坂戸一義、コカコラなる飲料についてかく語りき

将来構想としては、20世紀のものだけを分離して新ブログ立ち上げ

坂戸ラボラトリー

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全15ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

工場の設備更新が大体春の始まりと同時に完了することが多く、この時期になると今まで見なかったあの工場のこの製品というパターンが多い。今回はそうしたものを取り上げてみよう。


○北海道コカ・コーラ札幌工場製のアクエリアスや茶製品の大型PET…

これは先日完成した「アセプティックマルチライン」完成の賜である。これに合わせ、1.25リットルのスマートボトル7種(爽健美茶、綾鷹、からだ巡茶、アクエリアス、アクエリアスビタミンガード、紅茶花伝ロイヤルストレートティー、紅茶花伝マイルドミルクティー)も発売された。北海道は長年2リットルの長角ボトル製品が自社製造できず、アクエリアスなどは他社から購入していたのである。

○CCEJP埼玉工場製の爽健美茶や綾鷹等茶製品の大型PET

近年では茶流彩彩アクアマリン烏龍茶などを細々と生産してきた埼玉工場のPET充填ラインが、アセプティックラインに全面刷新された模様。3月下旬当りから綾鷹、4月に入ってから爽健美茶が出回り始めた。これに伴い、元から売ってる店が少なかったアクアマリン烏龍茶はひっそりと終売?煌より美味しくて好きだったのに。

○コカ・コーラウエスト京都工場製のボトル缶コーヒー

コクの超微糖なんかが出回り始めたようだ。ボトル缶コーヒーの製造は、昨秋からCCEJP海老名工場や南九州コカ・コーラえびの工場(まぎらわしい)で開始されている。西日本では当該製品の製造は日本果実工業や九星飲料工業等のパッカー任せだったため、これからは安定供給出来る体制が整った。ところで、京都工場のどこに設備を置いたのか。20年稼働で老朽化が目立ち始めた第2ラインを改造したのか、はたまた20年以上空きになっている第3ラインの敷地に設置したのか。

○コカ・コーラウエスト本郷工場製の炭酸350ml缶製品

これは新規ではなく復活に該当する。近年ではリアルゴールドの製造のみで350ml缶製品は製造していなかった。情報によると、コカ・コーラ、コカ・コーラZERO、ファンタオレンジ、ファンタグレープは「WHO」のものが確認されているらしい。原油価格高騰による輸送費の増大で、地産地消の方向に向かった結果の措置と思われる。どうせならかつて本郷でしか製造してなかったリフトオレンジとかも作れば良いのに。


その一方で、CCEJP海老名工場製のSOT缶のジョージアコーヒー等消えていったものもある。ボトル缶製品も、現状はみちのくコカ・コーラ花巻工場製造品以外はパッカー委託へと移行している。他の人には目にも止まらない細かい情報を、自分はこれからも観察していく次第だ。
今でこそ、缶コーヒー製造時における低温充填・品質保持のための窒素充填は当たり前の製法である。この製法を編み出し、初めて世に出したのは東京コカ・コーラボトリング多摩工場(当時)。1988年のことであった。

多摩工場では1982年からジョージアコーヒーの生産を開始。缶コーヒーというミルクを使う製品の特性上、殺菌工程は重要なファクターであった。缶コーヒー製造にはレトルト殺菌という工程があるが、ここで長い時間をかけると風味という製品にとって大切な物をロスしてしまう。よって、充填の時点でより多くの菌を死滅させるための高温での充填が必要であった。しかし、この高温充填だと充填機にコーヒーの焦げカスが定期的に溜まるという欠点があり、その際は充填作業をストップ、人の手で焦げカスを取り除く必要があった。熱湯で洗い流す際にしぶきがかかったり、一旦ラインを止めなければならないといった煩わしさがあった。

そして登場したのが、焦げカスが出ない程度の温度で充填しながら、なおかつ缶中に真空状態を作り出すという「65℃充填」であった。低温充填したコーヒーにシーマーで蓋をする際に、高熱の窒素を同時に注入することで殺菌しながら真空状態を作る。万が一、嫌気性の菌(ボツリヌス菌)がいたとしてもそれはレトルト工程で死滅させる事が可能。何よりも、手間と時間がかかる充填機の清掃作業がなくなり作業の能率が大幅にアップした。

当時の多摩工場の技師曰く「特許を取るなんて発想がなかった」とのことだが、この新技術は他ボトラー(仙台コカ社史の年表にははっきりと記載)をはじめ缶コーヒー製造業者に次々に広まった。イノベーションは会議室で起こるのではなく、現場で起きることを教えてくれる好例である。

驚愕のイレギュラー

横浜市内のスーパーにテイスティ、サントス、でら!珈琲があったので「お?」と思い手にとった。サントスはHSA、でら!珈琲はCTMと順当だったのだが、WTOあたりかなと手に取ったテイスティの缶底に印字されていたものは……

イメージ 1


え?CTM?????

なんと、元々販売エリアじゃなく普段はテイスティを製造することのない東海工場製のテイスティである。すごい違和感。

そういえば、埼玉県内ででら!珈琲の販売が確認されたり、山形発送の楽天ショップがザ・ブレンドを扱っていたりとイレギュラーなことが起こっている。広域にわたって地方限定商品のテスト販売でもしているのだろうか?謎は深まるばかりだが、コカ・コーラセントラルのエリアでテイスティが買えるようになるのなら歓迎したい。元々関東はスタンダードなブレンドコーヒーの選択肢が少なく、甘味料入りの製品を避けるとしたら必然的にエメラルドマウンテンかヴィンテージしか選択肢がないからだ。とりあえず、しばらく動向を観察しよう。

※10月25日追記 ドン・キホーテなど都内量販店でも同様に販売されている模様。

イメージ 1

イメージ 2

手持ちの壜やオークションなどに出品されている王冠を見ると、同じファンタグレープでも着色料が「カラメル、ぶどう果皮色素」と「カラメル」のみの物があることに気付いた。そして実際比べてみると確かに色も違う。前者は現在売られているファンタグレープと同じでまさに「ぶどうジュースの色」。後者は簡単に言うと「コーラの色」。

利根コカ・コーラ20年史にあった気になる記述「(前略)ファンタグレープ(ブラウン)の製造を同じく千葉工場で開始し、出荷した。ところが、この製品では本来のファンタグレープの色が十分に出なかったことから、ファンタゴールデングレープの登場となったものである。」で言われているファンタグレープ(ブラウン)がカラメル単独使用のファンタグレープなのだろうか。

カラメル単独使用のファンタグレープの王冠を見ると共通しているのはどこもパストライザー設備のない工場、例えばみちのくの岩手工場、仙台の郡山工場(写真の王冠)、三国の新潟工場、四国の小松工場なんかの王冠は確認できている。ちょっと現物は奥にしまってしまい取り出せないのだが、ぶどう果皮色素使用の製品で王冠のフォントがすべて紫色のものもある。こんな感じで、この時代のファンタグレープについての謎をこれからも探求していきたい。

あ、よく見ると仙台の王冠はL-アスコルビン酸(ビタミンC)も入ってるな…。もうなんじゃそりゃそりゃわけわからん!(著作権保持者 げんしじん)。

イレギュラー

関東の工場が計画停電等の影響で3月中旬〜末まで稼働できなかった問題があり、巷には東海・西日本から普段見ない工場製造の製品がやってきている。2009年春ごろまでは地方製造の製品が来るのが当たり前だったので懐かしい気分。確認できた製品は以下の通り。静岡工場CSIは通常記念ラベル以外製造しないコカ・コーラ及びコカ・コーラZEROのレギュラー350ml缶を製造。それでも足りないようで、東京の自販機は売り切れランプが目立つ。

コカ・コーラ350ml缶…CSI、CTM
コカ・コーラZERO350ml缶…CSI、CTM
コカ・コーラ500mlPET…CTK
コカ・コーラZERO500mlPET…WAK
コカ・コーラ1500mlPET…CTK
コカ・コーラZERO1500mlPET…WHO
ファンタオレンジ1500mlPET…WKY
ファンタグレープ1500mlPET…WKY
アクエリアス2000mlPET…CTK
綾鷹2000mlPET…WAK

全15ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.
Colaの一義
Colaの一義
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
友だち(18)
  • 4cchan
  • みすこむ+
  • おりじん
  • さっくん
  • レイトンハウスゞ
  • ゴーストスープ
友だち一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
ふるさと納税サイト『さとふる』
お米、お肉などの好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事