計
地震計といっても、
どこから見ても、巨大な釣竿!
大き過ぎて、なんだか嬉しくなります。
最後の画像は、
作品番号 D155
制作年 2009年
作家 大西治・大西雅子
作品名 ゲロンパ大合唱
一見カエルのような堆肥製造マシン。
もっとたくさんあって、
あちこちの田圃の脇で、刈り取った草などをパクパク。。。
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新潟県十日町市上野
十日町市の主要道路は、
信濃川の
東側に沿った善光寺街道(国道117号線)ですが、
対岸の
旧・川西町をぬける県道49号線は、
街並みに旧街道の面影を残しています。
上野交差点の、
北東の一画を占める大きな屋敷は、
江戸時代、
造り酒屋から大地主へと発展した
星名家の住宅
通りに面した主屋は
桁行17間(31.7m)、
雁木には格子がはまり、
その奥は、太い柱を使っていて
豪雪に耐える建物らしい力強さがあります。
主屋の後ろには
庭を囲んで、6棟の土蔵が並んでいます。
主屋は
天保6年に焼失し、
天保13(1842)年に再建されたもので、
6棟の土蔵とともに、
国の重要文化財に指定されています。
2004年10月23日の中越地震で
甚大な被害を受け、
2009年に訪れたときも、
ブルーシートがかけられていましたが、
きれいに修復されていました。
2009年の記事は、こちら ↓
この住宅は、
非公開なので、
内部は見ることができないのですけど。。。
上野交差点の
国道252号線のグリーンベルトに
放し飼い(?)になっているのは。。。
作品番号 K033
制作年 2006年
作家 内田 繁
作品名 境界の神話
この作品を挟んで
反対側の雑木林の中に、
宅の雪穴(ゆきあな)
と呼ばれる、
一辺が数メートル、深さ3m程の
石積みされた大きな穴は、
雪を貯めておいて、
夏の間、食料などを冷蔵した、冷蔵庫!
国登録有形文化財に指定されています。
中越地震で、
石積みの上部が崩れ、
補修後、金網で保護されています。
以前は、
立ち入り禁止ではなかったので、
下まで降りたこともあるのですけど。。。
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新潟県 十日町市 鉢
鉢(はち)集落にあった
真田小学校は、
2005年に廃校になりました。
2009年、
第4回大地の芸術祭アートトリエンナーレにおいて、
その校舎が、
鉢集落の人々と多くのボランティアの協力によって、
「鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館」
として生まれ変わり、
最後の在校生だったユウキ、ユカ、ケンタを主人公に
絵本作家・田島征三の
空間絵本の世界が広がっています。
作品番号 T173
制作年 2009
作家 田島征三
作品名 鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館
入口で靴を脱いで
体育館に入った途端、
カラフルなオブジェたちが
元気いっぱいで 出迎えてくれて、一気にテンションがあがります
廊下にも
階段にも
子供たちの足音が響いているような気がします
大きな和紙で仕切られた教室
床には、さまざまな教材が置かれていて
今にも子供たちがかけよってきそう。。。
元気に
大きく腕をあげる主人公たち
田島征三氏の
この空間絵本のタイトルは、
「学校はカラッポにならない」
今も
エネルギーにあふれています
ところで。。。
1階の一番奥に、
不思議な部屋がありました。
その部屋は、
ブースに分かれていて、
「涙本舗 こくはくや」、「くじや」と。。。
「バー きみや」
この入口は、
ヘビに呑み込まれるような感じ。
真っ暗なトンネルの奥に、怪しげなバー・カウンターがありました。
バーテンダーは、
飲み物を注文するには、
「こえや」でしか手に入れられない、
特別なチケットが必要だと云います。
仕方なく。。。「こえや」
店主は、
チケットをもらうには、
なにか歌わなくてはならないと云います。
チケットの枚数は出来次第ですが、
バーで飲み物にありつくには、5枚必要。
店主に
どんな曲が好きかとたずねると、
「エミちゃん」と。。。そんな曲は知らない!
なので、
♪ モスラ〜やっ、モスラ〜 ♪
と、
思いっきり大きな声で歌ってあげました。
店主は、
キョトンとしています。。。あれえ、すべった?
仕方がないので、
ザピーナツの名前は、ユミちゃんと、「エミちゃん」でしょ!
と、説明しても、
ザピーナツを知らないのか、
モスラを知らないのか、
納得できていないみたいでしたが、
声の大きさが評価されて、チケットは7枚!
ここが、
バー きみや
あやしげでしょう。。。(笑)
暗闇の中で、
あやしいジュースを飲みながら、
話し込んでいるうち、
バーテンダーは
将来の進路について、ちょっと迷っていると。。。じっくり聞いてあげました!
願い事を念じながら、
木の実を結ぶと、
願い事が、叶うかもしれないし、叶わないかもしれない
という、
ご利益が、あるかもしれないし、ないかもしれない。。。オブジェ。
「くじや」のクジは、「あたり」でした!
絵本と木の実の美術館は、
とっても楽しくて、大当たり!!!
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