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朝の挨拶の時間を過ぎても、顔を見せないシンとチェギョン。
皇太后「皇太子も妃宮もどうしたのだ!!」
皇后「申し訳ございません」
皇太后「そなたが謝ることではない」
ヘミョン姫「おかしいわ。何かがあると必ず連絡が入るはずなのに・・・」
皇太后「それもそうですね。様子を見に行ってみましょう」
三人はパク尚宮を従え、東宮へ向かいました。
東宮入り口には、コン内官、チェ尚宮、女官のお姉さん達が俯いたまま立っていました。
皇太后、皇后、ヘミョン姫の姿を見た4人は、慌てて涙を拭うと一礼しました。
普段とは明らかに様子の違う4人の姿を見た、皇太后、皇后、ヘミョン姫の3人は、「おかしい」とい痛げな顔で、首を傾げました。
ヘミョン姫「あそこのソファに座ってるのは、シンとチェギョンじゃないかしら?様子を見に行ってみましょう」
3人は音も立てずに、シンの部屋に入りました。
そして一歩一歩を慎重に足を踏み出し、ゆっくりゆっくり進んでいきます。
二人のそばまで来て、3人は驚きました。
ソファにすわり、お互いがお互いに寄り添うように眠り、そして二人の頬には、涙の零れ落ちた後が沢山・・・。
皇太后は心の中で呟きます「そうか、だから来られなかったのか」
皇后も心の中で呟きます「二人に申し訳がない。この姿を見て、みんな心を痛めていたのだな」
ヘミョン姫も心の中で呟きます「シンやチェギョンだけでなく、ここにいる人皆が辛い思いをしてたのね」
3人はその場にとどまることが耐えられず、部屋から出てきました。
シンとチェギョンのあのような姿を見て、3人とも胸が締め付けられたからです。
東宮に使える人全てが、二人を連れてこられなかった理由も、連絡ができなかったことも、
良く分かりました。
皇太后はコン内官とチェ尚宮に指示を出しました。
皇太后「二人の気持ちは痛いほど分かります。私も二人のあのような姿を見るのはとっても苦しい。
胸が締め付けられます。挨拶は1時間後にしましょう。今から30分経ったら、二人を起こしてください」
コン内官&チェ尚宮「かしこまりました」
皆は3人に一礼しました。
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